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初兎
りうら
初兎
-hotoke-
初兎
-hotoke-
なんか自分の気持ち 言ってみるのもありかも
これで生徒会長が 悲しい顔をしないのなら りうらは自分の気持ちを言ってみる
りうら見ちゃったんだ
ないこ
初兎
ないこ
初兎
初兎
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
初兎
初兎
ないこ
初兎
-hotoke-
初兎
ないこ
あの時の君はすごく 悲しい顔をして落ち込んでいた
前まで君が悲しい顔をしても なにも思わなかったのに
ないこ
りうら
りうらが自分を出し始めて1週間
昼休みに生徒会長に呼ばれた
しかも人があまり通らない 体育館裏
体育館裏でりうらのこと殴るの? 罵るの?
ここ、怖いよ
ないこ
ないこ
りうら
生徒会長は真剣な目をしていた
でも、りうらは多分今も笑顔...
ほんと自分が嫌になる
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
りうらは前髪が長いから ピンで上にまとめていて 前髪がない分見えるおでこに 急に思いっきりデコピンされた
ないこ
生徒会長はなに1つ変わらない顔で りうらの顔を覗き込む
りうら
ないこ
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
急に意味がわからないこと言われた
急にデコピンしたり、 急に可愛いって言ってきて 何がしたいんだこの人は
ないこ
ないこ
りうら
りうら
ないこ
今も、りうら笑顔なのかな
そう思って窓を見てみたけど 違うかった
窓に映る自分の顔は 口角が下がり、 ちゃんと涙を流して泣いていた
それが嬉しすぎて また泣いてしまう
ないこ
ないこ
さすがに生徒会長も心配してた
りうら
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
君に色々な感情を教えてもらった
命の恩人って言っていいほど、 りうらの生活は変わっていった