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コメント
1件
**みぅ🤍🥀** うわぁ……読んだ直後、胸がぎゅってなった……🥺 赤くんの「ずっと好きだったのに」っていう片思いの重さと、それを笑顔で隠す強さが切なすぎるよ。特に教室で青ちゃんの腕をそっと引き剥がすところ、あれ辛かった……。 でも最後、黄くんが駆けつけてくれて「僕じゃダメですか?」って言った瞬間、ようやく温かい涙が出た。 赤くんの恋、届かなかったけど、ちゃんと違う形で誰かに見つけてもらえたんだね……。 続きが気になるよ、夜桜さん🕯️
#へたくそだけど許して
シール好き
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MIYU
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俺は苺瀬莉犬。 苺ヶ丘学園の2年生。 最近俺には悩んでいることがある。 それは……………。
「双子の弟の桃と、俺の好きな人が、両思いだということ」
小学生の時から、ずっと青ちゃんのことが好きだった。
二人が両思いだと知っているのは、この世界で俺だけだ。
二人が両思いだと知っているのは、この世界で俺だけだ。
ガラガラ
といつもの教室のドアを開ける。
朝の教室での出来事から、二人の距離が縮まるスピードは、俺の小さな心を置き去りにしてどんどん加速していった。
俺は二人の邪魔をしないように、そっと教室を後にして、一人で下校の途についた。
だけど、校門を出たあたりで、自分が大切なノートを教室に忘れてきたことに気づく。
一瀬 赤
一瀬 赤
学校に着いた瞬間、俺は二人から逃げるように、誰もいない校舎の裏へと走り出した。
五月の爽やかな風が窓から吹き込む教室の奥、俺の席の近くで、見慣れた後ろ姿が二つ、楽しそうに頭を寄せ合っていた。
ブレザーを少し着崩した桃と、その隣で嬉しそうに笑っている青い髪の男の子、青。
一瀬 桃
夜花 青
二人の距離は、誰が見ても近づけないほど近くて、そこだけ特別な空気が流れている。
胸の奥をチクチクと刺す痛みをギュッと押し殺して、俺はいつもの“幼なじみの赤”のお面を顔に貼り付けた。
一瀬 赤
俺はわざと、いつも通りの明るい声を響かせて二人のもとへ歩いていく。
夜花 青
夜花 青
青ちゃんがいつもの笑顔で振り返る。俺は自分のカバンを机に置きながら笑う。胸の痛みに気づかれないように、必死で笑う。
一瀬 桃
桃くんが呆れたように笑いながら、自分の席の椅子に背もたれを預けて、青ちゃんを見上げた。
一瀬 桃
一瀬 桃
その瞬間だった。
夜花 青
夜花 青
青ちゃんはむーっとした顔を、さとみのほうへ身を乗り出した。
夜花 青
夜花 青
夜花 青
夜花 青
桃くんに話しかけられた瞬間の、青ちゃんの弾んだ声。恋する男の子の、キラキラと輝く瞳。
それは、さっき俺に向けられた『幼なじみの笑顔』とは、明らかに違うものだった。
心臓がドクン、と冷たく跳ねる。
その眩しすぎる二人の世界が、俺の目を、心を、容赦なく突き刺す。
一瀬 桃
一瀬 桃
夜花 青
夜花 青
夜花 青
青ちゃんが俺の腕に抱きついてきてた。
腕に触れるぬくもり。甘えるような仕草。
でも、その心のベクトルが誰に向いているのか、俺には痛いほど分かってしまう。
一瀬 赤
俺はそう言いながら、青ちゃんの手を優しく、だけど確実に引き剥がした。
これ以上二人の特別な空気の近くにいたら、 自分が壊れてしまいそうだったから
放課後。
夕暮れのオレンジ色の光が差し込む教室で、 二人が一つの机に並んで座り、楽しそうに居残り勉強をしていた。
一瀬 桃
一瀬 桃
夜花 青
夜花 青
桃が青ちゃんの頭を優しく小突いて、 青ちゃんが照れくさそうに笑う。
その空間には、幼なじみという言葉では片付けられない、確かな「恋の空気」が満ちていた。
もう二人は帰っただろうか。
そう思いながら、薄暗くなり始めた廊下を歩き、静かに教室のドアに手をかけた
その時_____。
――中から漏れ聞こえてきた二人の声に、俺は完全に指先を凍りつかせた。
桃(なぁころん。
桃(次の休み、………二人だけで出かけない?
青(えっ、、
青(桃くんと二人きりで………?
桃(う、うん!
青(僕、すっごく行きたい………っ!
ドアの隙間から見えたころちゃんの顔は、夕日のせいだけじゃない、見たこともないくらい真っ赤に染まっていた。桃も、どこか照れくさそうに優しい目をしている。
二人の特別な約束。二人だけの世界。
これ以上ここにいたら、自分が完全に壊れてしまいそうだった。
俺は忘れたノートのことなんてどうでもよくなり、足音を立てないように、必死にその場から逃げ出した。
一瀬 赤
胸の奥が、今までにないくらい激しく痛んで、視界が涙でボロボロと歪んでいく。
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
休日明けの月曜日。
いつも通りの登校風景。
だけど、俺の袖を引っぱる青ちゃんの顔は、朝から見たこともないくらい赤くて、幸せそうに緩んでいた。
その隣には、いつもより少しそっぽを向いて、だけど耳を真っ赤にしている双子の弟の桃がいる
夜花 青
夜花 青
夜花 青
胸を張って、嬉しさと誇らしさが混ざったような声で青ちゃんが言った。
桃は気まずそうに、だけど愛おしそうに青ちゃんを小突く。
一瀬 桃
一瀬 桃
一瀬 桃
一瀬 桃
一瀬 桃
夜花 青
夜花 青
青ちゃんのカバンで揺れる、お揃いのきらきらしたキーホルダーが、二人の揺るぎない絆を証明していた。
一瀬 赤
一瀬 赤
俺は人生で一番がんばって、最高の笑顔を作ってお祝いの言葉を口にした。
だけど、「告白されて付き合った」というその言葉が、俺の心臓をガラスみたいにバキバキに砕き散らせた。
小学生の時から、ずっと俺の方が先に青ちゃんを好きだったのに。
双子だけど、桃よりも、俺の方が先にその笑顔に恋をしていたのに。
校舎裏に着いた瞬間我慢していた涙が堰を切ったようにボロボロと溢れ出してきた。
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
一瀬 赤
情けなくて、悔しくて、俺は嗚咽を漏らしながら声を上げて泣いた。
そんな時_________
そんな俺の前に、1個下の学年の高校1年生の黄くんが息を切らせて駆けつけ、そっと膝をついた。青ちゃんの、実の弟。温かい指先で、俺の涙を優しく拭ってくれる。
夜花 黄
一瀬 赤
一瀬 赤
夜花 黄
夜花 黄
夜花 黄
夜花 黄
一瀬 赤
一瀬 赤
夜花 黄
夜花 黄
一瀬 赤
ギュッ
黄くんは俺の目をまっすぐに見つめ、震える手をぎゅっと包み込んだ。
そして、少しだけ眉を下げて、ずっと胸の奥に閉じ込めていた熱い本音を、ポツリと溢らすように俺に告げた。
夜花 黄
夜花 黄
夜花 黄
黄くんの瞳が、切なそうに揺れる。ずっと言えずに、一人で耐えていた年下の幼なじみが、泣き出しそうな声で俺の胸にトドメを刺した。
夜花 黄
夜花 黄
その真っ直ぐな言葉に、俺は大きく目を見開いた。
届かなかった恋の痛みが、学年の壁も、兄弟の壁も越えて全力で俺を求めてくれた黄くんの温もりによって、ゆっくりと溶けていくような気がした。
一瀬 赤
一瀬 赤
俺は黄くんの胸にしがみついて、もう一度泣いた。
でも、今度の涙は、さっきまでの孤独で悔しい涙じゃなかった。
失恋から始まった物語は、新しい温かい恋の始まり へと繋がっていくん だ________。