ネオン
ネオン
ネオン
ネオン
ネオン
あっと
るぅと
あっと
るぅと
鏡を体の周りに出現させ炎をはじき返す
るぅと
トランプが飛んできて床に刺さる
パンッ
あっと
トランプが破裂し煙が上がる
視界が白く染る
るぅと
気付けばるぅとが目の前にいた
そしてマジックで使う様な玩具の剣を俺の首に近づける
あっと
剣は光を受けて鋭く光った
どうやら偽物じゃないらしい
あっと
るぅとがその場に立膝を着く
るぅと
あっと
るぅと
あっと
るぅと
あっと
るぅと
るぅと
あっと
るぅと
あっと
るぅと
あっと
るぅと
るぅと
あっと
るぅと
あっと
るぅと
あっと
るぅと
るぅと
そう言うと目の前に黒い穴が空いたような鏡が出てくる
あっと
るぅと
鏡に景色が流れ始める
小さい時の俺が嬉しそうに屋敷を駆け回っている
その傍らで両親が微笑んでいる
懐かしい日々が蘇る
次の景色が映し出される
初めてるぅとが家に来た時だ
あっと
当時の俺は無邪気に話しかける
るぅと
あの頃は可愛くて仲良くて大好きだった
いつからだ…アイツが憎くなったのは
あっと
るぅと
あっと
汚い物でも見るような目で俺を見てくる
きっとあの時からるぅとの中の「なにか」が変わったんだろうな
それからは早かった
お前なんか産まなきゃ良かったって何回言われただろう、
そして俺のせいで母上が死んだ
父上が殺した
俺の事を殺そうとする父上に反抗した結果刺されて死んだそうだ
アイツらともう何週間も顔を合わせていない
ずっと薄暗い屋根裏部屋に引きこもっている
さすがに腹が減ってキッチンへ向かう
その時メイドが俺の飯に毒を盛っている所を見てしまった
怒りが俺を襲った
気付いたら俺は屋敷を飛び出し森を彷徨っていた
あっと
るぅと
あっと
確かに苦しいし辛い
でも1つ疑問がある
あっと
るぅと
あっと
るぅと
明らかに動揺している
それに…
あっと
るぅと
あっと
るぅと
カランッ
剣がるぅとの手から落ちて床を鳴らす
そして信じられないのか自分の手を目を見開いて見ている
あっと
るぅと
あっと
るぅと
その目は俺を睨みつけていたが苦しみの色が浮かんでいる
るぅと
るぅとが剣を持ち直す
あっと
るぅと
俺に向かって走ってくる
そして剣を向け…
ザシュッ
あっと
俺の肩を刺す
血がドバドバと流れ出した
あっと
るぅと
あっと
あっと
るぅと
あっと
るぅとの目には罪悪感が滲み出ている
るぅと
あっと
俺はるぅとを抱きしめる
るぅと
あっと
るぅと
頭に手を回し撫でてやる
すると
るぅと
子供みたいに泣き出した
あっと
るぅと
あっと
るぅと
剣を投げ棄て俺を抱き返す
ネオン
ネオン
ネオン
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