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2件
すごい泣く寸前だった、()
ur嫌われです。
地震関連&死ネタあり
苦手な方回れ右
居ないメンバーめっちゃ居ます
ur
tt
rn
sv
na
ur視点
ur
嗚呼、また憂鬱な時間がやってくる
tt
rn
sv
na
ただいまの一言も貰えずに なお兄は怒る
ur
俺はこの家族の三男
上から na tt ur rn&sv
na
na
ur
俺は[お兄ちゃん]が嫌い
rn
sv
sv
sv
ur
[お兄ちゃん]だからって 年だって2歳しか変わらないのに
na
tt
ur
rn&sv
ur
俺は自分の感情を押さえて、 双子に喋りかける
sv
rn
rn
sv
ur
どいつもこいつも、皆 [お兄ちゃん]
[お兄ちゃん]ってそんなに偉いの?
ur
いつものように笑顔を作る
tt
[お兄ちゃん]だから笑顔を作って なんでも完璧にする。 でも、 [お兄ちゃん]は僕の笑顔が嫌い
ur
tt
俺、まだ小学校3年生だよ? なのにいつも皆のご飯作ってるの
おかしいよね
でも、しょうがないんだ
お兄ちゃん達はじゅけん?ってのが あるらしいからね
ur
tt
ur
na
na
ur
俺はrnとsvの[お兄ちゃん]
でもなお兄とたつ兄は? 俺の[お兄ちゃん]でもあるよね。
完璧じゃないよ?
na
tt
ur
俺は急いでキッチンに向かい、 冷蔵庫から鶏肉を出す。
ur
俺は家での家事のせいで、 学校ではほぼ寝ている。
寝ているせいで、 お腹もすかないから
いっつもパン1個だけ
それで充分なんだ
ur
ur
給食の放送とかで言ってた。
赤と緑と黄色の食べ物
それが入っていれば バランスの良いご飯らしい
ur
ur
ur
ur
4人分しかないや
ur
どうせ、俺なんか要らないんだから
ご飯あるだけで感謝しなくちゃ
ur
俺は出来た食事を皆に持っていく
ur
na
tt
お兄ちゃん達からは 怒声や、文句、これもいつもと一緒
sv
rn
双子からはご飯への興奮 その分失敗した時への文句が凄い
ur
俺は4人分のご飯と牛乳とサラダを 食卓に置いた
tt
na
2人のご飯は失敗してなさそう
rn&sv
今日は大丈夫かと思った瞬間だった
sv
na
sv
sv
ur
どうやら今日は失敗してたみたい
鶏肉が焦げていたみたいで 少し苦かったようだ
na
na
ur
tt
rn
sv
na
ur
ほらね?全員俺のこと嫌いなんだよ
その後数分殴られて、 部屋に戻れって言われちゃった
何がいけなかったかな
俺はそんなことを思いつつ、 部屋に戻った
部屋に戻った俺は
いつもどおり、日記を書く
今日は料理を失敗しちゃったみたい 次はきおつけなくちゃ 俺はもっと完璧になって お母さんの変わりになるの 頑張って完璧になったら 皆に褒めて貰えるかな
ur
自分で書いてて、 悲しくなってくる
ur
悲しくなったとき 俺は部屋に飾ってある 家族6人の写真を見る
あれはまだ、 [お母さん]が生きていたとき
ur
ur
やっぱり思い出したくないな
だってお母さんが○んじゃったのは
俺を生かしてくれたからだもんね
ur
お腹は空いた
でも、それ以上に 皆に会いたくなかった
ur
そんなことを言いながら 眠りについた
次の日
ur
俺は多分家族じゃなくて、 [お兄ちゃん]という家政婦なんだろう
ur
俺は朝起きてすぐに リビングに向かった
料理を済ませて、
俺が学校に行くのは
皆が起きる前、
5:00
ur
いってらっしゃいがない挨拶は もう慣れちゃった
学校につくのは当たり前だけど 誰よりも早い
ur
俺は集団いじめにあっているから
掃除はいつも俺1人。
ur
家でも、学校でも
俺の居場所はない
ur
小3とは思えない言葉を吐き、 30分かけて掃除する
ur
時計を見て、ため息をつく
モブに呼ばれるまで あと30分しかなかったから
30分でも、寝ないと
そう思っても
今日は運が悪かった
モブ
教室に入ってきたのはモブ
いじめの元凶
ur
顔がひきつる
モブ
俺の顔がひきつると
モブ
そういって顔を壁に叩きつける
モブ
ur
勿論痛い
でも、慣れなくちゃ
完璧なお兄ちゃんになるんだ
弟たちが登校してくる時間。
弟たちは俺の教室の前を通る
ur
精一杯の力で抗うも、
モブ
モブ
ur
足を蹴られる
モブ
モブ
でも、好都合だった
ur
家に帰らなくてすむから
トバスヨ (放課後),
ur
ふらつく足で屋上に向かう
今日は何回殴られて どれくらい寝れるかな
そんなことを考える俺は もう完璧ではないのかもしれない
屋上に着くと
今日居たのは7人
モブ
モブ
元凶が泣きじゃくっている
またそうやって俺を陥れるんだ
俺はまた絶望しそうになると
怖い先輩
と、正義のヒーローきどりの先輩が
俺を殴り出す
怖い先輩
怖い先輩
ur
ur
服に隠れる所ばっかり
数百ほどだろうか
最後にお腹を思いっきり蹴られ、
ur
俺は気を失った
ur
俺の目が覚める頃には
7:00
を時計が指していた
ur
ur
この時間ならご飯は作らなくていい
その代わりなぐられるだけだ
ur
俺は学校を出る、
ur
tt
na
sv
rn
ur
肯定しないと、いじめがばれる
バレたらまた完璧じゃなくなる
お母さんみたいになれない
na
tt
ur
数発殴られてから
風呂に行こうとした。
けど
傷のせいでお湯が赤くなるから
止めた
だから、俺は部屋に戻った
ur
ur
俺は布団に倒れた
寝転びながら、 明日の予定を確認する
ur
明日は双子の誕生日だった
家族4人でショッピングモールだっけ
いいな
俺なんか誕生日おめでとう も言われてないのに
でも、考えても終わりがない
俺は日記をかき、眠ることにした
今日はまたいじめられちゃった 完璧になれないな 助けてよ 俺のこと見てよ…気づいてよ… 皆が羨ましくてしょうがない こんな俺を◯してください
ur
次の日
ur
ur
お母さんに挨拶。、
その後、リビングに行った
リビングに行くと、 もう皆居なかった
机には[留守番して]と、 かいてある紙が1枚
ur
俺は少し考えたあと、
ur
いつもは皆が見てるから 俺は見れないテレビ
俺はワクワクしながら リモコンを握り、テレビをつけた
その瞬間
視界が大きく歪んだ
ur
でも、それにしては長い
ずっと足元がぐらぐら揺れている
ガチャン!!
ur
後ろを振り向くと、 本棚が俺に向かって倒れてきていた
ur
俺は咄嗟に避けようとしたものの、 右足に酷い激痛が走った
ur
見ると、右足が赤く染まっている
ur
いつのまにか揺れは収まっている だけど付けっぱなしのテレビからは
津波警報が発令 されました
直ちに高い場所へ 避難してくださ
と、繰り返し流れている
ur
ur
俺は赤く染まった右足を動かし、
高台へ行こうとした
ur
足の痛みはどんどん増している
すぐ後ろをに波が来ている気がして
とにかく、上に逃げる
つもりだった
でも、
ur
そこには泣いている rnが居たから
rn
ur
ur
俺は必死に笑顔を見せる
rn
rn
ur
皆も高台へ行こうとしたのだろう
rnを俺が連れていったら お兄ちゃんって認めてくれるかな
そんな淡い期待を胸に 俺はrnを抱き抱えた
ur
ur
rn
rn
少しでも不安を和らげないと
そう思って笑顔を作って歩き続けた
でも、
モブ
現実は残酷だった
ur
俺の足元から波の音がする
ur
もう残された時間はない。
そう感じた俺はある決意をした
rn
ur
ur
rn
rn
rnは心配そうに俺の袖を掴む
でも、もう時間がない
ur
rn
ur
rn
遺言?見たいなカッコいいことじゃ無いけど
幸せに
ur
俺は重い1歩を踏み出し、階段に
rnを置き、こう言った
ur
rn
rn
rnがおれに手を差し出す
だけど、実は足がもう、動かない
ur
ur
ur
rn
rn
rnが階段をかけ登っていく
ur
おそらく、またねはもう叶わない
俺の場合は…
少し考えたあと笑顔でこう言った
ur
俺はそういって、冷たい水に
沈んでいった
ur
どんどん深く沈んでいく
息が出来ない
水が冷たくて、痛い
何度も壁や漂流物にぶつかり
激痛や傷痕がどんどん増えていく
ur
いっつも嫌われて
1人で暗闇に居た
だからかな?
ur
でもね、これだけは言いたかったな
ur
大好きだったよ
na視点
どうしよう
rnとはぐれちゃった
na
今、ttが必死に探している
tt
それと
家に1人で残っていた
urも
rn
探し続けて1時間ほどで
rnが見付かった
rn
るなは僕達に会うなり、 こう言ってきた
rn
rn
na
urのこと?
na
僕は恐る恐る聞く。
rn
rn
rn
na
もしも、本当なら
na
urはもう…
この世に居ない可能性が高い
na
自然と涙が溢れる
あんなやつ… お母さんを…○したやつ
嫌いだったはずなのに…
あの日は晴れていたのに 急に雷雨になったな
na
お母さん
お母さんはお上品で なんでも完璧にこなす人だった
お母さん
sv
rn
お父さんが不倫して、 家を出ていってから
大変なはずなのに… ずっと元気に笑ってた
生まれたばかりの双子と、 na、tt、urの世話
na
お礼を言うことしか出来ない僕は いつでも、どこでも、 お母さんに感謝を言ってたな
お母さん
お母さんはそういうと、 いつもと同じように僕の頭を撫でた
na
撫でられるのは好きだった
暖かくて嬉しくなるから
お母さん
na
お母さんのその一言で 僕達はttとurに視線を向けた
tt
tt
ttはもう1人のお母さんみたいに urを見てた
urは反抗期真っ只中。
お母さんの言うことすら 聞くことはなかった
tt
ur
いつもこんな感じ
またいつものように urが諦めて
帰ってくると思ってたんだ
na
この瞬間までは
モブ
微笑ましく2人のやり取りを見ていて ぼーっとしていた数秒。
その数秒の間に
urは道路に飛び出した
ur
tt
キキィーー
ドン!!
na
大きなブレーキ音が聞こえたと、 思ったあと
何か、重いものにぶつかったように
ドン、と音がした
urが跳ねられたと思った
でも…
ur
tt
轢かれたのは
お母さんだった
お母さん
tt
皆はお母さんに駆け寄る
勿論、僕も
na
sv
rn
ur
皆が名前を呼ぶ
だけど
お母さん
そう言ったお母さんは 二度と喋ることがなかった
その時からかな urが嫌になったのは
お母さんは病院に運ばれた
でも
助からなかった
tt
rn
sv
na
na
皆は泣いていた
でも…urだけは泣いてなかった
ur
今思うと、 まだurは混乱していただけだった
って思うけど
その時は
tt
tt
ur
ttはurをビンタして
rn
sv
双子は罵って
僕は…
na
na
あの時のurに対して 一番の酷い言葉を吐いた
ur
na
僕は気が動転して
ずっと謝ってくるurを ひたすら罵ってた
ur
ur
そして僕はあの時…
na
絶対言ってはいけないことを言った
ur
ur
その後urは走って どこかに行ってしまった
そして、僕達は お母さんが居なくなったことを 全てurに押し付けて
自分達の責任をなくそうとしてた
na
tt
rn
sv
na
tt
rn
sv
ur
ur
ur
ごめんね
いっぱい傷つけたよね
だけど、
責めてきた年数が長すぎて
たった一言の
「ごめんなさい」
が言えなかったんだ
これから、今までの分も
全部償うから
謝っても許して貰えないかもだけど
一生をかけて償うから
家族の愛情に数年
触れてなかった君。
数年間真っ暗な中で
1人で生きてたんだね
僕、知ってたよ
urがいつも虐められていたこと
学校でも、家でも
居場所がなかったんだね
虐めのことを知ったのは最近。
だけど、謝れなかった
頼って貰えなかった
悪いお兄ちゃんでごめんね
これからの人生に
灯火を付けられるように
頑張るから
生きていて
絶対に生きていて
rnも会いたいって言ってるの
urに。
会ったら絶対に
今まで頑張ったね、 ありがとう urはとっても偉いね
そういってあげたい
na
na
それから3日、 避難所にいつまでたっても来ない君
na
na
避難所を毎日探す日々
tt
tt
ttはおそらく寝ていない
ttも不安なんだ
僕も
また家族が消えるのが怖い
urに謝りたいのに…
いつまでたっても君は来ない
na
tt
na
他の避難所も探した。
何回も
そして
気がつくと
10日が経過していた
モブ
そう話してる人もいた
避難所からは 30人ぐらいが消えていた
sv
tt
na
帰ってもいいと決断した時
トイレに行っていたrnが
rn
って言ったんだ
sv
tt
tt
ttが問いかけると
rn
na
tt
urが?
ここにいたの?
na
rn
rn
rn
tt
rnの言う通りだとするなら
urはもう…
na
考えてしまうと、 涙が止まらなくなる
rn
rnが混乱するのもわかる
でも
na
聞かずにはいられなかった
rn
るなは快く返事をして、
数分前のことを話し始めた
rn
rnがねトイレ終わって 歩いてきてたらね
急に目の前に
ur
笑顔のおにーちゃんが居たの
rn
rnね、抱き付こうとしたんだよ?
そうしたらね
ur
ur
ur
って言ってきて
見たらね? 本当にびしょびしょだったの
rn
rnね、驚いちゃったんだけど
rn
っていってハンカチ渡したの
そしたら
ur
って笑いながら おにーちゃんのハンカチくれたの
rn
rn
rn
って思ったんだけと
ハンカチ濡れてなかったんだよ
rnね?おかしいなって思って おにーちゃん見たら
ur
すっごく悲しそうな顔してたんだよ
rn
rnが喋りかけたら
ur
ur
っていってまた笑うの
rn
rnがココに連れていこうとしたら
ur
ur
って急に言うんだよ?
rn
rnが聞いても
ur
ur
って言って
どっかに歩いて行っちゃったの
rn
rnね、頑張って走ったのに
歩いてるおにーちゃんが すっごく早くて
追い付けなかったの
それで
rn
rn
rn
rn
rnが話しおわったら
急に
na
tt
おにーちゃん達が泣くの
急に泣いたと思ったら
na
って言ってくるから
rn
って見せたんだ
na
見せたのにおにーちゃん達
もっと泣き出すの
どうしてだろうね
na視点
rnに見せて貰ったのは 間違いなくurのハンカチで
僕があげた最初で 最後のプレゼントだった
ur
ur
na
na
na
ur
ur
子供のころのurが欲しがったのは パンダのマークがついている 茶色のハンカチ
na
ur
ur
na
na
na
お母さん
お母さん
ur
urはこの頃、 自分の意見を 必ず突き通すタイプだった
ur
お母さん
お母さん
お母さん
ur
tt
na
tt
na
tt
ur
ur
あのときは本当にムカついた。 けど
今となっては思い出だな
そんな思い出に浸って、 涙を流していると、
ぐらぐらッ
na
tt
僕とttはrnとsvを抱え、 揺れに耐えた
sv
tt
rn
双子がttに抱き付いている今のうちに 外を確認しようとしたとき
na
茶色の水に沈んでいく町が見えた。
また津波が来た
僕達も、さっき帰っていたら…
そう考えると腰が抜けた
na
tt
tt
ttも外を見て絶望している
そりゃあそうか
1歩間違えてたら あの濁流の中だもんな
na
na
tt
tt
tt
その後約二週間
この避難所で生活し、
家に帰ることができた
urは見付からなかった
僕達の家は跡形もなく流されていた
na
家があったはずの場所には
家族6人の写真が1枚あった
だけど、urの部分だけ 切り取ったようになくなっていた
tt
na
現実的ではない
でも、確かにrnはurにあって ハンカチを貰ってる
sv
rn
rn
na
そう、双子が指差したのは
海側に居る茶色の髪の毛の子だった
その子は此方に気づいたのか
ニコッと微笑む
太陽に照らされて、
光を沢山まとっている
その子は
urにそっくりだった
na
tt
rn
sv
その子は微笑んだまま
手を此方に降って
いつの間にか消えていた
na
僕は無意識にその子が居た場所に 向かった
na
その子が居た場所…には
切れていたurの顔の写真が 落ちている
na
tt
rn
sv
na
tt
na
tt
rn
sv
rn
rn&sv
na
僕がそう叫けんだとき
ur
って聞こえた気がしたんだ
na
na
na
na
na
声が聞こえた方にそういって 微笑んでから
僕はrnとsvを追いかけた
ur
ur
ur
ur
ur
大好きだよ
僕の居場所。end
主。
主。
主。
主。
主。
主。
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