テラーノベル
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⚠ATTENTION⚠
・実験施設、人外、能力者パロ ・ソナチ、アメナチ…かも ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
赤ランク区画を出てからも、ナチスの思考は止まらなかった。
――庇った。
あの黒ランクが。 しかも、無言で。
意味が分からない。
理解不能な行動は、管理対象として放置できない。
ナチスは足を止めず、そのまま黒ランク区画へ向かった。
重い扉の前で、認証音が鳴る。 ロック解除された。
中は薄暗い。 冷たい空気が肌を刺す。
奥の壁にもたれかかる影。
ソ連。
赤い視線が、ゆっくりと向けられる。
ソ連
低い声。 ナチスはまっすぐ見返す。
ナチ
ソ連
それだけ。 感情を削ぎ落とした声。
ナチスはわずかに目を細める。
今までの行動からして、素直に理由を言うとは思っていない。
ならば……
ナチ
空気が止まった。 ソ連の視線が、ゆっくりと上がる。
次の瞬間、鋭く睨みつけられた。
ソ連
声が低い。 圧がかかる。
だがナチスは逸らさない。
ナチ
淡々と続ける。
ナチ
沈黙
ソ連の舌打ちが、小さく響く。
ソ連
その一言に、わずかな苛立ち。 ナチスは何も言わない。
数秒の睨み合いの後、ソ連は壁から背を離した。
ソ連
低い声が響く。
ソ連
ナチ
ソ連
ソ連は首元を軽く叩く。
ソ連
自由ではない。
使われているだけ。
ナチ
ソ連
ソ連
ナチスの指が、わずかに強張る。
『兵器』
ソ連は目を細める。
ソ連
ナチ
ソ連
冷たい声。
ソ連
ナチスは一瞬だけ沈黙し、踵を返す。
扉が閉まった。
廊下へ出ると――
アメリカ
壁にもたれていた影。
アメリカだった。
なぜか、待ち構えていた。
ナチスは眉を寄せる。
ナチ
アメリカ
ナチ
ナチスは端末を確認しながら歩き出す。 だが思考は、先ほどの会話に残ったまま。
兵器。 監視。 実地任務。
そして、あの睨み。
ナチ
アメリカ
アメリカは隣に並ぶ。
ナチ
ナチスは視線を前に向けたまま言う。
ナチ
その瞬間。 アメリカの表情が、ほんの一瞬だけ曇った。
アメリカ
ナチ
アメリカ
軽く答えるが、目は笑っていない。
やがてアメリカは肩をすくめる。
アメリカ
ナチ
アメリカ
アメリカ
暴発率。
その単語が、静かに落ちる。
アメリカ
アメリカは笑う。 それは、乾いた笑いだった。
アメリカ
ナチスは足を止めた。
ナチ
それだけ。 だが、胸の奥がわずかに軋む。
アメリカが横目で見る。
アメリカ
ナチ
機械的な返答。 アメリカは小さく鼻で笑う。
アメリカ
そう言って、先に歩き出す。
廊下の監視ランプが淡く光る。
黒ランク。
自由に見える拘束。
特権に見える監視。
ナチスは静かに呟いた。
ナチ
その言葉は、廊下に吸い込まれる。
…そして監視カメラだけが、静かに回り続けていた。
対象:▒▒▒▒ 区分:特別管理個体
本日、▒▒▒▒▒▒との接触を確認。 外見上の異常なし。
▒▒▒▒における判断精度、安定。 自己認識は依然として「▒▒▒▒」。 矛盾への自覚なし。
▒▒▒▒▒は正常に維持されている。 ▒▒▒▒▒の微細な揺らぎを観測。 ただし許容範囲内。
現段階において再調整の必要はない。
引き続き、観察を継続する。
To be continued
コメント
4件
黒ランクの使い道は意味深ですね…上の人達に都合よく使われているのですか…