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続きだよ

2人は神化を解き、公衆電話に入る

紅菜

何をするの?

アジトに行くだけだよ

ていうかキミ、本当に人舞華そっくりだね

紅菜

人舞華に拾われた身なのでね

紅菜

育ての親があれなのでそれは似るよ

人舞華が育ての親?

紅菜

はい!

そう言いながらお金を入れずに5648とうち、受話器をとり、何もせずに戻す

下に下がるよー

紅菜

えっ?!

物事が起こる寸前での告知。ほどそれは意味を生していない

混乱しながらも氷と紅菜はゆっくりと下に降りていった

こっち

紅菜

うん!

で、育ての親ってのは?

紅菜

私、拾われ身なんです。

拾われ身か。

何をして過ごしていたの?

紅菜

初め、拾われた時はほぼ赤子だった。

紅菜

そこから殺しも、盗みもなんでも犯罪を犯しているところに人身売買目的で連れて行かれたけど、

紅菜

ある程度育つまで、オークションには出せなかったの。女性としてもなっていないからね

紅菜

その間、殺しの仕事をさせられていた。

紅菜

日本語も、技術も、計算も、全て過ごしているうちに身についた

紅菜

私にも優しくしてくれるお姉さんがいたの。その人が教えてくれた

ふーん、

紅菜

技術がついてから、殺しなどの危険を伴う依頼はいつ死んでもいいとされる私に回ってきた

紅菜

やりたくもない仕事だったよ

紅菜

罪のない人も殺した、

紅菜

鮮明に覚えてるよ、

無理やりならしょうがないよね

紅菜

けどある日、優しいお姉さんが組織の裏切りの罪を押し付けられて殺された、

紅菜

私にはもうその場にいる理由なんて残ってなかった

紅菜

私の給料はゼロ、最低限の生活、何も無い地下室に監禁状態、

紅菜

仕事も嫌だった。技術だけはずば抜けてたけど、それぐらいしかさせられていないから当然だった

紅菜

だからある日、組織を皆殺しした

なんで?

紅菜

世界や国にとってその組織が悪いことをしていることがわかったから

紅菜

自分も死ぬし、尻拭いなら、ついでにしようと思ってさ

それで?

紅菜

潰した時に宛もなく歩いていたら人舞華に話しかけられて神って判明したら

紅菜

「うち今人手不足なんだけど……どう?」

紅菜

って言われて拒否権ないまま今

満足してるの?

紅菜

うん!人舞華優しいし、満足!

ならいいね

ここ入口。

紅菜

へぇー、研究室みたい

そうでしょ

実際、うちの組織は個人発明などもしてるからね

紅菜

え!!!すごいね

ははっ、ありがと

ここを登ればホールだよ

紅菜

なるほど!

私の部屋に来る?

紅菜

いいの?!

ははっいいよ

ここ、ホテル並みには豪華だし改造沢山してあるから面白いと思うよ

紅菜

たしかにね!階段からして豪華

ははっ改造は色々してあるから気をつけてね

もしも侵入者がきた場合のために罠とかも仕掛けてあるから

頑張って避けてね〜

紅菜

え、?!

と言っても私も罠の位置忘れたから大丈夫!

紅菜

え……

大丈夫、それなりに強くないとここまで来れない仕組みだよ

紅菜

何をしたの?

公衆電話のところ、エレベーターみたいに下がった後に

トンネルの場所をしばらく歩くでしょ?

紅菜

うん

そこで自動分析して

紅菜

え?!

ある程度の強さじゃないと入れないから

紅菜

って言うことは……

キミはある程度の強さの中にギリ収まってるか収まっているかだね

紅菜

なるほど

ちなみに1番弱いとされる月のメンバーは……

星羅だね

紅菜

星羅が?!弱い、、?

うん

紅菜

なぜ?

普通の運動神経でずば抜けても悪くもない。

紅菜

なるほど

オルアもそうだけど

オルアはコンピュータ操作で敵殺せるからね

紅菜

星羅は?

あの子は作戦係だよ。人並み以上の運動神経ではあるけど月の中では弱い

だからオフェンスの脳筋な人達と星羅は相性最高だね

紅菜

そうなると……

星羅も弱い訳では無いよ

星羅は勉強ができて頭がいい

それに人並み以上の運動神経。

運動神経やスキルとしては下だけど、全体的に見れば下じゃないね

紅菜

月ってバランスいいんだね!

言われてみればそうかもね

ここがホール

紅菜

へぇー、随分豪華なんだねー!

まぁ殺しの仕事とかをしている以上、命がいつ絶えるか分からないからね

それなりの依頼料ではあるよ

紅菜

なるほどね

紅菜

私の時は最低限の生活だけで売上は分からなかったからなぁー、、

紅菜も相当稼いでると思うよ

紅菜

そっか

氷はパスワードと手を自分の部屋の扉前でスキャンして部屋に入った

ここ、私の部屋

紅菜

え?!

紅菜

本がいっぱいだね

紅菜

何読んでるの?

能力者のこととか医学的なこととか、体のつくりを見て月のメンバーの筋トレとか立てたりするためにあるよ

あとは神のこと、とかだっけ

紅菜

こんなに本があって欲しい本を探すまで時間かからないの?

かからないよ

最初の頃はトレーニングにもしてたぐらいね

本を見つけるための探す力

ターゲットを探すのと同じようにね

紅菜

そんなところまでしてるんだね

ははっ、月のメンバーには負けれないからね

紅菜

なんで?

私の教え子には越されたくないし、

両方とも強くなれば死ぬ確率も少ないでしょ?

紅菜

確かに……それで、教え子って?

あぁ、立ち話は疲れるだろうし、こっちにおいで

紅菜

うん!

あ、ちなみにここのドアを開けると練習場だよ

氷は先程と同じようにパスワードと手をスキャンして扉を開いた

紅菜

広っ!

ここで体術とか練習をするんだー

先程と同じようにパスワードと手をスキャンして部屋に入った

ここが私の部屋

そう言われて見せられたのはミニマリストのようにものがあまりないとてつもなく広い部屋だった

紅菜

え!?ひっろ!

ははっ、確かに広いかもね

筋トレとかはここでするからこの広さがいいんだよね

さっ、座って

紅菜

うん!ありがとう

氷は紅菜をソファーに座らせる

氷がキッチンに行き、お茶を出してくれた

はいどうぞ

紅菜

ありがとう!暑がりだから冷たいお茶助かるよ

考察通りでよかった

で、教え子について聞きたいの?

氷もソファーに腰を下ろす

紅菜

うん、聞いてもいい?

いいよ

私、月のメンバーの稽古をつけていたんだよ

紅菜

なんで?

過去を見せて説明をするよ

記憶

月華が海にみせた氷の過去を紅菜に見せる

紅菜

そんな過去だったんだね

うん

あの一件(メンバーが怪我した依頼の組織)で

私が1番強いと言う現状だったから、

それぞれの筋トレメニューと毒の耐性、反射神経、武器の使い方、立ち回り方、自然で生きていくための基礎知識、医療的な基礎知識、音を立てない走り方、コンピュータの使い方、

外国人への対処(英語)、月のメンバーが他の人々にバレないように使う隠語、など、、、幅広くやってきたよ

紅菜

氷は頭もいいんだね!

ははっ、ありがとう

それらをワンツーマンで完璧にしていくことで今の月ができたよ

紅菜

つまり、、、

月のメンバーのために本を買って、読み、私も学力などをあげれたってわけ。

紅菜

すごいね!

ありがと

紅菜

今、氷の上に出るものは月にいるの?

うん

紅菜

え?!誰、とか聞いてもいい、?

いいよ

誰にも言わないのなら

紅菜

人舞華達以外?

うん

紅菜

わかった、聞かせて!

私と同等なのは月華

多分上なのが海

紅菜

う、み、?

海(あま)のことだよ

紅菜

破壊神の?

うん

紅菜

海って言うんだね、、

紅菜

しかも月?!

うん、非公開の月メンバー

紅菜

すごいね!!にしても海はそこまで強いんだね

うん。とってもね

紅菜

ところで、氷は母親にあって何をしたいの?

聞きたいんだ

紅菜

私を産んだ理由、性別、髪色、母親の身分、とかね

紅菜

へぇー、、やっぱりそうなんだね

うん。今何時?

紅菜

今はー

紅菜

五時

了解

ありがと。トレーニング行ってくるから好きなことしてていいよ

紅菜

うん!ありがとう

一方海は……

はぁ、とりあえずお風呂を入ってきましたが……

レイを戻らせ、𝐉𝐎𝐊𝐄𝐑カードを解除後、実験室にやってくる

あぁ、来ましたね蒼

イメチェン?

オーダーの服が届くまで髪を下ろして戦おうと思いまして。

髪が1本でも切れたりしたらそれは私の実力不足です。

ということで、髪を下ろしています

なるほど

あの花は手に入りましたか?

はい。

どうやら毒は大丈夫だったようですね

自己治癒しました。

なるほど。やはり……

この花達をどうすればいいですか?

貴方なら分かりますよね?

そうですね……

蒼は薬を作り始め……

出来ました。

……上出来ですね。

どうやって、、?

スキャン能力ですよ

励がそろそろ起きる頃です。使いましょう。

はい。

恵菜達から雫と励を普通の病棟にしたと連絡がありました。

なるほど、わかりました

行きましょう

はい、

……

声も出さずに天井を見つめる励

大丈夫ですか?

励!

……?

明らかに反応速度が遅かった

モゾモゾと上半身だけ起こした。

、、

海たちの方を見て少し黙っていた

励?

貴方達、誰?

やはり……

蒼は衝撃的すぎて固まってしまった

ごめんね、私、自分のことと、、雫の事ぐらいしか今思い出せなくて

なんで私の名前知ってるの?

私達はあなたの仕事仲間のようなものです。

貴方は重体でしたので目覚めて良かったです。

看病してくれたの?

ありがとう。

、、

今、貴方は一時的な記憶障害が起きています。

そのうち落ち着きます。

そうなんだ、ありがとう

貴方達、名前は?

海です。

蒼です、、

体調が優れなかったり体に異変はありますか?

そうだね、、腕が動かないことと

蒼の言った通りですね

耳が聞こえずらい。

目も、見えずらい

そっか、、、

じき治ることを期待していますが、

この目薬を目にさしてください。

わかった、

腕はある程度良くなったらにするね

わかった、、思い出せなくてごめんね、

ありがとう

いえいえ。

蒼などが付いていてくださいますので

わかった、ありがとう

ところで雫は?

うん、ちゃんと起きてるよ

だいぶ良くなった、蒼、海ありがとう

いえいえ

筋肉も落ちちゃったな……

トレーニングしてもいい、?

うーん、、

海は雫をゆっくり見ると

明日からですね

今日か明日に点滴が外れますので

わかった、ありがとう

雫、元気なの、?

うん。励、腕動かないの?

うん、

それに海と蒼を思いだせなかったんだ

ゆっくり思い出していこうね、

うん

では、私は行きますね

待って。

はい?

明日もここにいれるの?

そうですね。明日までいますよ

了解、ありがとう

ではまた明日。

うん

翌日の朝

急に海を呼び出した蒼

どうしました??

励の意識がないの、、

励?昨日起きていましたよね?

なにかの発作か分からないんだけど……

意識がなくてこのまま死んじゃうのも有り得る

……なるほど

わかりました。

蒼は今日から最大限の力で励の治療をしてください。

わかった……

出来るだけ多く、連続した日にちに。

了解

では、

夢乗り込み

励の頭の中にて。(意識がないので何も無い様子がずっとです)

……?あぁ海

後ろから声をかけるとゆっくり振り向いた

大丈夫ですか?

うん、まあね

ご自身がどんな状況か把握済です?

分からない

意識不明の重体ですよ

え?

なんで?

て言うかここはどこ、?

貴方の中です

こんなに何も無い場所、他ないでしょう

そっか

なぜそうなったかは知りません、

貴方は今生死の狭間

蒼が全力の治療を連続した日に行ってくれます

貴方にして欲しいことがあります

なに、?

筋肉を鍛えること

ここではハンデなどありません。

蒼の治療はその人の体力がないと効果を発揮できません

ですので体力をつけることをしてください

わかった

では行きますね。

うん、ありがとう

次会える時は記憶も、健康状態も、全て完璧でお願いしますね

うん!

では

解除

海が能力をとく

海、もう行くの?

えぇ。そろそろ

そっか、気を付けて

はい

何かあればまた連絡ください

了解!楽しんで

うーん、もう少し来るのが遅くても良かったですね

一般人の島に到着

朝陽

おねぇーさん!

?、私ですか?

朝陽

うん!

朝陽

可愛いね!カフェでも行かない?

あー

子供のように自分よりか小さい人が話しかけてきたため、道を教えて欲しい、とかだと思ったがナンパだった。

ごめんなさい。用事あるので

朝陽

そんな事言わないでよー

ほんとですし、

貴方に興味無いですし

私はナンパなんてことをしない人が好きです。

では

海は怪しまれない程度に早く走り、その場を去る

朝陽

あー!

海は公衆電話に行き、いつも通りの手順を行う

下に下がっていく

独り無言でそそくさと歩く海

そのまま城に入り……

あ、

ホールに着いた途端何かを思い出した海

氷に連絡忘れてましたね

ははっ思ったより早いね

紅菜

こんにちは海さん

あぁ、名前教えたんですね

うん。だめ?

別に。

母親の居場所はわかりましたか?

うん。今日丁度ね。

なるほど、良かったです

紅菜は来れるのですか?

紅菜

先程呼び出しがあって行けそうになかったです……

紅菜

天空から見ることにするよ!

そっか、残念

ところで海、イメチェンかな?

いえ。ただ服のオーダーが終わるまでこの服で、

戦術を磨くためにこの髪型なだけです

なるほどね。いつもキミは面白い。

特殊な訓練をするよね

何事も繋げるのが大切なのです。

紅菜

参考になるね

紅菜

私はここら辺で去るよ!短い間だったけどありがとう!

えぇ。また機会があれば会いましょう。

そうだね。ばいばい

紅菜

では

紅菜が去る

海、お疲れ様

うん。

コトリバコの件は大丈夫そう?

多分ね

1人意識不明だけど、

私は信じてる

そっか、

だいぶ疲れてるみたいだね。

明日のことを話して今日は寝ようか

ありがとう、

私の部屋に行こう。

こっち

着いたよ。ほら、座って、

うん。

大丈夫?

何が、、?

反応速度が遅いよ

そっか、

とりあえず今日は早く寝よう。

うん

明日はここに行くよ

氷は画像を見せる

一般人の島、?

うん。ここにいる、と思う

証拠は?

このペンダントだよ

……、

氷はペンダントを見せる

これは私が捨てられてからもずっと首にかかっていたものだよ

なるほど

氷がペンダントの中を開ける

これは、、

能力が使用してある

氷が先程出した画像と全く同じ風景。

どういうことです、?

能力で母親がどこかに移動する度、その風景がここに更新される

だからここにいると思うんだ

この場所は遠いですか?

遠いも何も、能力を使って移動するよ

……そうですね

明日、昼ぐらいにここに着くよ

了解

じゃあ今日は寝ようか、

はい

ご飯を食べ、寝る支度をして

だいぶ早くなっちゃったね

えぇ、

おやすみ

おやすみなさい

今日は長めだったね、

最後の挨拶を任されて嬉しいけど、、

1人は寂しいなぁ、

まぁいっか

次回予告

「母と子」

次回お楽しみにねー

じゃあ
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