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でぃの

んー、……

でぃの

こっち…かな……

でぃの

いや、こっち……?

鏡の前でネクタイと戦ってます。

でぃの

んー…………

でぃの

ネイビーにしよ!!

なんでこんなに

だって、今日は。

ネクタイなんかに迷ってるかって?

でぃの

はぁ、先輩とデートだもんな…

でぃの

……あ!

でぃの

もぅこんな時間!

でぃの

早く行かなきゃ……

ドタバタしてるけど。

それだけ大好きな先輩なんです。

大学で出会った……

でぃの

…りゅま先輩…//

僕は待ち合わせ場所まで

車を走らせた。

調子に乗りすぎて

30分も前に到着してしまった。

でぃの

まだ時間あったのに……

でぃの

もっとちゃんとした服で来れば良かったかな……

そうやって1人で

誰かに窓を叩かれた。

ブツブツ言ってる間に

トントントン

でぃの

……ハッ

誰かと思って見てみたら。

僕の会いたい人だった。

そう。

でぃの

りゅま先輩ッ!!

りゅま

よッ!ディノくん!

りゅま

久しぶりだね〜!!

でぃの

お久しぶりです!先輩!

相変わらず

ナイスなスタイル。

先輩の美しさには僕も

でぃの

………//

りゅま

……ん?ww

りゅま

どうしたの、ディノくんwww

でぃの

…あっ、すいませんw

見とれてしまうところだった。

おっと、危ない。

でも、僕が1番気になっている事。

それは、子供っぽくなってないかってこと。

大学のときは、いっつも先輩に

りゅま

「ディノくん可愛い~」

りゅま

「ディノくんエギだぁwww」

とか言われてきたけど。

嬉しかったけど。

僕はかっこいいって言って欲しかった。

だから、今日はどうかな?、

先輩、

かっこいいって言って貰えると

嬉しいです。

りゅま

ディノくん、どこ行こ〜か〜

でぃの

そうですねぇ~www

でぃの

……あ!

でぃの

この前いいカフェ見つけたんですよ!!

りゅま

え!、ほんと!!

でぃの

そこ行ってもいいですか?

りゅま

今日は全部、ディノくんにお任せするよ…w

でぃの

分かりましたwww

なーんてね。

僕が前から探してた

先輩が好きそうなカフェ。

先輩、カフェには目がないからねw

あと、今日は…

…言いたいことがあるからね。

りゅま

うわぁ!

りゅま

ディノくん、こんなにいい場所知ってたんだ…

りゅま

…早く入ろ!!

でぃの

はいwww

こういう子供っぽい所も

先輩の魅力ポイントww

りゅま

ディノくんよくこんなにいい場所

りゅま

知ってたね~

でぃの

先輩の為ですからw

かっこいいって思ってくれたかな。

りゅま

なにそれ〜www

りゅま

ディノくん可愛いじゃーんw

でぃの

……w

やっぱり…

先輩には僕は

可愛いとしか

見えないのかな….。

りゅま

…ディノくん?

でぃの

…あぁ、探してたんですよー?w

りゅま

他にもいいカフェ見つけたら

りゅま

教えてよ〜?www

でぃの

はいwww

この後

ご飯も食べ終わって

カフェを出ようとした。

だけど、このタイミングで

僕は告白しようとした。

でぃの

先輩ッ……

りゅま

……ん、どうした?

でぃの

僕、前から先輩の事…

僕は恥ずかしくて

先輩の手を見てしまった。

その瞬間、

僕の初恋は終わった。

先輩は。

左手の薬指に

キラキラと光った

ダイヤモンドの指輪がはめられていた。

でぃの

………ッ

りゅま

…どうした?

でぃの

…あっ、やっぱなんでもないですw

りゅま

なんだよwww

でぃの

先輩、結婚したんですか?

りゅま

…あぁ、うん。

りゅま

したよ。去年。

でぃの

…そうなんですね…

聞かなきゃ良かった。

気づつくのは

自分なのに。

りゅま

じゃあ、行こっか。

でぃの

…はい。

カフェを、後にした。

その後も

色んなとこに回って

とても充実した一日を

送った。

でぃの

先輩、家まで送りますよ。

りゅま

あ、ほんと!

りゅま

ありがと〜

でぃの

/////

りゅま

何照れてんのwww

りゅま

可愛い〜www

あぁ、やっぱり。

僕は可愛いんですね。先輩。

りゅま

あ、私の家、そこのグレーのマンションだから。

りゅま

ここでいいよ

でぃの

そうなんですね。

りゅま

じゃあまたね

りゅま

今日はありがとう!

でぃの

いいえ、またお願いします!w

なんだか

何でかわかんないけど

僕は先輩の腕を引っ張った。

りゅま

…ディノ…くん?

でぃの

先輩、

でぃの

僕、

りゅま

…うん。

でぃの

先輩のこと好きです。

言ってしまった…。

分かってるのに。答えなんか。

りゅま

そっか。ありがとね。

でぃの

…はい。

りゅま

ありがと、言ってくれて。

でぃの

いえ…

りゅま

じゃあね、、バイバイ。、

でぃの

…はい。

バタン

でぃの

はぁ…

こっちを向きながら

手を振った先輩に

僕も振り返した。

そっか。

両思いだったか。

りゅま

ディノくん…

りゅま

私も好きだったよ。

今日のディノくん。

大学生時代のときより。

大人っぽくなってたね。

びっくりしたよw

りゅま

……ディノくん…

大好きだよ。

りゅま

はぁ……

そして、今。

今の私の愛する人の元へ。

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