翔太Side
蓮
しょっぴー、ゆっくり息吸って。
俺は言われた通りにする
過呼吸は治まった
その間に 俺は目黒とリビングに戻った
その何分後かに
メンバーが戻ってきた
照言わくアイツは捕まり 涼太は救急車で運ばれた
付き添いとして阿部ちゃんがついて行ったとのこと……
照
……翔太、何があったんだ?
俺は起きた事を全て紙に書いた
嫌がらせを受けていたことも
辰哉
……いつから?
俺は約5年前と紙に書いた
大介
……そっか、ごめんね気づいてやれなくて。
俺は首を横に振る
俺がみんなに言わなかったのが悪いんだと紙に書いた
ラウール
違うよ、翔太くんは悪くない!
悪いのはアイツだ!
悪いのはアイツだ!
康二
そうやで。
しょっぴーは俺らのこと心配してくれたんやろ?
しょっぴーは俺らのこと心配してくれたんやろ?
俺は頷く
翔太Side
阿部ちゃんから、ふっかに電話があった
命に別状は無いが、植物状態の為 涼太は入院することになったと……
その後……
俺は薬で治療することになった
徐々に声は戻っていった
俺は涼太の見舞いに行った
翔太
……りょ……うた……、俺……徐々に……声……出るようになったよ……。まだまだ……だけど……。……りょ……う……た、目……覚ましてよ……。ま……た……くる……ね……。
俺は帰ろうとした
その時
涼太
……翔太?
翔太
!?
りょ……う……た。
りょ……う……た。
涼太
声、出るようになったんだね。
良かった。
良かった。
翔太
……りょ……う……た、ご……めん、俺……の……せい……で……。
涼太
翔太のせいじゃないよ。
だから自分を責めないで。
だから自分を責めないで。
俺は頷く