この作品はいかがでしたか?
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私が教室に入ると、クラスメイトの叫び声が聞こえた
クラスメイトというか、それは幼なじみの藍斗だった
藍斗
恋音
藍斗
恋音
藍斗が指を指した方向を見ると……
恋音
そこには……幼なじみ……私の片思いの相手の優斗が倒れていた
しかも血を流して
恋音
恋音
刺したような傷跡が優斗の身体には残っていた
恋音
藍斗
そして優斗は、救急車に乗せられ、運ばれて行った
数日後
「優斗は死んだ」と担任から連絡があった
恋音
思わず私は泣きそうになった。
どうしようもない悲しさが私を襲う
何となくもう1人の幼なじみ…………藍斗の方を見る
藍斗
彼は何故か、ふっと笑みを浮かべていた
担任が「優斗が死んだ」と言うと、 クラスはなんとも言えない雰囲気が漂った。
藍斗
もちろん俺もそうかと言うと…… なんとも言えない雰囲気じゃなかった
俺は計画が成功した嬉しさで舞い上がりそうなくらいだ。
俺は恋音に恋をしていた
それは優斗もだった
でも、確実に恋音が気があるのは優斗だった。
だから、バレンタインデーの今日、 恋音は優斗にチョコを渡すと考えた
それで優斗を殺し、恋音の恋を終わらせる
そう計画を立てていた。
俺の思いはただ1つ。
そろそろ、俺だけを見てよ
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