それから、週に2回、月曜日と金曜日に放課後に勉強を教えてもらうことになった。
始めは英語だけだったけど、他の教科も教えてもらうようになり、テストの点や順位も上がっていった。
蓮
俺が勢いよく教室のドアを開けると1人教室に残っていた〇〇さんが驚いた顔をしてこっちを向いた。しかし、その顔もすぐ笑顔に変わった。
〇〇
蓮
〇〇
蓮
〇〇
蓮
〇〇
蓮
〇〇
〇〇
蓮
〇〇
蓮
それから数日経った。しかし、その間、〇〇さんとなかなか話せずにいた。
康二
蓮
康二
蓮
康二
そんなことを話していると、急いでどこかに向かっている〇〇さんを見かけた。
蓮
康二
〇〇さんを途中で見失ってしまったものの、悲鳴らしき声が聞こえた方へ向かった。
そこにはずぶ濡れになっている〇〇さんがいた。多分水をかけられたのだろう。
茉優
〇〇
由美
茉優
その2人がその場から離れたあと、俺はすぐに〇〇さんのところに向かった。
蓮
〇〇
〇〇
蓮
俺が〇〇さんに近づくと〇〇さんは俺と少し距離をとっている気がした。
〇〇
〇〇
蓮
そう言いかけた瞬間、バタッと言う音がして目の前で〇〇さんが倒れた。
蓮
何回呼んでも目を覚ますことなく、返事がなかった。
〇〇さんが倒れた後、どうすればいいか分からなくて保健室に運んだ。
先生
蓮
先生
蓮
先生
先生
蓮
先生
それから数日経ったが、〇〇さんと顔を合わせることはなかった。
その日の学校の帰り道、家の近くの公園の前を通ると、公園のベンチに〇〇さんが座っていた。
久しぶりに会えたことが嬉しくて声をかけようと思い、ベンチの方へ向かおうとした時、違う学校の制服を着た男子が〇〇さんに声をかけていた。
その瞬間、〇〇さんの顔が俺がしばらく見ていなかった笑顔に変わった。そして、そのまま2人はどこかに行っていた。
蓮
続く
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お久しぶりです。覚えてますか?