まふさん
まふさんの声がリビングに響いた
坂田さん
坂田さんは私の背中を叩きながら 自分の事のように大口で話す
村瀬 蛍
歩いても大丈夫になったのに 今度は背中を怪我しちゃうゼ
ちょっと良く分かんないよ って子の為に私が説明します。
先程、歌い手になることが決まったので白髪の男性「まふまふ」さん (まふさんって呼ばせてもらってます) に、発表してます。
まふさん
そらるさん
まふさん
そらるさん
まふさん
まふさんは意味がわからないと 言うように私を見る
村瀬 蛍
まふさん
まふさんは私の言葉を遮って言う
おい、喋ってる途中だろ
まふさん
そらるさん
そらるさんは簡単に言う
まふさん
そらるさん
まふさん
そらるさん
そんなに褒められると照れるな。
村瀬 蛍
私は照れくさそうに頭をかく
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
ほんと うるさいタヌキだ
坂田さん
あの坂田さんが珍しく 気弱に話す
坂田さん
あ、、、
浦田さん
サァァァァ
私の顔から血の気が引いていくのが 自分でも分かった
センラさん
サァァァァァァァ
もっと、血の気が引いていく
浦田さん
もう、私の顔は真っ青だったと思う
志麻さん
志麻さんが心配してくれてる
ペタンッ
私はついに、床に倒れ込んだ
坂田さん
村瀬 蛍
浦田さん
浦田さんは顔を近づけ 聞き返す
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
私は頷くことしかできなかった
今まで すっかり忘れていた
センラさん
村瀬 蛍
ほんとに小学生の頃テレビで見た とある特撮番組を思い出した
村瀬 蛍
確か番組名が 「追跡!ホームレスの実態」 だった気がする
まふさん
村瀬 蛍
まふさん
まふさん
そらるさん
まふさん
えっと、助けてもらった時と 歌い手やるって言った時と 今だから、、
村瀬 蛍
まふさん
えー、何でぇ
志麻さん
村瀬 蛍
坂田さん
村瀬 蛍
坂田さん
村瀬 蛍
坂田さんが「ここ」と言い 下を指さす
坂田さん
坂田さん
坂田さんは輝いた目で私を見る
村瀬 蛍
私は志麻さんをチラッと見る
志麻さん
うわぁ、すっごく嫌そうな顔
村瀬 蛍
私がそう言った時
浦田さん
村瀬 蛍
坂田さん
坂田さんの目が潤んでいる
村瀬 蛍
センラさん
センラさん
センラさん、志麻さんには 聞いちゃだめだ
志麻さん
志麻さん、顔が引きつってます
坂田さん
坂田さんの顔がパアッと明るくなる
坂田さん
坂田さんはやった〜とはしゃぐ
センラさん
浦田さん
浦田さんが眉間を抑えながら言う
浦田さん
パタン
村瀬 蛍
浦田さんは部屋を確認しに行った後 まふさんも青ざめた 顔をしていた
村瀬 蛍
私はゆっくり聞いてみた
まふさん
まふさんはこの世の終わりみたいな 顔をしていた。
そらるさん
わぁーお。
坂田さん
坂田さんは嬉しそうに言う
そらるさん
そらるさんはニコッと笑う
センラさん
志麻さん
カチャ
浦田さん
まふさん
青ざめた顔のまふさん
そらるさん
ニッコニッコ笑顔のそらるさん
志麻さん
センラさん
放心状態の志麻さん、センラさん
坂田さん
拳を高く突き上げ喜ぶ坂田さん
浦田さん
浦田さんは唯一の正常者の私に 説明を求めてきた
村瀬 蛍
村瀬 蛍
村瀬 蛍
私は全力で声真似をした
村瀬 蛍
わかったかな?
浦田さん
よかったわ
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
まふさん
まふさんはまた、呻き出す
坂田さん
まふさん
坂田さん
あっけなく振られる坂田さん
坂田さん
そらるさん
坂田さん
そらるさんは笑顔で坂田さんを 振る
その光景が何だか面白くて
村瀬 蛍
私は1人で静かに笑う。
こんなに沢山の友達に囲まれて 坂田さん達は幸せだろうな...
浦田さん
浦田さんは呆れたように まふさんに聞く
まふさん
まふさんはそう答えた
そらるさん
そらるさんは少し困った様子だったが
そらるさん
すぐに答えた
浦田さん
村瀬 蛍
私にナイスなアイディアがあるのだ
みんなが一斉に私の顔を見た
村瀬 蛍
ちょっとびっくりしたが 頭で整理しながら話しはじめる。
村瀬 蛍
坂田さん
坂田さんは心配そうに聞く
センラさん
村瀬 蛍
志麻さん
村瀬 蛍
ほんっとに、失礼だろ!
まふさん
まふさんの少し苛立った声に 我に返った私はまた、話す
村瀬 蛍
私はソファーを指さした
坂田さん
村瀬 蛍
浦田さんを睨んだ
浦田さん
貴方にとっては なんでもない一言でも、私にとっては一大事ですから!
村瀬 蛍
浦田さん
元はと言えば浦田さんの せいですからァ!
坂田さん
坂田さんのひ弱な声に私は
村瀬 蛍
と返事をした。
村瀬 蛍
時計の針は1時を回っていた
今日が土曜日でほんとに良かった
浦田さん
坂田さん
いつのまにか元気な坂田さんに戻っていた
志麻さん
センラさん
時間で眠くなるタイプなのかな?
村瀬 蛍
そらるさん
まふさん
無視ィィィ!?
パタン
村瀬 蛍
私だけしかいないリビングは すごく静かだった。
さっきまでが全て嘘のように。
村瀬 蛍
ソファーに腰をかける
村瀬 蛍
村瀬 蛍
村瀬 蛍
こんなんだったら永遠に寝てられるわ
私の瞼はついに落ちきった
終わり。
自己紹介文、変えてみました。
冷やし中華、始めました。
コメント
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≡└(┐卍^o^)卍←コメントが 嬉しすぎてバカになったおむれつ
三└(┐卍^o^)卍←好き過ぎてバカになってしまったナツ氏
はーい🙋