葵
真っ白で、綺麗な部屋、。

葵
猫がスタッフ?夢でも見てるのかな、。

葵
はーい。

moca
失礼いたします。スタッフのmocaと申します。
お食事の時間はどうされますでしょうか?

葵
うーん、。7時にします。

moca
了解いたしました。ごゆっくりお過ごしくださいませ。

葵
(あ、人間も居るんだ、。)

葵
落ち着くなぁ。きれいなお部屋だし。 最近疲れてたし、気分転換ぐらいしてもいいよね。

葵
ん?何このドーム?

葵
メモが貼ってある?
えっと、内容は、

このドームは、お客様の心の中を表したドームです。お客様が幸せになると光が灯ります。
葵
光ってないってことは、疲れてるってことだろうな、。

葵
毎日残業で、休みもないし、もう限界だな。

葵
もうずっとここに居たいな、、。

葵
お母さんの料理、最後に食べたのいつだっけ、、。
最後に話したのもいつだっけ、。

葵
、、寂しかったのかな、。
お母さんにも子供の頃から言われてた。「葵は一人で抱え込んで、結局抱えきれなくて悲しくなる。耐えられなくなる。」

葵
わかってる。

葵
わかってたのに。

葵
人に頼れない。遥夏みたいに、頼れたらなって何回思っただろう、。

葵
遥夏はいつも、可愛かった。
「助けてくれる?」とか、「教えて欲しいな。」とか、簡単に言葉に出せてた。

葵
遥夏とは幼なじみなのに。
なんで?

遥夏(Haruka)
葵?目の奥が光ってるけど、どうしたの?

葵
遥夏、、?

遥夏(Haruka)
葵。また一人で抱え込んで、耐えられなくなったの?私にも相談してね?

葵
遥夏には、私の気持ちなんて分からないよ!

遥夏(Haruka)
、、。え?。分からないわけないじゃん。

遥夏(Haruka)
葵とはクラスが離れることが多かったから、知らなかったかもしれないけど、私、いじめられてたの。

葵
、、え?。

遥夏(Haruka)
クラスメイト全員から無視されたり、ノートに悪口書かれたり、殴られたり。大切な物も隠された。だけど、「やめて。」が声に出せなくて。「助けて」が言えなくて。誰にも相談出来なかった。

遥夏(Haruka)
家族にも言えなかった。

遥夏(Haruka)
けど、両親を心配させたくなくて、学校も休まずに通ってた。
学年が上がって、いじめはなくなったけど、本当に言葉にできないくらい、最悪で泣きたいような1年間だった。

遥夏(Haruka)
だけど、自分の中で何かが変わったの。猫が店長の、喫茶店の行って、不思議な出来事ばっかりだったけど、「言葉にできなくても、紙に書いて伝えてみたらいい。」って、教えてくれたの。紙に書いて、両親に見せていくうちに、言葉にできるようになった。

遥夏(Haruka)
だから、人気者の葵がずっと元気なくて、疑問だった。けど、今日。理由を知れたから良かった。私みたいに紙に書いてみて。葵は変われる。信じてる。

葵
え、、。遥夏にそんな過去があったの?
私、何も分かってない。

葵
分かってないのは私じゃん。

葵
ごめんね、。ごめんね、。

遥夏(Haruka)
多分、葵、猫が経営してるお店にいるでしょ?

葵
うん、。なんで分かるの?

遥夏(Haruka)
多分、その猫ちゃんのお店の力で、私の言葉が届いてる。
その猫ちゃんに助けてもらいなさい?きっと、宝物になるよ。

こはく
、、さん!、、葵さん!

葵
、、。!

こはく
すごくうなされてましたけど、大丈夫ですか?

こはく
お料理の準備が整いましたよ!

葵
夢か、。

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