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翌朝、いつものように1番初めに日本が目覚めて、いつものように朝の準備をしようと思って、朝起きる体を起こすと……

🇯🇵

……んん、あれ?

🇯🇵

フランスさんが……いない?!

いつもの日常とは程遠い遠い、1人の驚いた声が部屋中に響き渡り、いつもなら遅く起きているであろうアメリカでさえもその声で起きた。

🇺🇸

んん……どうしたんだ?一体……

🇬🇧

この気配の感じからして……

🇬🇧

フランスがいないようですね

🇯🇵

どこへ行ったんでしょうか……

🇬🇧

……スンスン……多分家の外からでしょうか……

🇬🇧

嗅いだことの無い血の匂いが……

🇺🇸

いや、嗅覚どうなってんだよ……犬より優れてんじゃねぇかw

🇬🇧

その気配の元へ行ってくれますか?二人とも(無視)

🇯🇵

そうですね……アメリカは裏側にある森へ

🇯🇵

私は街の入口まで探しに行きます。

🇺🇸

わかったよ。

イギリスが言っていたフランスがいるであろう場所に二人は向かい、フランスを探しに日もまだ明けていない時間に探索した

🇺🇸

ふぁあ……こんな朝っぱらから探索とかめんどくせぇ……

🇺🇸

フランス〜、何処なんだぁ?

🇺🇸

ったく……ほんとどこ行ったんだ?

しばらく呼びかけを続けていると、妙な気配を気配を感じた。身に覚えのある気配なのに、変な「何か」が混ざっているような……そんなものを感じた。

その気配の元へ行くと、森の中とは思えない開けた場所があり、その場所にある大樹へ向かいながらその大樹の根元で寝込んでいる人間に声をかけた。

🇺🇸

ん?……そこに誰かいるのか?

🇫🇷

んん……え?

🇫🇷

もしかして……アメリカ?

🇫🇷

どうして……ここが……?

🇺🇸

まあそんな事はさておき……お前……

🇺🇸

なんで生きてんだ?

🇫🇷

……え?

🇫🇷

これ……普通なんじゃない?

今ある状況が「普通」と言っていたフランスに対してアメリカは……「は?」と言っているような顔をしていて、しばらく動けないでいた。

🇫🇷

え?……どうした?

🇺🇸

はぁ……ちょっと待ってろ

そう言って、持っていたスマホで日本とイギリスらしき二人にそれぞれ電話をして「フランス見つけたぞ」とか報告をした。イギリスらしき人には色々質問を受け、参ったような顔をしてそのまま適当に言って電話を切った

🇫🇷

もしかして……日本とあいつに電話した?

🇺🇸

あいつって?あーね…そうだ

🇫🇷

わざわざ言う必要ないんじゃ……

🇺🇸

とりあえず行くぞ。

当然のごとく、手を取って暮らしているあの家へ向かおうとすると、フランスが中々立ってくれなかった。そんなフランスの顔を見ると、不思議そうな怪しんでいるような顔をしていた

🇫🇷

帰るって……どこに?

🇺🇸

……まじか

🇺🇸

とりあえず行く……ぞ!

🇫🇷

うわっ!……強く引っ張らないで。

🇺🇸

(なんか……こいつおかしいぞ?)

🇺🇸

(日の元でも平然としているし……どうなってんだ……)

混乱していながらも、言われるがまま連れてかれてく……どこか記憶の端でここに見覚えがあったようなという映像がよぎったが、いつの間にか消えて再び現実の風景を見た

そして、連れてがれるがままイギリスと日本がいるであろう部屋にいき、2人にフランスの現状を目で見せた。

🇯🇵

あれ?フランスさん……

🇯🇵

なんか……雰囲気変わりました?

🇫🇷

え?……そうかな?

🇬🇧

そうですよ。いつものような軽率的で大人のような子供になっていらっしゃいますよ……?

🇫🇷

え、僕ってそんなんなの?

🇫🇷

そっちこそおかしいよ。

🇫🇷

特にイギリス

🇫🇷

君なんか瞳がおかしい……よね?

🇬🇧

瞳?……あぁ、ちょっとした事情でこうなってるんですが

🇫🇷

……もしかしてさ、僕含め3人以外別の「何か」だったりする?

🇺🇸

なんでそんな事を?

🇫🇷

だって……イギリスの瞳……

🇫🇷

絶対そんなに紅血の色じゃないし……瞳も縦長だし……

🇯🇵

本当に……覚えてないんですか?

🇫🇷

え?……覚えてるって……何を?

そこにいたフランスは、記憶喪失のようでそこにいた3人は混乱していた。そして、そんな混乱の空気を打ち破るかのように、1人が質問をする

🇬🇧

もしかして……あなた、人間じゃないですか?

🇫🇷

そ、そうだよ……僕は人間だ

🇯🇵

?!

🇺🇸

こんな事ってありなのか……?

🇫🇷

え?……どういう事?

🇬🇧

はぁ……もう言っときましょうか

🇬🇧

私とアメリカ、日本の3人は……

人間ではありません、化け物なんです

🇫🇷

……!

🇫🇷

待って……何が何だか……

🇫🇷

分からない……

ひとりで頭を抱え、一旦整理しようと頭を前にだし、猫背になって両の手で抑え込み考える……それでも分からず理解が追いついていなかった。

今まで関わってきた人間が……化け物?そんなのありえない……何かの間違いだ。でも……もしこれが本当なら?もしこれが本当なら……僕は一体なんでここに……?

そう呟きながらまた整理するを繰り返す。その様子を見た日本は「あ……」と声をかけようとしたが……

🇬🇧

シー……今はそっとしてあげましょう

🇬🇧

今はきっと混乱状態にあるかと。

🇬🇧

それに、私達にもこの状況が分かりません。

🇬🇧

有り得る可能性としては……

🇬🇧

人間に戻っているのでは無いかと……

🇯🇵

悪魔が人間に戻ることってありますか……?

🇬🇧

分かりません。なんせ、聖職者でもエクソシストでもなんでもない者ですから

🇺🇸

とにかく、人間に一時戻ったって事にしておいて、しばらくしたら聞きに行くか

🇬🇧

その方がいいでしょう

🇯🇵

…………

たった3人でそう話し合いその部屋の扉をそっと閉める。考え果てて疲れたフランスは、そのまま寝込むように再び眠りに落ちた。

🇫🇷

……んん

🇫🇷

ここは?

真っ暗な空間に居座って、当たりを見回したり聞き耳を立てたりする。けどその空間で聞こえてくるのは「シーン」という無音だけだった

更によく聞き耳を立てると……どこかガサガサしてるような?生活音のような何かがだんだん彼の元へ近づいて行った。

🇫🇷

この音は……なんだろう

興味と恐怖が混ざりつつも、その音の元へ行こうとすると光の筋のようなものが見え、そこからだんだんと明るくなって行った……

🇫🇷

んん……ここは?

目が覚めると……かつての家の中にあったベットに横たわっていて、朝日が自身の顔を差す。この日は夏っぽい暑さが少しずつ涼しくなっていて秋に入りかけていた時期なのに、ここでは「春」のような心地のいい気温だった

🇫🇷

……もしかして……あれは夢だった?

🇫🇷

夢にしては、リアルチックですごい夢だっな……

いつものように起きて体を伸ばす。少し気分が晴れて、ベランダへ向かい、「春」の風を感じる。

🇫🇷

……きっと、夢だったんだろうな

神成祢聮ナ由邏……侻ノ值……

🇫🇷

?!

🇫🇷

……だ、誰?

今、頭の中で話しかけたのは……?

※どうも、主だよ。いつもより早い復活でーす。でも、今後は低浮上になるかもしれない。激低浮上ってやつ。ちなみにこれ……気付かぬうちに1000行ったらめっちゃ嬉しいなって言うことで私からは以上! 良かったらコメントよろしくね。んじゃ!

※これ……続くよ?

化け物達の共同生活

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