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⛄️たちの恋 (一話完結)

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⛄️たちの恋 (一話完結)

27 - 🖤💙(リクエスト 前編)

♥

779

2022年07月22日

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🐈‍⬛

おはようございます
こんにちは
こんばんは
🐈‍⬛です

🐈‍⬛

今回はリクエストを頂いた
MMNBのお話です

🐈‍⬛

本文中では
MM→🖤
NB→💙
の表記になっております

🐈‍⬛

ファンタジーもので、設定は
🖤が国の第二王子
💙がその執事
となっております
(現代日本のお話ではありません)

🐈‍⬛

基本的に💙目線で
見て頂けたらと思います

🐈‍⬛

ふんわりと裏の描写が
ありますので、
苦手な方はご遠慮ください

🖤

俺のことちゃんと見ろよ

💙

王子、いけません

🖤

スタート♪

俺は代々、この国の王家に 仕えてきた家系の出で、

特に考えることもなく 幼い時から王子の隣で 過ごしてきた

🖤(幼少期)

なあ💙〜?

💙(幼少期)

なんですか王子

🖤(幼少期)

このお城の庭には
何個の像が立っているのかなぁ?

💙(幼少期)

数えてきます

🖤(幼少期)

僕も一緒に行く!

💙(幼少期)

王子にはこちらの書物を
読んでおくようにと
ガヴァネスからの
課題がおありでは?

🖤(幼少期)

む〜〜〜もう飽きちゃった

🖤(幼少期)

ちょっとだけ休憩!ね?

💙(幼少期)

仕方ありませんね、
数え終わったら必ず
戻ってきてそれを読むのですよ?

🖤(幼少期)

分かってるって♪

はあ…絶対読まないやつだ

俺が読んで、大切なところだけ まとめて王子に伝える

お約束のパターン

🖤(幼少期)

お庭に出るついでにさ、
ガゼボでお茶にしようよ!

💙(幼少期)

………………

💙(幼少期)

ご用意致します

天真爛漫な王子様に 振り回されながらも

穏やかで楽しい毎日を 過ごしていた

時は経ち…

🖤

今日は天気がいいな💙

💙

そうですね王子

🖤

こんな日は外で茶を
飲みたくなるな

💙

ちょうど改装中でした
ガゼボが完成しましたので
そちらでご用意致しましょうか?

🖤

頼む

💙

午後のご予定は
同盟国の王太子との
ご面会となっております

🖤

あ〜…アイツか

💙

お二人がお会いするのは
3年ぶりでしたね

🖤

ちょっとはでかく
なったのかなアイツ

💙

王子よりも背が高くなって
いらっしゃったりして

🖤

そんな事あるか?笑

💙

楽しみですね

🖤

💙とアイツの執事も確か
歳が近かったよな?

💙

ええ、ひとつ歳下だと
伺っております

🖤

話が合うんじゃないのか?

💙

ええ、まあ
お互い歳下の王子に仕える身
として色々と積もる話は
ございますね…

🖤

愚痴ばっか話してんだろw

💙

とんでもございません

💙

王子のほんの小さな
悪事の数々など
口が裂けても
口外出来ませんので

🖤

あ!それは
言ってるやつの口ぶり!

💙

王子、お召し替えの
ご用意が整いました

🖤

おい!話を逸らすな笑

〜午後〜

💙

王子、
王太子がご到着されたようです

🖤

ああ、来たか

🤍

🖤〜〜〜〜〜♡♡♡♡♡

🤍

会いたかったよ〜〜〜♡♡♡

🖤

………え!!?!

🖤

おまっ…………🤍…???

走ってきた🤍が🖤に飛びつく

🤍は🖤の身長を優に超えていた

🖤

でっかくなったなあ!

🤍

えへへ〜♡
🖤の顔が僕より下にあるなんて
なんか可愛い〜♡♡

スリスリ

頬擦りをしながら🖤の頭を撫で回す🤍

グイッ

💛

王太子、お戯れが過ぎます

🤍

え〜〜〜久しぶりの🖤なのに…

執事に引き剥がされる🤍

🖤

相変わらずだな笑

🤍

あ!執事の💙くんも!

💙

お久しぶりでございます
王太子殿下

🤍

わ〜やっぱり💙くんも
イケメン〜♡♡

💙

勿体無いお言葉

🖤

はいはい、それくらいにして
庭でゆっくりしよう

🤍

わーい、僕の好きなアレある?

💙

ご用意致しております

🤍

やったー♡早く行こう!

💛

王太子、少し落ち着いてください

🖤

💛も大変だな笑

💛

ご無礼をお許しください

🖤

気にしないで

🤍

とっても綺麗な花が
咲いているね!

🖤

ああ、桜か
いい時期に来たな

🤍

ピンク色の花びらが
ヒラヒラ舞って素敵♡

💙

こちらの木は特別に
取り寄せたもので、
🖤王子の母君の祖国特有の
植物でございます

🤍

へえ〜!🖤のお母さんの!
華やかで儚くて美しいな…

🖤

母はこの木が大好きだった

🖤

毎年春になると思い出す

🤍

そうなんだ…綺麗だね

💙

こちらでございます

新しくなったガゼボに お茶の準備がされている

二人が着席すると 山盛りの唐揚げが運ばれてきた

🤍

うわ〜っ♡♡これこれ♡♡

🖤

お前よくそんなもの
一気に食べられるな

🤍

ふぁっへ おいひいんはも

💛

王太子!食べている最中に
お行儀が悪いですよ!

🤍

んぐ……

💛

殿下がこの国の下町を
お忍びで回られている際に
たまたま召し上がられて、
それからはずっとこの調子で…

🤍

うちの国では
この料理はなかなか
出てこないからね

🖤

俺もそんなに食べないぞ笑

💙

私は好きですよ

🤍

ほら〜〜ねえ、💙くんも
一緒に食べない?
はい、あーん♡

戸惑いながら🖤を確認する💙

🖤

…………………💢

顔こわっ

💙

殿下、主人を差し置いての
あーんは受け入れ難く存じます

🤍

あっなあに?そういう事?
🖤、あーん♡♡♡

🖤

は?いや俺はいいよ

🤍

照れなくてもいいのに〜

王子の自室にて

🖤

はあ…
夕食の後までずっと
あの調子だったな…

💙

お疲れ様でございました

🖤

成人の挨拶に来たとは
思えないはしゃぎ様だな

💙

いつまでもお可愛らしいでは
ありませんか

🖤

お前はアイツを気に入っているな

💙

王子の見られないお顔を
引き出して下さるお方なので

🖤

アイツと居ると調子が狂う笑

💙

王子にあーんなど
あのお方を除いて他、誰にも
出来る者はおりませんから

🖤

そうだな

🖤

お前にあーんしていいのも
俺だけだ

💙

王子?

つかつかと💙に近づいていき 壁に追い詰める🖤

🖤

はい、あーん

💙

おうっ…

チュク…

チュッ クチュ ヌルッ

💙

んんっ

容赦なく口内を動き回る舌

🖤

はあ…足りないな

💙の両手を頭の上に固定し 壁に押し付ける

🖤

可愛いよ💙…

チュッ チュル…

深く深く貪る様なキスが 次々に降ってくる

💙

ふうっ…んんっ

頬を赤く染め、目を瞑り必死で 唇を受け止める💙

🖤

はあ………

🖤

💙、俺のこと好き?

💙

ハァッ…ハァッ…

💙

お戯れを

🖤

ははっ…

🖤

お前はいつもそうだな

🖤

俺の想いはずっと
置き去りにされたままだ

🖤

寝るよ

💙

…おやすみなさいませ

いつからだろう

王子は俺を求める様になった

俺は王子に逆らえない

だからといってその想いを 受け入れることだって 出来はしない身分

この身が朽ちるまで王子の側で 変わらず在り続けることだけが

俺に残された選択肢

俺の本当の気持ちなど

奥底に隠されたままでいい

蓋をした恋心には とうに埃がかぶっていた

🤍

あっ🖤〜!!

🖤

昨日は眠れたか?

🤍

うーん、やっぱり枕が変わると
うまく寝付けなくてさ〜

🤍

🖤が添い寝してくれたら
バッチリ眠れると思うんだけど♡

💛

王太子

🤍

もうっ冗談ぐらい言わせてよっ

🖤

お前が言うと冗談に聞こえないな笑

🖤

添い寝してやろうか?

🤍

え?♡

🖤

1日くらいいいぞ

🤍

やった♡

💛

宜しいのですか?

💙

ご準備させて頂きます

💛

主人の我儘をお許しください…

夜になり、🤍の客室にて

🤍

本当に来てくれた…♡

🖤

俺は嘘はつかない

💙

それでは失礼致します

🤍

ねえ🖤?

🖤

なんだ?

チュッ

🤍

僕はそのつもりだけど

🖤

…………………

ドサッ

🤍

優しくしてね?

🖤

もう黙れ

チュッ…

💙

おはようございます王子

🖤

ああ、おはよう

俺を見た瞬間 ひどく傷付いた顔をした王子

🖤

この庭に…

💙

🖤

この庭には何体の像が
立っているんだったか

💙

143体です

🖤

覚えているんだな…

💙

王子との会話はすべて
記憶しております

🖤

…………………っ

🖤

ひどいやつだなお前は…

💙

………申し訳ありません

この数ヶ月後、 王子は戦場へ向かう事になる

もちろん俺も戦地へ同行した

To be continued.

🐈‍⬛

いかがでしたか?

🐈‍⬛

少しでもお楽しみ頂けたでしょうか?

🐈‍⬛

今回のお話も前後編に
分かれております

🐈‍⬛

ファンタジーものは設定の
解釈にかなりのページ数を
割かなければいけないのが
難しいところですね…

🐈‍⬛

足らずのところは
皆様の想像力と読解力に
お任せいたします笑

🐈‍⬛

後編もお楽しみに…!

🐈‍⬛

良ければ感想、いいねなどの
反応を頂けるととても嬉しいです

🐈‍⬛

閲覧ありがとうございました

⛄️たちの恋 (一話完結)

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コメント

7

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めっちゃ最高です! 続き楽しみにしてます!

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