コメント
12件
最高すぎ!
私は多分、この世界から必要されてない。
多分ー…さっきの言葉訂正させていただきます。
私は絶対、この世界から必要されてない。
誰も、親も。友達も。祖父母も。
こんなことになるんだったら、私なんか生きる必要なんてない。
でも、それは君のせいでー…
死ぬ未来を簡単に変えてしまったじゃないか。
どうしてくれるのよー…
話はガラリと変わりますが
私はさくら。
「余命宣告」をされた。
親は昔から私に関してはとても無神経で、私だけが蚊帳の外。
別に虐待とか、育児放棄とかではないんだけど 家族団欒や関わりは全くなかった。
まあ別に。そこまではよかった。
でも、私が病に陥ってしまったとき、微かに聞いたんだ。
お母さん
お父さん
お母さん
お母さん
お父さん
お母さん
お母さん
お父さん
さくら
私はもう決めた。
誰もかも信用しない。関わりたくない
人間ってゴミだー…。
さくら
それが私の口癖になっていた
そうだ。虚しいのだ。
私は気がつけば、18歳になっていた。
あのまま私は大学には行かずに、こうやって小さな島でのほほんと過ごしている
私の命は あと 1年
あのまま、私と両親は縁を切り、私は一人暮らしを始めた
弱い体で、バイトをしながらどうにか過ごしている
小さい頃からコツコツ貯めた貯金とお年玉をどうにか使ってやっている
それで、いいの、かな
まあいいか。別に私が死んだって、悲しむ人なんかいないんだから
〜♪〜♪〜♪
さくら
聞こえた先には、立ち入り禁止の札が
気になるなぁ
気がつけば、私は立ち入り禁止区域とある看板を跨っていた。
さくら
そこには、古く錆び付いていた小さな小屋があった
天井には穴がドカンと開いていて、雨漏りもしそう
さくら
一輝
〜♪〜♪
ドキン
一輝
さくら
さくら
一輝
一輝
一輝
さくら
さくら
一輝
一輝
さくら
一輝
さくら
さくら
一輝
一輝
さくら
さくら
一輝
一輝
さくら
数分後…あの男性は棚から何か取り出した
何か分厚い封筒だった
一輝
さくら
封筒から出てきたのは、医療費代ぴったりだった
さくら
さくら
一輝
さくら
一輝
一輝
さくら
さくら
一輝
さくら
一輝
さくら
さくら
一輝
一輝
さくら
さくら
一輝
一輝
さくら
すると、壁にかけて買った鳩時計がなった
さくら
さくら
一輝
タタタタタタタ
さくら
あんなに会話が弾んだのも、初めてだ
人なんか、信じるつもりなんかなかったのに
我を忘れてた
また、会いたいなぁ
一輝
さくら
一輝
さくら
一輝
一輝
さくら
一輝
一輝
さくら
さくら
一輝
さくら
さくら
一輝
一輝
さくら
さくら
一輝
さくら
一輝
さくら
一輝
さくら
一輝
さくら
さくら
一輝
生徒と先生のように、私たちはレッスンを開始した。
難しいけど、やりがいがあって楽しい
でも、悲劇が襲ったのは
今日。12月25日だった
一輝
一輝
さくら
ズキン
さくら
ズキンズキンズキンズキン
さくら
ドクンドクンドクンドクン
一輝
さくら
さくら
バタン
一輝
まずは音が奪われた
かずきがなんて言ってるのか、全然聞こえなかった
叫んで、まわりのひとたちにたすけをもとめてた
つぎは、しりょくか
のうないでなにも、へんかんできない………
医者
さくら
医者
医者
さくら
医者
医者
医者
さくら
ズキン
鈍い痛みが全身を貫いた
いたい、いたい。こんなの耐えられない
一輝
さくら
一輝
さくら
さくら
さくら
さくら
一輝
さくら
さくら
一輝
さくら
さくら
さくら
さくら
一輝
さくら
一輝
一輝
一輝
一輝
さくら
一輝
一輝
さくら
さくら
さくら
深呼吸をする
酸素を収入して、二酸化炭素を出す
呼吸している
私は生きてる
一輝
さくら
一輝
さくら
行こう、君が弾きたいと言ったピアノを弾きに行こう