翌日、僕はどんよりとしたまま
学校へと向かった
女子生徒
女子生徒
伊原 大地
女子生徒
女子生徒
女子生徒
伊原 大地
女子生徒
女子生徒
女子生徒
伊原 大地
女子生徒
女子生徒
伊原 大地
女子生徒
伊原 大地
見せてもらった写真には
確かに僕の名前が書いてあった
隣には珠希の名前も
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
チャンスはまだあるはずだ
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
私の秘密を知ればきっと彼は離れていく
…それでいい
はずなのに
伊原 大地
伊原 大地
どうして君を離したくないんだろう
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
初めて聞いた病気
彼女はいつも未来のことを考えて感情を押し殺して来たのだろう
それなら
彼女が先を見るなら僕は今を見ていたい
だから…
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
涙を流す彼女を
抱きしめられない
この関係がもどかしい
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
君は、人よりも輝きが強いんだ
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
そっと彼女に腕を伸ばす
やっと抱きしめることができた
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
通話
02:03:05
さっき別れたばかりなのに
ずっと、声を聞いていたい
中毒者のようだ
伊原 大地
高校3年生になった
今日は彼女の誕生日だ
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
彼女は…
高校生には見えないくらい大人っぽくなっていた
大人っぽいとももう言えない
大人にしか見えない
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
そう言って渡したネックレス
嬉しそうに笑ってくれた
中野 珠希
中野 珠希
この笑顔を一生忘れない
彼が側に居てくれる
だから、もう怖いものなんかない
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
そう言って、コンビニへと入っていった
中野 珠希
楽しそうに笑う彼女の袋には
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
沢山のお酒が入っていた
本当は責めるべきなんだろうけど
やめた
前向きになってくれた彼女を見るのが嬉しかったから
中野 珠希
中野 珠希
中野 珠希
親がいなくて良かった
真面目で通ってきた僕が
こんなに酒を持っていたら卒倒してしまう
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
伊原 大地
不味いと言いながらも
美味しそうに飲む彼女を見ながら
酒を飲み進めた
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
伊原 大地
中野 珠希
中野 珠希
伊原 大地
彼女と視線がぶつかる
伊原 大地
伊原 大地
そっとキスをした
そういう流れになったのは
酒のせいじゃない
甘い雰囲気のせい
男子生徒
男子生徒
伊原 大地
男子生徒
男子生徒
伊原 大地
男子生徒
年上たぶらかしてんだろ
伊原 大地
男子生徒
男子生徒
男子生徒
伊原 大地
俺はこの時初めて
「彼女が病じゃなかったらいいのに」
そう、思ってしまった
コメント
9件
年上をたぶらかしてる…か。 早老病で大人びて見えるからそうなっちゃうんだと思いますが、なんだが複雑ですね😥 2人の未来が明るくなることを願います…!
年上をたぶらかしてる、って言われた時の気持ち なんか、すごい複雑だろうな…🤪 でも、彼女が早老病ってわかったって訳か…😢 だから、10年分の愛…😍 この後の物語、もっと悲しくなる予感がします…😭
なるほどです…… 最後の年上をたぶらかしてる……ここからどうなるか気になりますね。ケンカとかなっちゃいそうで怖いなぁ…… 未成年飲酒 ダメ 絶対! 続き待ってますね✧︎