テーブル周りもそろそろ終わり!これさえ終われば後は好きな子たちとのめる!そう思い、辺りを見渡せば三日月の背中が見えた。 そのテーブルは何だか盛り上がっていなくて、暗い雰囲気だった。え、、、なんで宴なのにお葬式みたいなムードなの?近寄り難い雰囲気だが、三日月が居るため私はゆっくりと近づいた。三日月が言っていた仲間とはあのテーブルに居る皆だろう。
柘榴
そっと三日月の隣に行けば、ツンツンと少しつついた。すると、三日月がこちらに気づき振り返った。
三日月宗近
三日月の言葉に先ほど同様にこちらをガン見してくる刀たち。身長は先ほどまで高くないけど、、、全員イケメン!ある意味怖いって!全員真顔はやめて!怖いから!
?
なんか他の皆も睨んで来てるけど、一人だけ格が違うんだけど!?ものすごく睨まれてるんだけど!?あんなに睨まれたのは明石以来かも知れない、、、。私はあまり見ないように目をそらし、三日月に目をやった。
柘榴
三日月宗近
緊張したら睨むの!?こんな明確に殺気溢れ出すことある!?絶対緊張じゃなくて警戒だよね、、、。全員何時でも私を斬れるようにか刀が手の近くにあるし!他のテーブルのみんなはもう少し刀と距離あったよ?
柘榴
?「「「「「、、、、、」」」」」
三日月宗近
何がよきかなよきかなだぁぁぁ!全然良くないよね?この空気の重さを感じ取って?マイペースにも程があるよ!?すると、いきなり緑の人が料理を指しながら問いかけてきた。
?
柘榴
?
はい?こいつは何を言っていらっしゃるるの?毒なんて入れてたらこの本丸全滅するし、粟田口なんてもう死んでるでしょ!
柘榴
三日月宗近
柘榴
私は三日月のマイペースかつ天然っぽい性格に振り回されている。というか、即効性の毒じゃない場合も考えよう?毒って全部がその場で効くってわけじゃないんだからね?
?
そう言って、私の作った物には手を付けずに自分で入れたお茶ばかりを飲んでいる緑の人。なんかすごくムカつくのは気のせい?こうなったら無理にでも食わせてやりたいな、、、うん、食わせてやろう!
柘榴
私は人数分のお皿を用意すれば皿に料理を取り分けていく。すると、ビビったように私を見上げる刀たち。そんなビビる必要ないのにね。
?
柘榴
皿に盛り付ければ、みんなの前に料理を置いた。みんな料理を見ながら苦い顔をしていた。そんなに私の作ったものに警戒してるのか。酷い、、、傷ついた、、、!そんな中、三日月が私の盛り付けた料理を一口食べた。
三日月宗近
柘榴
三日月宗近
三日月が天使に見える、、、周りは悪魔です、はい 。それでもまったく料理に手を付けない刀たち。え?まじなんなの?反抗期なの?私泣くよ?本気で泣くよ?あぁ、、、もう粟田口のテーブルに戻りたい、、、それを見兼ねた三日月が、メンバーの名前を教え始めた。
三日月宗近
柘榴
三日月宗近
柘榴
三日月宗近
みんな個性的な服装だな、、、なんて見ていると、三日月の前に座っているにっかり青江という刀と目が合った。
にっかり青江
柘榴
急に何を言い出すかと思えば、、、まあ後ろにいる女性には興味あるけど、、、。主に私が興味あるのはかわいくて素直な子だけだしね!
にっかり青江
そう言いながらなぜか両手を広げてくるにっかり。いやいや、話の内容が見えない、、、!ちょっと待って、これ話かみ合ってる?何故私がにっかりを求めてるみたいになってるの!?
柘榴
にっかりから少し遠ざかるように後ろへと少し下がった。するとにっかりは不気味に笑いながらこちらを見てきた。笑い方が怖い!
にっかり青江
柘榴
数珠丸恒次
私に向かって穢らわしいことをするなと忠告してくるじゅじゅまる……じゃなかった数珠丸。 穢らわしいこと私一つもしてないからね!?君たちの心の方が穢れてるからね!?何でもかんでも主のせいにしたらダメだと思う!
柘榴
にっかりの手には金色の玉が乗っていた。何だろうあの玉、、、純金かな?すると、にっかりはその金色の玉をイヤらしく撫で始めた。
にっかり青江
柘榴
石切丸
小狐丸
柘榴
なに、あっち系好きなの?さっきまで全く会話しようとしてなかったよね? なんでいきなり会話に入ってきた!?そしてお前ら、自分の股間を見るな!にっかりの後ろに居る女性が可哀想だから!
鶯丸
小狐丸
三日月宗近
柘榴
にっかり青江
そう言って立ち上がれば、何故かズボンを脱ごうとしているにっかり。ん?いったい何をしようとしていらっしゃるの?にっかりはズボンのファスナーを開けてズボンを下げようとしていた。
柘榴
私は全力でにっかりの露出を防止した。あっぶなかった~。宴では厳禁だからね。宴じゃなくても厳禁だけど。にっかりは笑いながら私を見下ろしてきた。なんかにっかりの笑みって不気味なのはどうして?
にっかり青江
柘榴
にっかり青江
柘榴
もうだめだ。話にならない。女性の人は呆れているような表情をしている。というかあの人誰も気づいて無いような、、、あれ?もしかして幽霊的な?
数珠丸恒次
柘榴
柘榴
にっかり青江
柘榴
にっかり青江
三日月宗近
柘榴
そのとたん、女性がにっかりと笑った。
女性の人
柘榴
三日月宗近
柘榴
女性の人
柘榴
女性の人
柘榴
にっかり青江
柘榴
にっかり青江
柘榴
にっかり青江
柘榴
女性の人
にっかり青江
柘榴
三日月宗近
柘榴
やってしまった。そしてまたにっかりの背後を見ると、そこにはもう女性はいなかった。本当に幽霊だったようだ。
柘榴
三日月宗近
そう言って私の頭を優しく撫でる三日月。褒められてるんだよね?意味はともかく、溶け込めているならいいのかな。
石切丸
小狐丸
ディスってる?あの二人私をディスってるの?少し離れた所で、私の話題をしているの2人先程よりは関心を持ってくれたようで少しだけ安心している。そして私は2人に近寄り話しかけてみた
柘榴
石切丸
私が声をかけると石切丸は自分の顔の前に何かを唱えるように手を構え、何かを唱えている?微かに、は、、た、え、、よめ、ま、と聞こえるが何と言ってるのだろうか。すると、暫くして石切丸は手を下ろし私の方を見て口を開いた。
石切丸
柘榴
石切丸
柘榴
小狐丸
柘榴
名前には小とついているのに、見た目は大きめ、、、なんかギャップがたまらないかもしれない。
小狐丸
柘榴
小狐丸
え、、、、、なんか可愛いかも。私はもう末期なんだろうか、、、
柘榴
つい、私は小狐丸の頭を撫でた。すると小狐丸は気持ちよさそうに目を細めた。か、かわいい、、、!
小狐丸
嬉しい半面、寂しそうな顔をしながらうっすら微笑んだ。その顔に、私は切なさを感じた。
柘榴
その言葉に驚いたような顔をする小狐丸だが、すぐに笑顔に戻った。
小狐丸
何だろう、すっごくかわいい、、、大きいのに可愛い!私はたまらずに再び小狐丸をわしゃわしゃ撫でた。
柘榴
小狐丸
さっきより笑顔が増えてきた小狐丸。やっぱりみんな笑顔だといいなぁ、、、石切丸もさっきよりも柔らかい顔つきになったし、数珠丸とにっかりも心無しか先程より楽しそうに見えた。
三日月宗近
小狐丸ばかりを撫でていれば、三日月も撫でてほしいと傍に来た。やっぱりショタじゃなくても撫でてほしいものなんだな。このままだったら私はみんなを子ども扱いしてしまいそう、、、!
柘榴
私はそっと三日月の頭を撫でた。 すると三日月は嬉しそうに微笑んでいる。
三日月宗近
柘榴
三日月の頭をポンポンしていれば、鶯丸がこちらを見ながら微笑んでいる。何故だろう、イケメンの微笑みって破壊力やばいんだよばぁ
鶯丸
柘榴
鶯丸
柘榴
私は嬉しさで跳ねるように鶯丸の傍に行き、じーっと見つめた。近くにいれば、ふわりとお茶の香りが漂っていた。
鶯丸
柘榴
更に近付き匂いを嗅いだ。こうゆう和に似合うお茶の香りって好きなんだよね〜。いい香り、、、鶯丸っていうよりはお茶丸だよこれ。
鶯丸
柘榴
数珠丸恒次
石切丸
みんなお茶丸の愛称を気に入ってくれたらしい。鶯丸って、お茶が好きだから見た目もお茶みたいな色なのかな?それとも、鶯の色なのかな?
鶯丸
柘榴
普通はあだ名はやめろ!とかじゃないの?三日月と同じ感じがするような、、、
鶯丸
柘榴
鶯丸
私はその後、お酒の影響で少し眠たくなっていた。そんな私に気付いた石切丸が顔を覗きながら首を傾げた。
石切丸
柘榴
小狐丸
心配そうな眼差しを向けてくる小狐丸。
柘榴
三日月宗近
にっかり青江
にっかりが何やら意味深い発言をしてきた。にっかりって意味深い発言ばっかりじゃない?誤解を生むというかなんというか、、、
柘榴
私はみんなに一言告げれば、最後のテーブルへと移動した。
コメント
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続きが楽しみです!!