赤
...さとみくん
桃
ん?
赤
あの...
赤
あのね...
桃
うん
赤
肯定が欲しい訳じゃなくて...
赤
ただ聞いて欲しいだけなんだけど...
桃
い~よ
桃
いくらでも話していいよ
赤
...
赤
ごめんね
桃
気にすんなよ
赤
最近...さ
桃
うん
赤
なんか...気力がなくて
赤
とにかくしんどくて
赤
顔上げて前見る気力とか
赤
歩く気力すらなくて
桃
うん
赤
でも...学校あるから出かけるじゃん
赤
そしたら...絶対帰んなきゃ行けないじゃん
赤
自分の家じゃなかったとしても、帰んなきゃじゃん
桃
おう
赤
でも前見る気力すらないからさ
赤
この前自転車とぶつかりそうになったわけ
桃
おん
赤
おじさんだったんだけどさ
赤
危ねーだろ、前見て歩けって怒られちゃって
桃
うん
赤
でもさ...無理なんだよ
赤
足って勝手に進まないんだなって...思った
赤
...なんでだろうね
桃
...なんでだろうな
赤
...
赤
晴れてんのか曇ってんのかも分かんなくて
赤
そしたら気づくんだよね
桃
うん
赤
あ、ガム落ちてる、とか
赤
ここのマンホールさくらの模様だったんだ、とか
桃
うん
赤
でもさ...
赤
やっぱこのままじゃだめだからさ
赤
たまに頑張ってみようって思って
赤
...頑張るんだけど
桃
うん
赤
どうしても無理でさ
赤
...電車で泣いちゃって
赤
あぁまだ泣けるんだって
赤
おもっちゃった…
桃
そうか…
力尽きましたここまでにします






