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俺は…

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俺は…

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2022年01月30日

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俺は莉犬!

俺とるぅとくんは高校に通ってる。

そして、付き合ってるんです(*´ω`*)

でも、最近るぅとくんが 全然構ってくれない…。

莉犬

あ、るぅとくん!

るぅと

………

莉犬

(また無視…?)

莉犬

俺…なんか
悪い事したかな…

莉犬

最近元気もないし…

莉犬

どうしたんだろ…

それでも、 俺はめげずに話しかけ続けた。

莉犬

あ、るぅとくん!

るぅと

…………

莉犬

美味しそうなお菓子
持ってんじゃん!

莉犬

俺にも1口…

るぅと

サッ…

莉犬

あっ…

莉犬

行っちゃった…。

莉犬

( ´・ω・`)

違う日…

莉犬

あ、るぅとくんじゃん!

るぅと

………

莉犬

綺麗なお花だね!

莉犬

もしかして俺に?(´,,•ω•,,`)

るぅと

サッ…

莉犬

………

莉犬

またか…

莉犬

なんでだろ( ´・ω・`)

莉犬

……よし、

莉犬

後をつけてみよう!

るぅと

…………

莉犬

どこに行くんだろ…

莉犬

( ˙꒳​˙ )コソコソ

るぅとくんは先々進んでった。

るぅと

ピタッ…

莉犬

あ、やっと止まった!

莉犬

ここは…お墓?

莉犬

誰か亡くなったのかな?

莉犬

ちょっと行ってみよ!

俺はるぅとくんに近づいた。

莉犬

るぅとくん!何して…

莉犬

……え?

そのお墓に彫られていた名前は…

俺だった。

莉犬

え?

莉犬

どうゆう事?

莉犬

俺はここにいるよ?

莉犬

ねぇ…るぅとくん!

るぅとくんの肩に 触れようとした時だった。

莉犬

あ…れ……?

莉犬

触れない……?

何度も触ろうとするが、 俺の手はるぅとくんをすり抜けた。

莉犬

え…

莉犬

なんで??

莉犬

俺…死んだの……?

莉犬

いやいや……

莉犬

え??

その時、るぅとくんが口を開いた。

るぅと

莉犬…

莉犬

!?

るぅと

ごめん…
ごめんなさいっ!

莉犬

え?

るぅと

僕のせいで…

るぅと

僕を庇って莉犬は…

死んだんだ…。

莉犬

………

莉犬

え?

その時、 俺の脳内によぎったのは…

るぅと

莉犬!

るぅと

莉犬っ!

るぅと

…なんでっ!?

血まみれの俺と、 泣き叫ぶるぅとくんだった。

るぅと

やだっ!

るぅと

死んじゃやだよっ( ´•̥ω•̥`)

るぅと

なんで僕を庇ったの!?

莉犬

…そうだ。

莉犬

全部思い出した…。

莉犬

俺、あの時…

莉犬

るぅとくんを庇って
轢かれたんだ。

るぅと

なんで僕を庇ったの…?

るぅとくんは、ポツリと呟いた。

莉犬

なんでって…

莉犬

るぅとくんが
大切だからだよ…

るぅと

ありがとう…莉犬…

るぅと

愛してるよ…

莉犬

俺もだよ…

莉犬

今までありがとう(´•ω•̥`)

るぅと

来世では、
絶対に幸せにするから…

るぅと

待っててね…。

るぅと

………

るぅと

もう、聞こえる訳ないか。

…END

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