あいつ赤点取ったのわざとだわ。
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ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱのみ残った補習2日目。 たっつんによって教えられた じゃぱぱ赤点の真意を問い詰める と意外にもあっさりと吐いた。 やはり意図的に取った点数 だったらしい。
もはやあんなに頭の良いじゃぱぱが 良い具合にこの点数を取れるのも 凄技だと思うけどな。
……だけどなんで?
ゆあん
じゃぱぱ
分からない。 本当によく分からない。 どうしてわざわざ?
普通に考えたら わざわざ成績下げたい理由があるか?
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
そういえば言ったな、そんなこと。
じゃぱぱの「前」というのは多分 初めてのたっつんの補習時に わざと補習点数を取ろうと企む女子が いた時のことだろう。 わざと取ったら校長先生と補習だと そんなようなことを言った気がする。
……まあ普通に考えて校長先生と補習 なんてあるわけないんだけど。 あれはその時適当に考えたちょっとした脅しのつもりだった。
それに。
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
実際おれも満更ではないこの状況。
仮に校長先生との補習が現実的なものになったとしてもじゃぱぱをそちらへは 行かせないだろうと思う。
最近忙しかったしたっつんすらいない この補習はなんだかんだ言って 貴重な時間であるからだ。
まあ今そんなことは置いておいて。
本題はこれじゃない。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
俺が今1番知りたいのは 赤点を取った理由。
何も無くて取るわけなんてないから 確実に何かあるはずだ。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
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なおきり
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ゆあん
じゃぱぱ
いつだったかなお兄に言われたような 事を思い出して言ってみる。 結局俺はそれでなお兄に 吐かされたから。
そして願い通りこの言葉は じゃぱぱも同様に効いたようで 少しして観念したように 若干言葉を詰まらせながら 言葉を発した。
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
「女の先生」は多分鈴木先生のこと… だよな?
…しかしまさかそんな話題だったとは。 最近元気ない理由がこれ? 前にもあったよなこんな展開笑
まあとにかく…… 無駄に心配して損した、 とでも言っておこうか。
だってこれってさ。
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
俯きながらぼそぼそと話し出したり 急に慌てだしたり。 感情が忙しいじゃぱぱだが俺としては 嬉しい理由な訳だ。 だって、
嫉妬、とかじゃないの?笑
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
もう色々と分かりやすすぎて…笑
可愛いすぎだろこいつ。
申し訳ないがもちろん 鈴木先生に気はなくて むしろじゃぱぱと日々を過ごす中で じゃぱぱへの気持ちが増す一方。
この嫉妬がどちらの意味なのかは 分からないけれどこんな状態だったら 流石に期待してしまうのも 無理ないだろう。
だからちょっとだけ カマかけてみたくなって。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
えぇもうこれちょっとくらい 攻めてもいいかな?
期待通りにいくかなんて 分からないけど少なくとも 今は教室に2人それにこの感じだと 赤点取ったのもこれを言うためか?
……もしそうなら少しくらい 期待させて欲しい。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
言葉を詰まらせてみるみるうちに 顔を赤く染めていくじゃぱぱ。 そしてそのままあ、とかう…とか 言うだけで中々発言しないじゃぱぱに もどかしさを感じて顔を近づけ 至近距離で問い詰めた。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
と期待通りには いってくれなかった様だ。
…やっぱり気のせいだったのかな。
諦めて何も無かったように 席に戻って真っ赤になって 喋れていないじゃぱぱが落ち着くのを 待った。
……こんな顔赤くしてんなら少しくらい 良くないか?って思ったんだけどなー
そうやって夢見てしまった分 その反動が襲い強く突き落とされた 様な気持ちになる。
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
いっつもにこにこしてるのとかと 思ったらムスッとした顔するのとかも。
最近はより表情がころころと 変わるようになった気がしてじゃぱぱの素が見れるようになってきたと思う。 それはとても喜ばしいことだ。
…けど出来ることならそれを俺だけに 見せて欲しいと思う。
そしてそんな俺のこの気持ちは 決して''通常''では無いわけで。
まあまずじゃぱぱを…… 生徒且つ同性を好きになった時点で この恋を普通とは呼べないんだろう。
そして本来ならば生徒の 幸せを願うべき。 だからじゃぱぱがやっと素を出せるようになったのならそれを皆に対しても反映して欲しいと思うべきだ。
なのに今の俺にはそれが出来ない。 それはこんな酷い独占欲が働いてしまうくらいにじゃぱぱの事が好きだから。
けど、
じゃぱぱは、どうなのかな。
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ゆあん
ゆあん
じゃぱぱ
ゆあん
恋愛対象として。
これってそういうことではない?
今までで1番顔を赤に染めながら か細い声で言葉を紡ぐじゃぱぱ。 それを見て昨日までの俺だったら 勝手に舞い上がっているのだが 先程のことがあったせいか 確信が持てないため今は過度な 期待が出来ない。
……いや、それでもこれは流石に。
じゃぱぱ
そう思わせてはくれないだろうか。
コメント
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あゆさんお久しぶりです!覚えてますかね?まりなです 最近まで投稿してなかったので心配しました!投稿と学校 がんばってください!そして最高でした最後あたり気絶する 寸前でした自分でもびっくりです投稿がんばれー
このなんとも言えないすれ違いまた良い
ほんっとにもう、うん。好きです!!!笑 2人の心情がすっごく伝わってきます上手すぎ😭😭😭 次回も楽しみに待ってますーー!!✨