僕は桐部汰月
学年で最も真面目と言われていた
それから真面目くんなどとあだ名を付けられていた
真面目なあまりに友達も出来ないままで
だけどそんな時、ある人は優しく声をかけてくれたんだ
すごく嬉しかった でもその時の僕はその優しさに 気づくことができなかったんだ
汰月
汰月
弘人
汰月
弘人
弘人
汰月
汰月
弘人
汰月
汰月
珠美
汰月
汰月
珠美
珠美
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
あの子は屋坂珠美
一人でいた僕に声をけてくれた
心優しい性格に僕は嫌気がさしていたんだ
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美は泣きそうな顔で叫んだ
珠美
珠美
珠美
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
珠美
珠美
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美は放課後まで僕に会いに来なかった
汰月
汰月
そこは学校の体育館の裏庭だった
声がする
女子生徒A
珠美
女子生徒A
珠美
女子生徒A
女子生徒B
珠美
女子生徒A
珠美
珠美
珠美
珠美
女子生徒C
女子生徒C
バシッ!バシッ!
珠美
汰月
珠美
珠美
ベシッ!バキッ!バシッ!
珠美
珠美
女子生徒A
珠美
汰月
女子生徒B
女子生徒C
女子生徒A
珠美
バシッ!バシッ!
顔を殴り続ける奴ら
彼女はボロボロだ
助けたい、だけども勇気がなかった
珠美
女子生徒A
珠美
息が荒い
どうすれば助けれるか
バタッ
汰月
女子生徒C
女子生徒A
女子生徒B
女子生徒達は去っていく
汰月
汰月
珠美
汰月
珠美
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
珠美
汰月
汰月
珠美
汰月
汰月
珠美
珠美
珠美
汰月
珠美
汰月
僕は何故あんな事を言ったのか
自分でも分からない 好きでもないのに
空気を作ってしまった
汰月
汰月
その頃
珠美
珠美
珠美
珠美
次の日
汰月
汰月
バシャッ
汰月
汰月
学校
汰月
汰月
僕はいつもどこかで珠美を心待ちにしていたんだ
珠美が来ないままテストは始まった
汰月
汰月
僕はテストどころじゃなかった
珠美の事で頭がいっぱいでテストに集中できない
先生
先生
ガヤガヤ
生徒a
汰月
先生
先生
先生
先生
先生
先生
汰月
先生
先生
汰月
汰月
先生
ガヤガヤ
女子生徒A
女子生徒C
女子生徒B
女子生徒A
弘人
汰月
僕は怒りから人より先に爆発してしまった
汰月
女子生徒A
汰月
女子生徒B
女子生徒C
汰月
僕はもう怒りを押さえられなかった
辛くて苦しいのは珠美なんだ
そんな中助けられなかった俺にも嫌気がさしていた
弘人
弘人
弘人
弘人
汰月
女子生徒A
弘人
弘人
女子生徒B
弘人
汰月
弘人
弘人
女子生徒A
女子生徒A
弘人
女子生徒B
女子生徒C
弘人
女子生徒A
弘人
弘人
汰月
弘人
弘人
汰月
弘人
汰月
汰月
ガヤガヤガヤガヤ
先生
先生
僕は弘人のたくましい姿と 女子生徒達の反省の姿を見れて
なんだか嬉しい気がした
汰月
弘人
汰月
弘人
汰月
弘人
汰月
次の日
皆はたくさんの事を珠美に言っていた
汰月
弘人
汰月
弘人
汰月
僕はこう言った
君は珠美って言うんだね、初めて知ったよ。 でも名前は君の口から言って欲しかったよ。 珠美、僕は君のおかげで変われたんだ。 真面目くんのままで生きるのも堅苦しいしね。 ありがとう。珠美にはもう会えなくなってしまうけど 君は僕の中で永遠に生き続けるよ。君は僕の 生きる理由だったよ。今までありがとう。
汰月
弘人
汰月
弘人
汰月
珠美、元気で。
そしてさようなら。
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