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コメント
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中国さんが純愛すぎる…ナチもソビもどうしたんだよ!?
やっぱり那智さんも黙ってやられてるわけないよねー、というか心臓はやばくねまあナチは元々やばいけどというか中国はどっちの味方をするのか気になるなあロシア語翻訳してみたのですがめっちゃ今の状況に合いすぎてやばいね。長文失礼しました

ソビエトとナチスがどちらも重症を負っているのが第二次世界大戦の独ソ戦でどちらの被害も酷かった話みたいですね……どちらも無事でいられたらよろしいのですが…
中国
中国は思わず漏れかけた声を閉じ込めるように慌てて口を押さえ、息を潜めた
国々たちの討論から抜け出し、困惑したままに向かう道標となったのは
真っ黒な血痕だった
実際、起きたばかりで理解しきっていない中国に、
ナチスの居場所を知るすべなどはなかった
先刻、ソビエトが不自然に場を離れるのを目撃してから、
藁にでも縋る思いでソビエトから出されたであろう血痕を追ってみると、
衝撃の描写が、そこにはあった。
確かに、目的であったナチスはそこにいた
可笑しくなったのは、彼らが少し話を交わした時だった
ソビエトが尋常じゃない速さで腕を振ったと思えば、
次の瞬間には、ナチスの片腕はソビエトの手もとへおさめられていたのである
ソビエトがナチスに恋心を寄せていたのは、知っていた
しかし、中国には理解できなかったのである
愛するものを、自らのために傷つけると言う行為を
助けなければ
そう思い、懐に忍ばせていた扇を握りしめる
ナチスはきっと、何かを抱えている
こうやって国々に再び喧嘩を売ったのも、なにか理由があるはず
ナチスだけが悪いとは、中国には考えられなかった
中国
次の瞬間、
ナチスはソビエトに抱き抱えられていた
ナチス卍
真っ赤な液体が、ナチスの口から零れ落ちた
ソビエトの鎌が、ナチスの華奢な体を、深く深く貫いていたのである
中国
中国は、叫びにも似た掠れた声を漏らす
今すぐ駆け寄りたいのに。
足が
足がすくんで動かない
ただ自分は、見てるだけ────
ソビエト
ソビエト
ソビエト
ソビエト
ソビエト
ソビエトは次々と言葉を紡いで歌い始めた
陽気で、明るくて、楽しいテンポで。
この情景には全く似合わない、喜びに満ちた声が、雪に埋もれる
ソビエト
ソビエト
ソビエト
まるで呪い。
まるで鎖。
中国は動けなかった
ソビエトはずぶり、と音を立ててナチスから鎌を抜き取る
ソビエト
ソビエト
歌は止めない。止まらない
ナチスから溢れ出る紅血も、止まらない
がくがくと震えるだけの足が、どうしようもないくらいに憎かった
たすけないと
でも?なんで?
どうやって?
ほんとうにたすけられるの?
どうして動かない?
動け
動け
動け
中国
中国はふらふらと遠ざかっていくソビエト達に手を伸ばし──
再び目を見開いた
ソビエトの心臓を、ナチスが貫いていたからである
そして彼は、小さく、重い声で、短く呟いた
ナチス卍