異世界で冒険してみた(OC創作)

それはある女子高校生の、何気ない日常に過ぎなかった。

だがしかし、それは突如として起きてしまった。

私はお昼時にるんるん気分で席を立ち、廊下を歩いている時だった。私の下に魔法陣が現れたのだ。

あまりの出来事に動揺して、動けなかった。

そして…

光に包まれ、少しの静寂の後に目を開けると、そこには現実とはかけ離れた場所に私は居ることに気がついた。

｢あら？また知らない子が居るねぇ｣

｢きっと転移子だ｣

｢神様に魅入られてしまった哀れな子ね｣

三者三様から向けられる視線は、何とも痛くて、私は逃げ出してしまった。

下をチラッと一望すると、そこはどこか田舎臭いが、どこか懐かしい気分にさせられる。

そう言った緑葉の顔は、どこか暗かった。

緑葉に連れられ、人気のない場所へと向かった。

些細な息遣いでさえも、騒音に聞こえるほどに閑静だった。

To be continue…