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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

こんな気持ちになったのは 初めてだった

客のほとんどは俺の体が 目的だったから

嬉しかった

主様は俺の"体"ではなく、"俺"を 見てくれていたから

次の日

朝早くに起きて、 俺は湯屋に向かう

花魁や女郎たちが身を清める場所

まあ、風呂だ

体を洗い、湯に浸かろうとすると、 そこにはsnrがいた

snr

urt兄さん!

snr

起きなんしございやす

urt

ああ、おはよ

urt

snr、俺の前では廓言葉じゃなくてもいいぞ

snr

いえ、わっちはまだ廓言葉に慣れておりんせんので

snr

花魁になった時廓言葉がしっかり使えるようにと

urt

真面目だな

urt

surもそろそろ17か

urt

もう少しで水揚げかもな

水揚げ 初めて自分だけで客をとること 相手は慣れている客が多い

snr

・・・

snr

嫌でありんす…

snr

わっちはまだ、誰にも抱かれたくない

そんなの、俺だってそうだった

でも、吉原にいる限り それは叶わぬこと

俺はsnrに返す言葉がなかった

基本、俺たちの仕事は夜だ

urt

mf~

mf

あ!urt花魁!

mf

どうしましたか?

mfは吉原で働いている 彼は以前ここにいた花魁の子供で 売られた訳では無いから 俺たちのように客は取らない

urt

俺の今夜の客は誰だ?

mf

えっと〇△様ですが…

urt

そうか、ありがとう

やだな

今夜の客は乱暴で有名だ

しかし、客がどんな相手でも 俺は必ず同じ台詞を口にする

ようこそ おいでくんなまし

花魁usss ~4人の吉原での物語~

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コメント

2

ユーザー

終わり方かっこよすぎませんか???

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