最後の夏

翌日

昨日、春人との会話で15時頃と言っていた

妹だと信じたい

私は、草むらに隠れた

私は、唇と足を震わせながら 続きの会話を聞いた

私は、 騙されていた怒りと悲しみで 唇を強く噛み締めていた

口の中が鉄の味でいっぱいだ

私のいじめの一番の原因は 自傷だ。

バレる前までは、ボッチという理由 だけだった

ザワザワ

生徒「あの子、リ○カしてるらしいよ」

生徒「○ンヘラかよ」

春人にしか、言ったことなかったな 誰がバラしたの？

正直、春人と出会う前よりも 陰口や陰湿ないじめが増えた

春人はそんなことしない 春人はそんなことしない 春人はそんなことしない 春人はそんなことしない 春人はそんなことしない 春人はそんなことしない 春人はそんなことしないよね？

私は、春人との良い思い出だけを記憶した

いじめが急に無くなったのも 私がそう「思い込んだから」

春人との会話 春人との昼ご飯 春人との場所 春人との空間 春人との初めて

誰にも邪魔されたくない

春人好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ

だから、良い記憶だけで十分だ

でも、私、、、、、

もう我慢の限界だな

嫌いになっちゃった

私の好きな春人って、、、

優しくて、紳士な春人だもん

私は、女の家の前で待機した

この女 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない 許さない

ゴンッ

まわりが赤くなった

私の家はとても静かになった

パパとママ、最近ずっと寝てるんだもん