人間界に来て大抵1ヶ月?だろうか、
ある日突然アイツ、あの餓鬼以外の人間が来た。
.
お前がこの教会に住み着いた化け物か!
🎲
.......、
こういうのは黙って貫く。
.
何故此処に住み着く!
この町はもう焼けて、人など居ない!
この町はもう焼けて、人など居ない!
.
お前のせいで、
お前がやったんだろ!
お前がやったんだろ!
🎲
はぁ、?
やってもねぇ事を押し付けて
この人間はこの町の人間なのか?
まぁ、関係ないけど でもいい気分はしねぇな
🎲
なんで俺が此処を焼かなくちゃ行けねぇんだよ、
黒煙で黒く染まった空に向かって飛ぶ
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そんなの人間を殺して喰うんだろ?!
🎲
この町の人達丸ごと喰う訳ないでしょ、
馬鹿かよ、
馬鹿かよ、
.
.....でも、!お前は今此処で絶対に殺す!
🎲
...お前には無理だよ
銃だか弓だか知らねぇけど 人間ごときが俺を殺せないんだよ
ほら今だってそうでしょ?
少し早く動いただけで俺が近くに居ることなんて知らずに、
.
っ、!や、っやめろ!
🎲
死にたくねぇならしっぽを巻いて逃げるんだな
○○
サーシャ、?
🎲
.....っ!?
.
○○!!お前は来るな、!
○○
サーシャ?何してるの...?
見られてもどうでもよかったのに
...でもこの餓鬼に○○に見られたら 変に冷や汗が出て焦った。
○○
ぇっ...、?
🎲
...来ない方がいいぞ、
○○
なんで、?
🎲
なんでも、
じゃあ俺はもう行く
じゃあ俺はもう行く
○○
嫌、!サーシャと一緒に行くの!
○○
ずっと一緒って約束したじゃん、
回想
○○
サーシャ~!
来たよっ!
来たよっ!
🎲
別に来なくてもいいのに
○○
絶対来るよ!
○○
ずっと一緒だからねっ!
🎲
あっそ、
○○
約束だよ~?
🎲
はいはい、
🎲
そういえばしたような、
🎲
してないような
○○
したの!だからサーシャが何処に行っても私は一緒に居るの!
何で此奴は俺なんかを、
あの人間と違って寧ろ俺の事好きなような
○○
私の家、焼けちゃってて
パパもママもどっか行っちゃって、
パパもママもどっか行っちゃって、
🎲
...そっ、
🎲
もう俺は此処に居る意味ねぇからさ
○○
どっかに行くの?
🎲
そう
でも着いて来たらお前も俺も狙われるぞ?
でも着いて来たらお前も俺も狙われるぞ?
○○
いいも~んだ!
サーシャと一緒に居れればそれでいいもん!
サーシャと一緒に居れればそれでいいもん!
こうして餓鬼と吸血鬼の長い長い旅、?のようなものが始まった。
此奴は帰る気も親を探す気も無いらしい
そりゃこんな火の海だったら行くに行けないか、なんて事も考えづつ
仕方なく連れて行く
ホント人間は嫌いだ。
🎲
俺と一緒に行動なんて大変だぞ?
🎲
お前が泣いても迷子になっても何もしないからな
○○
ふん!いいもん!
○○
私強いから!
どの口が言ってんだか...
思わず笑が溢れる
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