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慣れない 新しい学校
知り合いなんて1人もいなくて
疲れ切ってた私に
星
ただただ笑顔で話しかけてくれた君
君にとっては、知らない人に話しかけるのは平気なことで、同じ本を好きという趣味が、話題があったから話しかけてきただけ。
だけど………だけど、
絃夏
わたしにはそれが全てだった
心の穴を、寂しさを、たった一瞬で埋めてくれた君は
私にとってのヒーローで
その笑顔が、その明るい声色が
私の学校生活に、彩りを与えてくれた
絃夏
私だって、流石に 「ちょろいな笑」 とは思ったけど…
わたしにはそれで十分だった。
それだけで十分な理由で。
星
絃夏
でも、君はきっとそんなの望んでないよね 分かってる…分かってるから、
絃夏
星
絃夏
君が私の星になってしまったように、私も君の星になりたかった。
君は 私の 一番星
でもそれは、心の中で少しずつ、少しずつ…二番星(友達の関係)に…
変えていかなきゃ
よろしくね この学校一番最初の、 私の友達
さようなら 私の初恋
拝啓 過去の私へ その日、私の心に星が咲く そして咲くのは、 淡く、甘く、ほろ苦く、しょっぱい味がする星 最初はきっと辛いでしょう でも、いつか星も枯れるでしょう だからといって、 関係が終わるわけじゃない… また、 本当の意味での友達になるから。 そのとき咲くのは、またこれとは別の星なのでしょう
——その日、私の心に星が咲く—— fin