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あなたの1番になりたい

6 - あなたの1番になりたい(最終回)

♥

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2019年10月21日

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イソップ・カール

はぁ…どうしよう…

僕は昨日イライさんと喧嘩してしまった…それに、仲直りもしていない…。

気まずいのは嫌だったから、どうにかして仲直りしようと考えたが何も思い浮かばなかった。

すると、部屋のドアが開いた。

イライ・クラーク

…………

イソップ・カール

あ…

イライ・クラーク

っ…

イソップ・カール

こ、こんにちは…

イライ・クラーク

あ、あぁ…

イライ・クラーク

隣失礼するよ…

イソップ・カール

は、はい…

イライ・クラーク

…………

イソップ・カール

…………

辺りに気まずい空気が流れ、僕は話題を探したが何も無く、ただ時間が過ぎて行くのを待つしか無かった。

すると、イライさんが口を開いた。

イライ・クラーク

昨日はすまなかった……

イソップ・カール

え?

イライ・クラーク

急に怒ったりして…君の話も聞かずに…

イソップ・カール

っ………

イソップ・カール

僕の方こそすみません…部屋を飛び出したりして……

僕は俯きながらそう答えた。

イソップ・カール

何も考えたくなかったんです……

イライ・クラーク

イソップくん……

イソップ・カール

イライさんと一緒に居れないって考えただけで、胸が締め付けられて苦しかったんです……

イライ・クラーク

…………

すると…イライさんの手が、僕の手のひらに触れた。

イソップ・カール

イライさん…?

イライ・クラーク

………

イソップ・カール

!…これ…

そこには指輪があった…。

イソップ・カール

なんで…これ…大切な物なんじゃ…

イライ・クラーク

君にあげるよ

イソップ・カール

な…なんで…

イライ・クラーク

好きだから

イソップ・カール

……え?

急な告白に僕は、理解するのに時間がかかった。

すると、イライさんの手が頬に触れ、身体がビクッと跳ねた。

イライ・クラーク

イソップくん

イソップ・カール

!……

すると急に、イライさんが顔を近づけて来た。

イソップ・カール

ま…待ってっ…

すると、イライさんがクスッと笑った。

イソップ・カール

ふぇ…?

イライ・クラーク

キスすると思ったかい?

イソップ・カール

〜ッ!!!

イソップ・カール

………っ

僕は真っ赤な顔を腕で隠し頷いた。

イライ・クラーク

………

するとイライさんは僕のおでこにキスをした。

イソップ・カール

ッ!?

イライ・クラーク

これで満足かい?

イソップ・カール

っ…….

僕はイライさんの腕を勢いよく引っ張りそのままイライさんの唇を塞いだ。

イライ・クラーク

っ!?

イソップ・カール

……こっちの方が良いです…

イライさんの方をチラッと見るとイライさんは顔を真っ赤にしていた。

イライ・クラーク

……っ

イライ・クラーク

ほんと…ずるいよ君は…

イソップ・カール

イライさんの方こそ…

イライ・クラーク

ふふっ…そうかい?

イソップ・カール

はい…

イライさんと両思いになれた事が嬉しくて、今だけ…この時間が過ぎて欲しくないと思った。

イライ・クラーク

イソップくん

イソップ・カール

なんですか…?

イライ・クラーク

好きだよ

イソップ・カール

…!僕も…

イソップ・カール

大好きですっ…

…終わり…

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