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宮舘涼太

っ……

阿部は俺が殺した、俺がやったんだ

翔太は阿部を追って自殺した。 …そんなの俺が殺したのと差程変わりないじゃないか

宮舘涼太

おれが、やっ、

やめろ、涙なんて出るな。

覚悟してただろ。こうなるのが分かってこのゲームを創ったんだろ。

なのにどうして、こんなに涙が出るんだよ。

なんで、なんでだよ、くそ…!

宮舘涼太

なんで…なんでこんなこと……

『__』

あんたらが望んだことでしょ、舘さん

宮舘涼太

『__』……!でも、俺はっ……!

『__』

何?口答えすんの?あんたの為にやってんのに?

あ、やば、このままじゃ……

宮舘涼太

ない、ないです、ごめんなさい

『__』

そーだよね!だってあいつらは裏切り者だもんね!

宮舘涼太

……うん

『__』

ははっ、じゃ、部屋戻ろっかー笑

宮舘涼太

う、うん、戻る、

_"裏切り者"。

なんで俺たちがこんなことをするのか、

結論から言うと、それはメンバーに裏切られたから。

俺と阿部は、マネージャーさん達に虐められてたんだ。

俺たちが沢山テレビに出て調子に乗ってると感じたらしく、それが気に入らないといつも言ってた。

でも俺は調子になんか乗ってないし、むしろもっと頑張らないといけないと感じてる。

そして、それはきっと阿部も同じ。

それでも俺たちは、仕事終わりに呼び出されては暴力を振るわれた。

マネージャー1

最近人気出てるからって調子乗ってんなよ?笑

阿部亮平

ごめんなさい…ごめん、なさい……っ!

宮舘涼太

阿部、!

阿部亮平

おねがい、!謝るからぁ、もう、やめて、!

マネージャー2

はっ、何言ってんのコイツ笑

マネージャー3

やめるわけないでしょ笑
馬鹿じゃないんだから、少しは自分で考えなよ笑

マネージャー1

あはは、ほら、言われちゃってるよ阿部くん笑

マネージャー1

君、頭いいのにね笑
どうしちゃったのかな?笑

阿部亮平

うぅ…っ、ぐすっ

宮舘涼太

もうやめろっ、!

マネージャー1

あ?

宮舘涼太

いい加減にしてください…!

宮舘涼太

俺たちは調子に乗ってるんじゃないです!

マネージャー1

はあ、またそれ?嘘は聞き飽きたんだけど

宮舘涼太

嘘じゃない!

マネージャー1

あっそ。なら、これから他のメンバー呼ぼっかな

阿部亮平

っ、!いやだ、それだけは、!

宮舘涼太

っ……

他のメンバーがこんなことされるのだけは嫌だ、それだけは絶対に駄目だ

ずっと、そう思って耐えていた。

宮舘涼太

くそ…!

マネージャー1

嫌だよねー笑
2人とも優しいもんね笑

マネージャー2

大丈夫、2人が耐えてくれれば他のみんなに手は出さないよー笑

阿部亮平

ごめんなさい…我慢しますから、ほかのメンバーだけは…!

マネージャー3

うんうん、それでいいの!

マネージャー3

でも呼んだ時に来なかったら、他のメンバーにするからね!

宮舘涼太

ッ…分かり、ました…

逃げたら他の人が同じ目に遭う、

そう思ったら逃げたくても逃げれなかった。

でも、どうしても辛くて

2人だけで抱え込むことはできなかった

俺たちは、メンバーにこのことを話してしまったのだ。

宮舘涼太

…ってことがあって。

Snow Man

………は?

阿部亮平

本当なの。信じてほしい

『そうだったんだ、辛かったね。』

Snow Manのメンバーなら、きっとそんな言葉をくれるんだって

心の何処かで確信してた。

今思えば、あのときの俺たちは自惚れすぎてたなぁ。

メンバーが必ずしも俺たちの味方になるとは

渡辺翔太

…お前ら、

限らないのに。

渡辺翔太

何言ってんの?

宮舘、阿部

……え、?

佐久間大介

あんなに優しいマネさんたちがそんなことするわけないじゃん。なんでそんな嘘つくの?最低。

宮舘涼太

いやいやいや、そっちこそ何言ってんだよ

宮舘涼太

俺たちのことを裏切んの?マネージャーさんたちの方を味方する訳?

宮舘涼太

最低?どっちがだよ、やってないって理由も根拠もない癖に…!

阿部亮平

……行こ、舘様

阿部亮平

この人たちに俺らの辛さはわかんないんだ

『__』

あっ、ちょっと!2人とも!

メンバーを守る為に、俺たちは身を削って耐えたのに

それなのに、メンバーは信じてくれなかった

……1人、『__』を除いて。

『__』だけは、俺らのことを信じてくれたんだ。

『__』

ねえ、2人とも

宮舘涼太

ん、?

マネージャー1

俺と一緒に、アイツらに"仕返し"しない?

ジンロウゲーム ー裏切りの部屋ー

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コメント

7

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え!?以外な展開……!! ドキドキする……!!

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