TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

優しい彼

一覧ページ

「優しい彼」のメインビジュアル

優しい彼

3 - 優しい彼 最終話

♥

26

2019年09月23日

シェアするシェアする
報告する

土曜日

ユカ

うー、緊張するなぁ......

ユカ

ケイトによればここら辺なんだけどな......

ケイト

ユカー!

ユカ

あっ、ケイト!

ケイト

遅いから迎えに来ちゃった!

ケイト

迷った?

ユカ

ここら辺の道複雑で......

ケイト

あはは、俺ん家あの茶色の家!

ユカ

うわー!おっきい!立派!

ケイト

そう?じゃ、入って入って!

ユカ

おじゃましまーす......

ユカ

うわぁ広い!

ケイト

あはは!さっきから驚き過ぎじゃない?

ユカ

だ、だって....!

ケイト

じゃあ、俺の部屋行こっか

ドキッ

ユカ

う、うん

ケイト

飲み物持ってくるから、てきとーに座ってて

ユカ

う、うん、わかった!

ガチャ

ユカ

ここがケイトの部屋....!

ユカ

(綺麗にしてるんだなぁ)

ピロンッ

ユカ

......?

ユカ

あ...ナナからだ

ナナ

ユカ?もしかしてケイト君の家?

ユカ

そうだけど

ナナ

お願い、今すぐ出て!

ユカ

なんで?ナナ、おかしいよ?

ナナ

...わかった

ナナ

全部話すね。

ナナ

一緒にクレープ食べに行った日あったじゃん?

ユカ

あったね

ナナ

ユカが注文したあと、私も注文しようとしてレジに行ったんだけどさ......

ナナ

(よ~し!チョコレートクレープにしよっと♪)

ナナ

すみませー......

ナナ

え、?

そこには

ユカの写真を持ちながら

ケイト

はぁ、はぁ、ユカ

ケイト

君はもうすぐ僕のモノに.....ふはは

ナナ

あ、あの?

ケイト

いらっしゃいませ!

ケイト

ご注文は?

ナナ

え、えっとチョコレートの......

ケイト

チョコレートクレープですね!
少々お待ち下さい!

ケイト

あ、お客様!

ナナ

は、はい?

ケイト

(ボソッ)

ナナ

っ!?

ケイト

お待たせいたしました!

ケイト

ごゆっくり御召し上がりください!

ナナ

(ゾクッ)

怖くなってすぐ逃げた

『あ、お客様!』

『見たモノ、誰にも言うよ?』

ユカ

そんな......

ユカ

ケイトが?

ナナ

ユカの写真持ちながらアイツ、ニヤニヤしてた!

ナナ

ずっと教えようと思ってたんだけど怖くて...ごめん!

ユカ

私も話聞こうとしなくてごめんね!

ナナ

とにかく、今すぐ家から出た方がいい!

ナナ

何されるかわかんないよ!?

ユカ

う、うん!わかった!

ユカ

で、出なきゃ!

ユカ

どこから出れば......!

ユカ

(下にはケイトがいるし....)

ケイト

どうしたの?

ユカ

!?

ユカ

ケ、ケイト

ケイト

ほら、飲み物

ユカ

あ、りがと!

ユカ

あのさ、ケイト!

ケイト

ん?

ユカ

急用出来ちゃってさ!

ユカ

もう行かなきゃ....!?

ケイト

行かせないよ

ユカ

ケイトっ!腕痛い離して!

ケイト

こんなチャンス、もう二度とないんだから

ケイト

ユカ、僕のこと覚えてない?

ユカ

え......?

ケイト

小学校6年の時、俺はブスでデブで、どうしようもないやつだったんだ

ユカ

嘘で、しょ?

ユカ

まさか.......

ケイト

そう、ユカが前話していた『ケイト』は俺。

ユカ

で、でも顔が....

ケイト

整形したんだ

ケイト

ユカに振り向いてもらえるような顔になるためにね

ユカ

私っ、小学生の時ケイトに何かした?

ユカ

話したことなんてほとんどないじゃん!

ケイト

はぁ.......覚えてないんだね

ケイト

あれは小学6年の秋だった......

小学6年生 秋 教室

いじめっ子A

ほんとケイトって豚みたいだよな~

いじめっ子B

だよなww

いじめっ子B

豚が人間の言葉喋ってんじゃねーよ

ケイト

ご、ごめん

いじめっ子A

だーかーらー

いじめっ子A

豚が人間の言葉喋んじゃねーよ

ユカ

ちょっと!またいじめてる!

いじめっ子A

げっ、ユカだ!

いじめっ子B

別にお前に関係ないだろ!

ユカ

いじめはダメって今は低学年でも分かるわよ!

ユカ

先生に言ってもいいの~?

いじめっ子A

わ、わかったよ!

いじめっ子B

も、もう行こーぜ!

ケイト

あ、ありがとう

ユカ

ううん!ケイト君も嫌な時は嫌って言った方がいいからね!

ユカ

じゃ、私帰るね!

ユカ

ばいばーい!

ケイト

ばいばい......

ユカ

えっ、そんなこと覚えてたの......?

ケイト

もちろん

ケイト

君はデブでブスでいじめられてた俺を助けてくれた

ケイト

あの日、俺は運命を感じたよ

ユカ

運命って......

ケイト

でもそのあと親父の転勤が決まって転校

ケイト

中学3年の時に親が離婚して名字が変わったんだ

ケイト

それで思ったんだ

ケイト

『生まれ変わるなら今だ』ってね

ユカ

生まれ、変わる?

ケイト

バイトして金貯めて整形に使って

ケイト

興信所にユカの通ってる高校を調べてもらって連絡先手にいれて....大変だったよ

ユカ

もしかして、クレープ屋でバイトしてたのも....

ケイト

ユカに近付くためだよ。

ユカ

なんで、そこまでするの?

ケイト

君が僕の運命の人だからさ

ケイト

将来、結婚して子供を作って年をとってもずぅーっとユカと一緒にいたいんだ

ユカ

お、おかしいよ

ユカ

狂ってる!

ケイト

なんで?君も俺の愛を受け入れてくれたでしょ

ユカ

受け入れてなんか......!

ケイト

まあ、いいよ

ケイト

これから俺たちはずっと一緒なんだから

ユカ

えっ.....?

ケイト

ユカにはずっと美しいままでいてもらいたいからさ

ケイト

俺、頑張るよ

ユカ

い、いやだっ.....

ケイト

どうして?ずぅーっと一緒にいようよ、ユカ。

ユカ

い、いやぁぁー!

『内臓を全部取って剥製にしようとした。』

『すべては彼女と一緒にいるためにしたことだ。』

loading

この作品はいかがでしたか?

26

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚