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その声に振り向いた瞬間、目の前で小さな星が誕生していた。

その星は小さいながらも、消えることなく淡く輝き続けている。僕はその星をそっと手のひらから空へと放つと、星はゆっくりと上昇し、夜空に浮かぶI番星の隣で寄り添うように静かに輝き始めた。

アストレス

良くできたね。すごいよ

アストレス

その言葉に、僕は自然と笑みがこぼれた。自分の手で生み出した星が、こうして夜空の一部になる瞬間を見るのは、何とも言えない喜びだった。

今夜の散歩が、一段と楽しみになった。この夜空の下、どんな人たちと出会い、どんな物語が紡がれる夜になるのだろうか?夜の静寂と星々の輝きに包まれた世界へ、胸の奥に湧き上がる期待を抱きながら、ゆっくりと足を踏み出す。

昼間は賑やかだった街も、夜になると全く別の顔を見せる。

依頼を達成した冒険者たちが、酒場でのパーティー結成を祝って盛大な宴を開いている。

酒と食べ物が溢れ、笑い声が響くその中で、

冒険者

こんな美しい夜を創り出してくれた天体の魔法使いに乾杯!

ジョッキが高々と掲げられ、次々と中身が減っていく。

街のざわめきが、まるで星空に溶け込むように、夜の一部となっていく。この夜、どんな新しい出会いが待っているのか

アストレス

やばい、そろそろ宿に戻らないとリサがうるさくなるな。今日はこの辺で切り上げておくとしよう。

次の朝、目を覚ますと、リサはすでに起きていて、窓から賑わうマーケットを眺めていた。行き交う人々、交わされる金銭、時には見えないところで行われる窃盗や闇取引。リサの目に、この景色はどう映っているのだろうか?

アストレス

楽しいかい?

リサ

いいえ、楽しくはありませんよ、師匠。この世界は、見えないものが見えてしまうと、とても暗く感じるのです」

アストレス

どうしたんだ、急に大人びたことを言って

アストレス

無理もないか。

アストレス

リサは一人でこの厳しい世界を生き抜いてきたのだから。彼女が何を見て、何を感じているのか、本当のところは僕にはわからない。

アストレス

でも、

アストレス

彼女が背負ってきたものの重さを、少しでも理解してあげたいと思った。

リサ

そんな顔しないでください、師匠。まだ、私は子供ですから

リサは少し微笑みを浮かべながら、柔らかい声でそう言った。

アストレス

外に出てみようか。外には、きっと楽しいことも待っているかもしれないからね

リサ

はい。わかりました。師匠がそう言うなら

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