テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
16,245
iblr 不穏気味
公式とは一切関係ありません ご理解のうえ、ご閲覧ください
ib
流石の俺も、あんなものを見てしまえば もう中庭なんて行く気分ではなくなる
ましてや本人は俺よりも その気持ちが強いだろうに。
そんな精神状態のローレンを無理やり中庭に 連れ出そうとするなんて。
ib
口から不意に溢れた。
ローレンの身体に あんなに多くの怪我があるなんて知らなかった
そもそもローレンが何でこの病院に 入院したのかも知らなかった
どういう事情があって 何回も入院を繰り返しているのか、
なんで自分から話をしたがらないのか、
そんなことも知らないのに、 身勝手にローレンを連れ回して。
今だってローレンのことをなにも知らない
ただ、精神が参っていることだけは、 馬鹿な俺でも分かる
ib
ローレンは、どういう気持ちで 俺と接していたのだろうか
呑気で気を遣うこともできない奴と 四六時中一緒にいる事が、 どれだけローレンの負担になっていたのだろうか
ib
一度呼吸を整えて、休憩しようとしたその瞬間、
ビー ビー ビー ビー
廊下から警報音が鳴り響いた
ib
ーーーーーーーーーー
俺は状況を確認するべく 廊下に出て騒ぎの元を探す
すると、少し先にどこか聞いたことのあるような声で叫喚する患者が目についた
lr
lr
lr
lr
ib
驚いたことに、それはローレンだった
今にも目玉が飛び出そうな具合に目を開き、
助けを求めるように。自分を守るように。
押さえつける職員を振りほどきながら 周りの人たちに助けを求めていた
俺の知っているローレンの人物像とは あまりにもかけ離れすぎていて 別人かと疑ったぐらいだ
俺は驚きを隠せずに、その場に立ち尽くしていると あっという間にローレンはその場で気絶し、 奥の個室へと連れてかれてしまった
ーーーーーーーーーー
気絶してから意識が戻るまでは そう時間は掛からないそう
だから俺は医師が個室を出て行ったすぐ後に ローレンのいる個室を訪ねることにした
そして、ここがその個室だ
パニック状態で、悲痛な叫びを繰り返していた ローレンに会うのが怖い
俺が触れたら全て壊れてしまいそうで それくらい今のローレンは脆い存在のようで。
ib
コンコンコン
ーーーーーーーーーー
コンコンコン
ib
ガチャ
返事がないので扉を開け、ローレンが居るであろう カーテンの閉まった病床を覗く
ib
そこには、これでもかというほどに 四肢拘束されたローレンが居た
ib
lr
lr
俺の声で起こしてしまったのか、 眠っていたであろうローレンがゆっくりと目を開ける
lr
lr
だが、目を覚ましたローレンは 自分が拘束されていることに気づき、 徐々に様子がおかしくなる
lr
lr
lr
lr
lr
ib
"助けて"
その言葉を聞き、俺の動かなかった身体が反応する
ib
ib
ib
そう叫び、俺は素早く拘束具を取り外す
この後どれだけ怒られてもいいから 今のローレンを助けたかった
lr
lr
ib
ib
lr
安心と、少しの申し訳なさが混じった表情で ローレンは再び眠りについた
lr
それを見た俺も、ホッとしたと同時に ローレンの膝下で眠ってしまった
ーーーーーーーーーー
なかなか上手いようには書けませんね
コメント
1件

次回が楽しみすぎます