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神と修羅

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神と修羅

31 - 運命の螺旋

2025年05月04日

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戦争は帝王にとっては、 結局遊びのひとつに すぎないのだ。

––– 中江 兆民

久遠

“ーーーーに送り込む”って...どういうことですか?

遥翔

僕達は想像すればどんなことでもできる力があるでしょ?

遥翔

だったら想像で別の世界を創ることだってできるんじゃないかな

久遠

それって“地球を創る”ってことですよね?

久遠

でもそれって膨大な想像力が必要って授業でやりましたよ

遥翔

確かにそうだね

遥翔

簡単なことはちょっとした想像をすれば実現できるけど、惑星となると細かい設定が想像できないと完全な形は作れない

遥翔

環境や生物...詳しく言うとキリがないけど、主にこれらの詳細なデータを算出しなければ地球を創ることは難しいね

久遠

じゃあ無理じゃないですか‼︎

遥翔

無理だったらこんな提案してないよ

久遠

え?

遥翔

実は僕、ものづくりが趣味で最近地球を創ることに成功したんだ

久遠

ええっ⁉︎地球が創れたんですか⁉︎

遥翔

その地球はそれこそ彼の理想、ーーーーだ

遥翔

でも、それだとあまりにもつまらないから少し“要素”を足したんだ

久遠

“要素”?

遥翔

遥翔

ある人間を“透明人間”にしてみたんだ

久遠

“透明人間”...ですか?

遥翔

でもただの透明人間は誰にも気付かれないから、ちょっと条件を付けてみたんだ

遥翔

悩みを持つ人間と交流している時のみ、その人物に認識されるってね

久遠

簡単に言うとお悩み相談所みたいな感じですか?

遥翔

すっごい簡単に言ったね...まあ、そんな感じだけども

久遠

それで、その透明人間は今どうしてるんですか?

遥翔

悩みを持つ者のみに見えるっていう学校七不思議として有名になってるよ

遥翔

ちなみにその透明人間の生息地は学校の屋上なんだ

遥翔

そういった細かい設定を考えるのも、大変だけど案外面白いよ

遥翔

だからもし君が僕の提案に賛成するのなら、この地球に類似したデータを僕が算出するよ?

遥翔

どうする?

久遠

私は...

久遠

....

久遠

質問、いいですか?

遥翔

何なりと

久遠

もし、創った地球で夜彦の考えが変わらなかったら...?

遥翔

それはそれで諦めるしかないよ

久遠

そんなの...っ‼︎

遥翔

あのね、僕は君の気持ちを尊重した上でこの提案をしているんだ

遥翔

もちろん、彼の理想も勝手に含めてね

遥翔

それで気に入った結果にならなくても、それは僕の責任じゃない

遥翔

ましてや久遠さんの責任でもない

遥翔

最終的に選ぶのは彼自身だ

遥翔

僕は彼の気持ちも尊重すべきだと思うよ

久遠

そんなの...嫌です...

遥翔

...ならデータの算出を少し変えてみるのはどうだい?

久遠

変えるって...?

遥翔

例えばーーーーを一部だけーーーーにするとか

遥翔

例えば神様が国を治めている世界とかさ

久遠

神様...

遥翔

あ、別に怪しい勧誘的な話じゃないからね?

遥翔

もし、彼の動向が気になるなら君も一緒に入っちゃえばいいし

久遠

そんなことできるんですか?

遥翔

まあ君が入る場合は教員として、大人として、責任者として僕も一緒に入ることになるけどね

久遠

あ、それなら神崎先生を神様にするっていうのはどうでしょうか?

遥翔

えっ、僕を...?

久遠

それで私が神様の見習いで、とある事情で私が神様の住む場所から追い出されて偶然夜彦と...

と、彼女と先生の企みが 膨らんでいくことを 彼は知らない。

現在

遥翔

素敵な映像だったね...感動で涙は出ないけども

夜彦

何だよ...この映像...

夜彦

つまり、“俺”をこの世界に連れてきたのはお前らだったのかよッ‼︎

遥翔

そういうことになるね

夜彦

だったら何で...関係ない人も巻き込んでんだよッ‼︎

久遠

そ、それは私も知らな

夜彦

とぼけんなよッ‼︎

久遠

ひっ...

夜彦

俺だけ連れてくればいいのに、何で...どうして、こんなに人が死ぬんだよ...

遥翔

人類が火を見つけた時、生活が豊かになる...誰もがそう思ったに違いない

夜彦

は?

遥翔

しかし、やがてそれは動物から身を守る手段になり、時代と共に武器として使われることが増えてきた

遥翔

どんな物も使い方次第で良いものになれば、悪いものにもなる

遥翔

神様の見習いとして選ばれた5人は“元々普通の人間”だった

遥翔

あ、久遠さんは一旦置いといてね

遥翔

でもそこに僕が火をあげたんだ

夜彦

じゃあお前が

遥翔

でも使い方を間違えたのはあの5人だ

遥翔

正しい使い方をすれば誰も死ななかった

遥翔

間違った使い方をしたから既に2人も亡くなった

遥翔

所詮、人間なんてそんなものだよ

夜彦

ふざけん

遥翔

ふざけてない

遥翔

それより、小鳥遊君。いや、夜彦君

遥翔

君はもう思い出しても良い頃だよ

遥翔

もう一人称は戻ってる

遥翔

あとは捨てきれない良心が邪魔をしているのかな?

遥翔

本来の君なら“他人の命の心配なんてしなかった”筈だ

夜彦

そんな...俺は...

夜彦

ッッッ‼︎‼︎

その時、俺の頭に 電撃のような痛みが走った。

その超頭痛と共に “彼ら”もやってきた。

鳴家

はぁ...はぁ...やっと追いついた...

遥翔

およ?環君じゃん

響子

殺す殺す殺す...

遥翔

あれ?別ルートから殺意むき出しの人来たんだけど...

蘭丸

はぁ...はぁ...やっと着いたっす...

響子

は?“何で”だよ...

遥翔

あら、流鏑馬君も...あと1人は

いるよ、ここに

蘭丸

空泉さん...

蘭丸、言いたいことは山程あるだろうけど後で“生き残ったら”でも良い?

蘭丸

...分かったっす

遥翔

お?全員揃ったのかな?

遥翔

...それじゃあ、せっかくだし“最後の審判”を始めようか

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