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うわぁぁぁぁぁぁぁぁん最高すぎるよぉぉぉぉぉぉ😭
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
部活が終わり
jpとrnと一緒に帰るため
部活がある日は毎日教室に戻る
jpたちが集まるまで席に座り
rn
rn
et
オレンジ色の夕焼けの光に照らされながら立ち上がり
鞄を持つ
et
jp
jpがなぜだかキョロキョロしている
そのくせ、目が合えばすぐに逸らすし
et
と言っても
jp
jp
の一点張りで
rn
rnがjpのところへ駆け寄り
私を見て何かを話す
rn
jp
jpが無言で俯く
et
一歩足を踏み出したら
yan
あの人気者のyanさんが
息を切らしながらドアを開け
衝撃の一言を告げる
yan
et
私の名前を呼んでいる
あの人気者のyanさんが?
なんでこんな私なんかを?
yanさんと思わず目が合うと
yanさんの目が一瞬大きく開く
戸惑っていると
肩を掴まれ、重みを感じる
jp
jpが歯を出して笑う
yan
rn
et
肩の重みが無くなると同時に
温かみも消える
jp
jpと思わず目が合うと、
やっぱりすぐに目を逸らされる
そして私に手を軽く振って帰る
その後ろをrnがついていく
et
どこか寂しそうな笑顔で
jpの目の奥は青く、透明だった
yan
そう問いかけられる
et
et
yan
気のせいなのか
息を呑む音が聞こえる
et
yan
yan
yan
視線と視線が絡み合う
et
いいですよ
と、言おうとしたら
頭にrnの顔が浮かぶ
et
yan
et
頭はrnで埋め尽くされている…が
きっと、ほんの一部だけ私の欲があって
et
つい、そう答えてしまった
yan
ニコッと優しく微笑んでくれる
et
私の記憶が、
rnから私に告白してくれたあの人の笑顔にすり替わる
et
あの人は
もう、会えないんだから
yanさんに連れられ
体育館に入る
yan
yanさんがボールを持ってきて
誰もいないことを確認してから
yan
et
そっと頷く
yan
et
yan
yan
yan
et
et
yan
jp…が?なんで?
yan
yan
et
yanさんの目が
私の目を捉えて
貫いて
逃さなくて
目の奥には
さっきのjpとは正反対の
赤く、情熱の炎で燃えて輝いている
yan
yan
一歩、私に近づく
yan
et
心に突き刺さる
yan
et
yanさんの目から
そっと逸らす
yan
et
自分の指先をいじり
無理やり指先に集中する
でも、やっぱり
意識はyanさんの方で
yan
そっと目線だけ上に向ける
ゴツゴツした喉仏
力強い手
et
こんな風に思ったのって
yan
あの人と…
yan
et
ビクッとして
一瞬肩が震える
でも、どこか
納得してしまう自分がいて
et
yan
yan
yanさんがしゃがみ
また視線と視線が絡み合う
目の奥は、深い深い赤色に染まっている
yan
et
yan
yan
et
yanさんが、息を吸う
yan
yan
すっと立ち上がる
yan
yan
ニコッと優しく、力強く微笑む
et
完全に一致した
私のあの記憶と
ずっと忘れられなかった あの人の笑顔と
et
yanさんが走っていく
et
ねぇ
どうしよう
好きって、何なの
何だったっけ
「好きって…どういう気持ちになるの?」
「……」
et
ねぇjp
教えてよ
好きって…何だったの
「ドキドキ、したり」
jp
…それって…yanさんに対する気持ちじゃ…
et
et
jp
全てのパズルのピースが繋がる
私、昔のyanさんの笑顔覚えてたのって…
もしかして…
「…実はrn、yanくんのことが好きなんです」
rn
rn
et
あぁ…そうだ
そういえば、乗ってしまったんだ
et
一緒に、頑張ろうって
今さら、好きになってももう…
「etさんさ…」
jp
et
jp
jp
そうだけど
そうなんだけど
jp
rnだよ…?
いつも仲良くしてる、rnのことを優先しなきゃさぁ…
jp
jp
jp
私の心を見通したように
そっとそう伝えられる
et
et
et
et
私の不安を
全部、全部
jpに吐き出す
jp
少し、間が空いたと思ったら
jp
et
そっか、そうなんだね
yanさんのこと、好きになっても、いいんだね
安心に身体を包みこまれる
気づかせてくれてありがとう
jp
rnも、rnも…
rn
私のことを、好きな人より大事に思ってくれてありがとう
2人とも、ずっとずっと大好きだよ
ガシャンッ
大きな音で我に返る
そのとき、目の前でみたのは
綺麗にシュートを決めたyanさんだった
et
yanさんが私の元へ駆け寄る
yan
yan
yan
そんなの、答えはもう決まってる
et
本当は、気づいてたの
et
でも、rnのためって、自分の気持ちに目を逸らしてた
et
でも、やっぱり… jpが言ってくれた通りにしたい
yan
ぎゅっと力強く抱きしめられる
et
yan
yan
yan
et
私もそっと背中に手を回す
et
et
照れくさくなって、 誤魔化しのつもりで笑う
yan
そっとまた力が強まる
yan
et
身体が自然と熱くなる
yan
yan
et
jpのおかげで、好きだということに気づいた
jpにはお礼言っとかないとな
et
yanくんに伝わるように
ゆっくりと、噛みしめるように伝えた
ーバスケ部ー
ー完ー
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる
りりる