御屋敷の外
ユーハン
主
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
そういい、主へ左手を差し伸べる ユーハンの左隣に来ると主はその手を右手でとり、恋人繋ぎをし、2人は 笑い合いながら楽しくお話をし 白鳥がいる湖へと歩いていく。
その2人の光景を御屋敷の階段の踊り場の窓から見る者がいた。
ハウレス
ハウレス
フェネス
ハウレス
フェネス
ハウレス
フェネス
ハウレス
フェネス
そうして、踊り場を後にするハウレスの後ろをフェネスはそっと見守った。
フェネス
アモン
フェネス
アモン
フェネス
アモン
フェネス
アモン
フェネス
そう話をすると、2人はそれぞれ別の方へと歩いていった。
暖かく日の照る午後の湖
ユーハン
主
白鳥
仲間の白鳥
ユーハン
主
ユーハン
そういい、微笑むと、右手に持っていた袋からパンの耳が入った袋を取り出し、主の前へ差し出し渡すユーハン。
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
そして、2人は笑うと、白鳥へ少しだけ近づき、パンの耳を白鳥へと軽く投げて渡す。それを器用に口でキャッチし、食べる白鳥もいれば、落として、カモにパンの耳をとっていかれる可哀想な白鳥もいる中で、2人は話す。
主
ユーハン
白鳥のカップル(オス)
白鳥のカップル(メス)
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
ユーハン
主
そう、笑う主にユーハンは 申し訳なさそうに言う。
ユーハン
主
主
主
そして、主は涙を堪え無理に笑う。 それをユーハンは心苦しく感じながら、主のためにそれ以上、そのことに触れることはなかった。
ユーハン
主
ユーハン
主
主
ユーハン
そして、主とユーハンは白鳥の餌やりが終わると食事に行こうと言う話に なり、お寿司屋へと来ていた。
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
周りからクスクス笑う声が聞こえてきて、2人は恥ずかしそうに注文をした。
主
ユーハン
主
ユーハン
主
そう微笑むユーハンに主は申し訳ない気持ちになりながら考えていた。
主
ユーハン
そして、2人はしばらく無言のまま 食事をするとお店を出て、フラフラと宛もなく2人並び歩いた。
ユーハン
主
ボスキ
主
ユーハン
ボスキ
主
ボスキ
ユーハン
ボスキ
ユーハン
主
ユーハン
ボスキ
ユーハン
主
ユーハン
ボスキ
そういい、ボスキは主の頭を ポンポンする。
主
ボスキ
そして、去り際、ユーハンの耳元で ボスキは小声で言った。
ボスキ
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
そして、2人が歩いていく後ろ姿を1度立ち止まり振り返り見るボスキは1人静かに笑う。
ボスキ
そして、また歩き出すと御屋敷へと 戻って行った。
おみやげ屋さん
主
ユーハン
主
一通り観光地を見たあと、おみやげを選ぶ主の嬉しそうな横顔を見てホッとしつつ、自身の肩に力が入っていたことをボスキに指摘されたユーハンは力を抜き、主と共におみやげを見たり 選び、買った。
御屋敷への帰り道
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ジョークすら交えて話すユーハンに主も安心して荷物を持つユーハンの横に並び歩く。
主
ユーハン
主
そういうと、主は荷物を持つユーハンの左頬にキスをする。
ちゅっ
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
ユーハン
主
屈託なく笑う主にユーハンも 笑顔で返す。
ユーハン
主
ユーハン
そして、2人は寄り添い御屋敷まで歩く。さながら、その姿は白鳥と黒鳥のようであった。
白鳥 カップル (メス)
黒鳥 カップル (オス)
おわり