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一ノ瀬 拓真
友人1
友人2
友人3
一ノ瀬拓真は中の良い友人達と
カラオケボックスで盛り上がっていた
拓真達は大学三年生の春休みを楽しみ
青春を謳歌していた
もうすぐ大学四年生に進級するにあたって
多くの者が今後を考える中で
彼らはまだ将来を考えてなかった
一ノ瀬 拓真
友人達
春の大学にて
四年生になった拓真は
卒業に必要な授業を受け終わった後
新入生が新しい生活に
心を躍らせたり
緊張したりしているのを
横目で見ながら
大学の廊下を歩いていた
一ノ瀬 拓真
独り言をつぶやいていると
1つの看板が目に入った
それは大学内でのイベントを宣伝する看板で
そこにはこう書かれてあった
「3年の春からスタート!就活の基礎」
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
そういえば、先ほどの講義でも
前後に就活があるからか
スーツを着ている人がちらほら居たのを思い出した
一ノ瀬 拓真
拓真はそうつぶやきながらも
真剣に考えては居なかった
母親
一ノ瀬 拓真
夕食を囲む時間に
母親は拓真に話しかけた
母親
母親
一ノ瀬 拓真
母親
母親
母親
母親
父親
父親
母親
父親
いつも通りの会話
心配性な母親と呑気な父親
拓真はこのやりとりも見飽きていた
父親は拓真の方をみて優しく言った
父親
母親
友人2
友人3
友人1
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
友人3
友人1
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
友人達
拓真と友人達は繁華街のクラブに来ていた
そこで愚痴をこぼしながら
酒を飲んで
踊ったり、音楽にリズムに乗ったりしていた
友人1
友人のひとりが歩いて行く
残った拓真達三人は談笑を続けていると
ガシャーン
パリーン
拓真達三人は振り返ると
飲み物を取りに行った友人が
別のクラブの客とぶつかってしまっていた
客
友人1
客
客
友人1
客
一ノ瀬 拓真
見かねた拓真は困っている友人に話しかけた
友人1
客
客
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
客
客は拓真の態度が気に入らなかったのか
拓真の頬を殴り始めた
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
拓真は殴り返してしまった
たちまち二人は喧嘩になり
周囲の人は喧嘩騒ぎに
野次を飛ばしたり
警察に通報したりと反応は様々だった
警察官
警察官
警察官
母親
警察官
警察官は去って行った
一ノ瀬 拓真
母親
母親が家に入っていき、拓真は無言でついて行った
母親
母親
母親
母親
母親
一ノ瀬 拓真
一ノ瀬 拓真
母親
一ノ瀬 拓真
父親
父親
父親
父親
父親
父親
母親
一ノ瀬 拓真
父親
突如、拓真の父親は咳をした
口を押さえた手には赤黒い物がついていた
一ノ瀬 拓真
母親
更に咳き込む拓真の父親に
母親は救急車を呼んだ
一ノ瀬 拓真
母親
一ノ瀬 拓真
母親
一ノ瀬 拓真
父親が癌だと聞いて
拓真は病院の廊下で言葉を失っていた
母親の言葉への戸惑いよりも
自分が家族に対する変化に気づけなかったことが
悔しかったようだ
父親は処置をして、一命を取り留めた
経過観察のため入院することになった父親の病室に
拓真は訪れた
一ノ瀬 拓真
父親
一ノ瀬 拓真
父親は目を開けない
しかし、確かに声を発した
父親
父親
一ノ瀬 拓真
父親の言葉はそこまでだったが
拓真の心を動かすには
十分だった
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