マイキー
だってさ〜
マイキー
いくら番にしたってさ、側に置いておかないと、俺落ち着かないんだよね〜。
ヤミカ
……急に言われても💦💦
マイキー
むー(・へ・)
エマ
ウチも、マイキーの意見に賛成ー。
ドラケン
ヤミカと住みたいだけだろ?エマ。
エマ
(ギクッ)
エマ
そ、そんにゃわけ……⁄(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)⁄
ドラケン
(噛むとか、可愛すぎだろ(//∇//))
マイキー
おい、そこ。イチャつくな…。💢
エマ・ドラケン
ごめん。・ˇ∀ˇ・
エマ
ヤミカは、どう思ってるの?
ヤミカ
え………(゜゜)
ヤミカ
わたしは………。
ヤミカ
!?
マイキー
!
ドラケン
!
エマ
わっ、なに!?
急に、屋上の扉が吹き飛んだ。
煙がたち、一つの人影が見えた。
???
ヤミカっちゅーもんは、おめぇか?
エマ
は?ウチはヤミカじゃないわよ。
エマ
……っていうか、アンタだれ?
???
……クックック。
???
私がだれかそんなに聞きたいか。
???
私は……総理大臣だ!!
ヤミカ
………!?
マイキー
ふ〜ん。
エマ
へー。
ドラケン
ほーー。
総理大臣
な!?
総理大臣
……ごほんっ。
総理大臣
ヤミカさんは、あなたですか?
ヤミカ
え…あ、はい。
総理大臣
……ふむ。
総理大臣
獣人……。
総理大臣
少し失礼なこと聞きますが、あなたのそれは偽物ではないですよね?
ヤミカ
は、はい。
ヤミカ
ちゃんと、繋がってますよ?
ヤミカ
(効果あとどれくらいなんだろ💦💦)
総理大臣
………。
総理大臣
ちっ。この学校は、私にウソをついたのか。(・д・)チッ
総理大臣
え〜。誤解してすみません。
総理大臣
それでは……。
自称(?)総理大臣は、
嵐のように来訪し、
風のように帰っていった。
ドラケン
あいつ、何しに来たんだ?
マイキー
ん〜、多分学校の誰かがヤミカが人間って伝えたんじゃねぇーの。
マイキー
ま、俺が居る限り人間ってことはバレないはず……。
エマ
てか、アイツ。
エマ
ドア壊したよね?
エマ
ちゃんと直してから帰れっつーの。
エマ
こんなんじゃ、ウチらのせいにされる…。
マイキー
大丈夫だ。俺とケンチンに任せとけ。
マイキー
お、それとヤミカ。
ヤミカ
?
マイキー
今日か、俺とエマん家に泊まれ。
マイキー
それだったら、いいだろ?
ヤミカ
!!!
ヤミカ
うん。ごめんね。
マイキー
ヘーキ、ヘーキ。
マイキー
よし、俺のフェロモンの効果がなくならないうちに、帰るか。
エマ
だね〜。
ドラケン
でも、どーやって帰るんだ?
ヤミカ
(確かに…)
マイキー
それは、任しとけ。v(´∀`*v)ピース
マイキー
もう、手は打ってある。(・∀・)ニヤッ
ドラケン
……おい、まさかアイツらじゃねぇ~よなΣ(ಠ_ಠ)
マイキー
…………(⌒▽⌒)
ドラケン
だーー!!!
ドラケン
なんでよりによって、あいつらを……
ヤミカ
アイツら?
マイキー
あ〜、まだ言ってなかったな。
マイキー
俺らの頼もしき仲間…………。
???
マイキー!!
???
ったく、人使い荒いぞ!
マイキー
ミツ谷と、場地だ。^_________^
ドラケン
はあ…。おい、ハシゴ降ろせ。
場地
うっせぇー。分かっとるわ。
隆ちゃん
マイキー、遅くなってごめん。
マイキー
おーー。グッドタイミングだったぞ。
ドラケン
エマ、お前から上れ。
エマ
う、うん。
ドラケン
おい、場地!
ドラケン
エマが行くから、ちゃんと支えろよ!!
場地
うるさいぞドラケン!!
エマ→ドラケンの順番で上っていき、
次がわたしの番というときに……
総理大臣
おい、お前ら!!
ヤミカ
!!
マイキー
あ〜。またお前か。
総理大臣
ヤミカさん、君は人間なんだろ!
総理大臣
そうなんだろ!?
ヤミカ
!!(どうして……)
マイキー
それがどうかしたのか?
総理大臣
ヤミカさんは、私たち大臣一同が保護をする!!
ヤミカ
!!!!!
マイキー
………それ、保護じゃねぇだろ。
総理大臣
!!!!
マイキー
ただの、お前たちの道具にしたいだけだろ?………よっと。
マイキー
残念ながら、ヤミカはもう俺のものだ。
マイキー
誰にも渡さない。
マイキー
来い!ヤミカ!!!
ヤミカ
………!
総理大臣
ヤミカさ………!
ロープに乗ったマイキーくんの言葉にわたしは動いた。
ヤミカ
マイキーくん!!
ギュッ。
マイキーくんは、飛び乗ったわたしを見事にキャッチし、そのままエマとドラケンくんがいるヘリの中まで上っていった。
その途中、地上から(自称)総理大臣
の叫び声が聞こえたが、そんなのは聞こえなかった。
マイキー
あ〜〜。ヤミカは、大人気だな。
マイキー
総理大臣とか、大物に狙われて。
マイキー
だけど、今更逃げようなんて思うなよ?
マイキー
お前は、もう、俺のものだからな。
(⌒▽⌒)ニカッ
わたしはこの日、
自由なネコ獣人のことを
もっと知りたいと思った。