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伊黒
俺はもう少し成長すれば殺される。そう分かったのは数日前だった
目の前には蛇の女。いや鬼がいた
蛇女
俺は身体が小さかった。そして蛇の女に何故か気に入られていた 。だからこそまだ生きられた。が、蛇の女は自分と同じ口の形にする。と言って俺の口を裂いた
伊黒
痛い。とにかく痛くて苦しかった。そこから零れ落ちる俺の血を彼奴は盃に入れて飲んだ。痛くて怖い。俺は逃げたかった
死にたくない。その一心で兎に角牢屋を削った。その時に蛇が1匹現れて俺のそばに居てくれた
伊黒
なんて呑気なことを考えながら毎日削った。周りの奴らにバレないように 。
そして遂に俺は檻を壊すことが出来た
だが現実は甘くない
兎に角走った。だが彼奴は俺に追いついた。
伊黒
宇髄
そう覚悟した時だった。俺より幾つか上の少年がそう叫んで俺は身体を小さく縮こませた。その少年は蛇女を八つ裂きにした。
だが再生する。気持ちが悪かった
伊黒
そう弱音を吐く俺を他所に少年は何度も何度も、日が昇るまで八つ裂きにした
蛇女
太陽の日に当たった彼奴は苦しそうに悲鳴をあげて灰となって消えていった
伊黒
その安心感で俺は泣き崩れた。目の前に少年がいることさえ忘れて泣きじゃくった
宇髄
目の前の少年もずっと鬼と戦って疲れているはずなのに俺の心配をしてくれる
宇髄
伊黒
そうか細く返事する俺を少年は軽々しく抱き上げた
そして俺は従兄弟の処へと向かった
だが
従兄弟
従兄弟
そう言われて俺は突き飛ばされた。少年は俺を庇ってくれた 。 従兄弟とは仲直り出来ないまま俺はその場を離れた
宇髄
泣き崩れる俺を心配して何時間も傍に居てくれた。だが簡単には心開くことが出来なかった
宇髄
伊黒
伊黒
そうボロボロと涙を零しながら伝える俺を少年は家に置いてくれると言った
宇髄
伊黒
泣きまくり掠れた俺の声は凄く小さくとても聞き取りずらかっただろう 。
♡ ↝ 50