そして、その日から、いじめのターゲットはせいやへと変わり
主犯は、さとしだった
何をするかわからないさとしに怯えた皆は、さとし側に着いたのだった
さとし
「ハハ、今日のせいやは傑作だったなー、なぁ?山田?w」
山田
「お、おう!、そ、そうだなwww」
櫻井
「そうね、ざまーみろって感じね」
水嶋
「でも、やりすぎなんじゃー、」(ボソッ)
帰宅
さとし
なんだろう、モヤモヤする
さとし
いじめられてたのに、今ではいじめてる
さとし
いじめなんて、最悪で、最低なものだと思ってた
さとし
楽しんでやるなんてどうかしてる、いかれてるって
さとし
ほんとに心の底からなんの罪悪感もなく、いじめてるやつなんているのか?とも思ってた
さとし
でも今では思ってないんだ
さとし
ソコニイタんだよ
さとし
すぐそこに、そんなやつが
そう
それは
鶴永さとし
僕自身だったんだ
[完]