そして私は帰りを待つ

突然ですが私は今のお母さんお父さんに拾われたのです

あ、そうそう。 私の名前は陽(はる)って言います

ホントのお母さんには捨てられました。

でも、お母さんは悪くないんです。

だって、“ごめんね”って言ってから捨てて行ったんですから。 その時お母さんは泣いてたんですから。

多分しょうがなかったんだと思います

それに、もう気にしていません。

今はとても幸せですから。

美味しいご飯に優しいパパママ。 暖かいベットに綺麗なお部屋

これ以上の幸せはないくらいです。

あ、そろそろパパママが帰ってくる時間です

お迎えしないとですね

帰ってきました！私の優しいパパママが！

そして私はこう言います