TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

管理人(放送)

あっ、第一世代は…アモンとアシュリーは現場で皆を率いて、他は直ぐそこの廊下で待機!

管理人(放送)

緑青か…ひたすら耐えて殴って!耐久にだけ気をつけて避けて、私も指示を出すから。

ハナ

緑青の夕暮試練というものが良く分かりませんが…

メイ

おそらく、今までの緑青の試練の強化版でしょう。確かに、体力には気をつけなければ…

管理人(放送)

ああ、まずは普通に中央本部からで良いのか…じゃあ皆廊下へ。

アモン

…とにかく急ごう、被害が拡大する前に……申し訳ないが、ルネスは前に行けるか?

ルネス

えっ…い、嫌ですよ…痛いんですよね?

アシュリー

お前の回避能力なら大丈夫だろう…それに、最前列にはアタシが行くから。

ルネス

ぅ……

ティム

そ…それなら、僕も前に行きます。その…二人じゃ心配でしょうから。

アモン

…時間も無いし、どうだ…納得できないか?

ルネス

そ…それなら……

ジョージア

(あれは…みたことない。)

ジョージア

(わすれてるだけ…?)

アモン

…妙だな。攻撃してこない…こちらからしてみるしか。

アシュリー

いや…?!あれは…白昼と黎明の…

ルネス

ひっ…そんな…そんなの聞いてないんですけど!?

リビィ

…ゲージ。

ヒガン

……はっ。せいぜい楽しませてくれるんだな。

ジョージア

(わたしも…たくさんこうげきしないとだめかな…?)

ミルフィ

あっ…!ジョージアちゃん、危ない!

アシュリー

…!危ない!下がってろ!

パメラ

リビィの言った通り…そういうことみたいだね。

ネビル

……ジョージア…僕の側にいて。

ネビル

決して…離れないで。わかった?

ジョージア

…?う、うん。

アシュリー

くっ…痛いな……

ティム

……っ、でも大丈夫です。何とか身体は…

ハナ

リビィの発言から推測すると…ゲージが溜まるごとに増えていくみたいですね?

アモン

ああ…攻撃で何とか数は減らせているが、何時まで続くか分からないな…

ミルフィ

…あれ…魔法少女ちゃん?

憎しみの女王

施設の平和が脅かされてるみたいだね…

憎しみの女王

でも大丈夫!愛と正義の名のもとに、私がやってきたから!

デスティニー

え…魔法少女…?

ティム

魔法少女って実在したんだな…

ヒガン

チッ…こいつも幻想体じゃないか。

シャーロット

私達に敵意は無いみたいよ?ふふっ、素敵じゃない。

ヒガン

は…鎮圧できないのか。

ミルフィ

みんな!その子は味方!!私達を助けてくれるんだよ!!

ハリー

…洗脳されてないか?それなら、正気に…

ジョージア

(わあ、すごいきれいなひと…)

ジョージア

(…いや、幻想体?)

ジョージア

(おはなししてみたいけど…はなれちゃだめっていわれたし…)

ヴェネス

あ…グレイスさん?どうしたんですか?

グレイス

カルディアさんとヴィルさんの作業が思った以上に成功しているようですので…鎮圧に呼ばれました。

アモン

助かるが…こいつがいつ倒れるのか、俺達にも分からなくてな。

アシュリー

敵は増えるばかりだしな。

ルネス

…っあっ!切られ…ぐっ…

ルネス

やだ…死にたくない…たすけ…

アシュリー

それくらいで死にはしないから安心しろ。しかしだな…

ミルフィ

…助けて、魔法少女ちゃん。

憎しみの女王

ミルフィ…!うん、わかった!

憎しみの女王

正義よりも碧き者よ、 愛よりも紅き者よ!
運命の飲み込まれし その名の下に

ルノン

…詠唱?

憎しみの女王

我、ここで光に誓う!

憎しみの女王

我が眼前に立ちはだかる 憎悪すべき存在達に
我とそなたの力をもって、 偉大な愛の力をみせしめん事を!

ハナ

…!これ、もしかして…特殊攻撃じゃ…

ミルフィ

…ううん。魔法少女ちゃんは…私達を助けに来てくれたんだよ!

憎しみの女王

アルカナ スレイブ!!

ルネス

…?!身体が…

ティム

治癒能力でしょうか…?それでは、試練は…

ティム

…壊れてる。

ミルフィ

わぁっ…すごい!ありがとう、魔法少女ちゃん!

憎しみの女王

ううん。また何かあったら呼んでね!力になるから!

グレイス

職員ミルフィ…幻想体にあまり情を持ってはいけませんよ。

グレイス

はぁ…ミルフィさんも、それくらい研修で学んだでしょうに…。

アモン

…やめてやれ、グレイス。

グレイス

ですが…

ミルフィ

えへへ…またやっちゃいましたね…

ミルフィ

…すみません。

アモン

……。

管理人(放送)

お、やっと終わった?ああ、失礼。装備が整っていないからしょうがないんだけど…

管理人(放送)

この調子で、次は安全チームへ行ってくれ。ああ、速度は気にしないでいいよ。幸い、カルディアとヴィルがよく成功してくれているからね。

アシュリー

…行こうか。

約1時間後…

アシュリー

あー…やっと終わった。疲れたな。

アモン

…一応待機しておこう。

管理人(放送)

あ〜、夕暮試練終わったね?お疲れ様〜。各部門に戻って解散で。

ネビル

ジョージア、戻ろっか。

ジョージア

う?うん…

ネツァク

はぁ……今日も皆死んだ…

ネツァク

…本当に何の希望も無い場所ですね、ここは。

ジョージア

…あの、だいじょ…

ネビル

…大丈夫。放っておこう、ジョージア。

アシュリー

ネ…ネツァク様。それ以上はお身体に障りますよ。

アシュリー

…部下達も見ていますし。一旦指示をお願いしてもよろしいでしょうか。

ネツァク

ああ、帰って大丈夫です。どうせ、明日も明後日も、こんな日が続くでしょうから…

アシュリー

あまり無理はなさらぬように…おい、お前ら。帰るぞ。

ネビル

…はい。承知しました。

ネビル

ジョージアも、帰るよ。

ジョージア

うん…

ジョージア

ねびる…ちょっと、いたい…

ネビル

あ…ごめん。強く握りすぎたね。

カルディア

…ネツァク。

ネツァク

まだ居たんですね、貴方。

ネツァク

僕は構いませんが…その態度で別のセフィラに接したら、即刻処分されるでしょうね…。

カルディア

構わないよ。というか、管理人はそれを許さないだろうから。

カルディア

…どうして貴方はそんなにも絶望しているの?

ネツァク

…どうせ話しても分からないでしょう。

カルディア

抵抗を諦めるような人間…いや、AI?が上司だなんて、嫌になっちゃうな。

ネツァク

冷やかしなら帰ってください…僕は、貴方みたいな暑苦しい人間は苦手です。

カルディア

……残念。貴方なら分かってくれそうな気がしたんだけど。

カルディア

少なくとも…他人の自由を奪うよりも、貴方はずっとマシだと思うから。

ネツァク

…はぁ。

カルディア

…これ、今日の報告書。

カルディア

だいぶ私のことを気に入ってくれたみたいだけど…安全対策は気をつけたほうがいいかもね。

カルディア

どうせ無意味なんて言わないで…利用すれば、多分使える幻想体だから。悪いやつでもないしね。…私は少し嫌だったけど。

ネツァク

…はぁ、わかりました。検討してみましょう。

カルディア

それじゃあ…そろそろ「私」は切り替わっちゃうだろうし。

ルノン

今日の業務も疲れましたね、あはは…

ミルフィ

うん…でも、楽しかったかも。皆にも会えたし!

ヴェネス

いつも通りではあったがな…夕暮試練なんて、もう鎮圧したくない…

ルノン

それで…その、私にできることはありますか?

ルノン

あ、迷惑ならいいんですけど…すみません!

ミルフィ

ううん、ありがとう、ルノンちゃん!

ミルフィ

それじゃあ、えっと…食堂からお茶でも…

ヴェネス

それくらい自分でやれよ。

ミルフィ

えへへ、冗談、冗談。

ルノン

あっ…その、皆さんのお役に立てることなら、なんでもやりますよ…?

ルノン

(…また、救えない、なんてことにはなりたくないし…)

ルノン

(その為にも、ここで一歩踏み出さないと…!)

ミルフィ

じゃあ、一緒にお茶買いにいこ。ヴェネスも一緒ね!

ヴェネス

はぁ…わかったよ。まったく、ルノンも無理しなくていいんだからな?

ルノン

(無理なんてしてない…し、)

ルノン

(私はみんなを助けるために、少しでも無理しなくちゃいけないんだ…)

ルノン

いいえ!心配しないでください、ヴェネス君!

ルノン

ミルフィちゃんも…今日は疲れたでしょうし、大丈夫です!一人で行けます!

ルノン

もちろん、迷惑じゃなければ…なんだってしますよ!

ミルフィ

あ…ルノンちゃん?

ミルフィ

気持ちは嬉しいんだけど…大丈夫。ルノンちゃんも疲れてるでしょ?

ヴェネス

ああ…ルノンが無理したところで、俺達が気にするだけだしな。

ルノン

いえ…

ルノン

…救えなかったのは、私ですからね。

裏路地では、皆を助けることができなかったから…。

…今度こそ、皆の役に立たなくちゃ。

ミルフィ

それでも…私は、

ミルフィ

ルノンちゃんが居てくれたほうが、嬉しいな。

ルノン

こんな時間ですし、やはり少し混んでますね…やはり私ひとりで来るべきだったでしょうか?

ミルフィ

ううん、混んでるって言っても、せいぜい30人くらいだし?

ヴェネス

ああ…殆ど、オフィサーみたいだな。

ルノン

オフィサー…

ルノン

(…管理人にも、嫌われる存在。)

ルノン

(会社のために大切な業務を行っているのに…直ぐに処分され、追悼さえ行われることのない…。)

ミルフィ

…気にしないほうがいい。都市じゃ、よくあることだと思うから。

ルノン

そ…そうなんですか?

ミルフィ

うん。K社なんて、私達みたいな正規の職員すら…いや、あんまり話すべきじゃなかったかも。

ルノン

そんな…。

ルノン

…巣の中の、特に羽と呼ばれる人間は…裏路地と違って、もっと…。

ミルフィ

…都市で生きていくなら、そんな甘い幻想は捨てるべきかもしれないね。

ヴェネス

まあ…俺達は、所詮機械の中の歯車にすぎないってわけか。

ミルフィ

はは、重い話になっちゃったね?…お茶、取りにいこっか。

ルノン

うん…。

ルノン

(…確かに、甘い甘い夢のような話なのかもしれない。)

ルノン

(でも…私ができることは…。)

ヴィル

あ…ルノン。

カルディア

やっほ〜!後輩くん達。

ルノン

あ…ヴィルさん、こんにちは。カルディアさんも。

ヴィル

…夕暮試練は大丈夫だったか?俺達は担当できなかったから、心配でな…。マルクト様に無茶を言われたりとかは…。

カルディア

そうそう!夕暮試練ってどんな感じだった?やっぱり今までの試練とは…

ヴィル

カルディア、ちょっと静かに…。

ルノン

あ…少し強かったです。幻想体の力を借りてやっと鎮圧できたくらい…でも、マルクト様からの指揮は、特に…。

ヴィル

そうなのか?てっきり、指揮部門が試練の指示を行っているものかと…今までと違って、今回は特に張り切っていたみたいだし。

ヴィル

まあ…無茶振りされなかったなら、良いか。

カルディア

へぇ、興味深い…今度、私も鎮圧に参加できないのかな…。

ヴィル

お前は白夜の世話をしなければならないだろう。

カルディア

う〜ん、そっか…残念だなぁ。

ミルフィ

あ、私達の番…お茶3つ、お願いします。

メイ

かしこまりました。直ぐ用意しますね…

ヴィル

…カルディア、そういえば…他の子達も少し心配だな。

カルディア

ヴィルがそんなこと言うなんて珍しいね!いつもは研究ばっかりなのに!

ヴィル

はは…こいつらを見てると、少し気になって。

ヴィル

ほら、こいつらの同期も…。

カルディア

……。

ヴィル

…カルディア?

メイ

…お待たせしました、どうぞ。

ルノン

ありがとうございます、メイさん!

メイ

…いえ。すべきことをしたまでです。

ルノン

そんな…

ヴェネス

ルノン、後ろが待ってる…行こう。

ルノン

あ…そうですね!ありがとうございました!

ミルフィ

あ〜どうする?ここまで来たんだし、ここで飲んでも…

ルノン

でも…混んでますよ?

ミルフィ

私は大丈夫。それより、部屋まで運ぶほうが…

ヴェネス

まあ…ここで飲むほうが負担にもならないだろ。

ルノン

お二人がそれでいいなら…そうします。

ルノン

(誰かとぶつかる)

ルノン

わっ!?すみません!!あ…お茶…

オリバー

ああ、すまない…弁償しよう。いくらだ?

ルノン

いいえ…!私の不注意ですし…

ヴェネス

ああ。気にしなくて良い…それより、服を汚してしまってすまないな。

オリバー

いいや、気にしてないよ。それより…エージェントかい?随分能力が高いのだろうな。

ルノン

あっ…はい…すみません、なんか。

オリバー

ううん、気にしなくても良い。私達オフィサーは使い捨て以下の存在みたいだけれど…君らには、少し期待しても良いのかな。

ルノン

……。

オリバー

困らせてしまったみたいだね。これ、私の名刺。また何かお詫びさせてくれ。

タシャ

おい、オリバー。もう行くぞ…この子達も困ってるじゃんか。

オリバー

別に浮気とかじゃないから安心しなって…まったく、タシャは可愛いな。

タシャ

ちょ…。

ミルフィ

うーん…愉快そうな人たちだね!

ルノン

そうですね…また会えたらいいんですけど。

ヴェネス

…期待しないほうが良いんじゃないか。明日には処分されているかもしれない。

ルノン

それでも…希望を持つことに、意味はあると思います。

ミルフィ

うーん…そうだといいんだけどね。

CHOCO

今回はめちゃくちゃ短いですね。収集つかなくなりそうだったので、すみません。

CHOCO

長く書くの苦手なんだよね…

CHOCO

オフィサーなので特に紹介はしませんが、この子達もうちの世界の子です。性別が見た目と逆。

CHOCO

最近は鳥籠に熱中しすぎて他の世界の方については全然なので、こういうところで出てきてくれるのは自己満だが嬉しいの。

CHOCO

正直それはどうでもいいですが、受験ですね受験…最近は色々身内にも起こりすぎて忙しい。更新遅いけど許して…

CHOCO

あと夢が終わりましたね…受験早めに終われば課金しようかなと。まあ結果は報告しますね。

CHOCO

血鬼やフィクサーについてだいぶ深まりましたが、後に出てくる職員が血鬼説があるけどそれを取り上げるなら考えるべきことが山積み。

CHOCO

暴力的なので血鬼ということにすると辻褄があうところもありますが、そうすると今度は…という感じで、まとめるのに時間がかかるな。

CHOCO

そこらへんは私の考察力だな…

CHOCO

まあとにかく結構問題が山積みだったりします。応援と感想と意見はとてもたすかります。

CHOCO

沢山考察供給ください定期。短めでしたがありがとうございました…ではまた。

CHOCO

コア抑制はあと5話ほど先ですかね…はあ。業務進めるだけなので書くことが少ないです…第三世代にでも焦点を当てようと思いますが、主人公でもあるジアちゃんの魅せ方がだいぶつらい。ネビル氏は私の癖すぎて描写に勇気がいるので(遺言)

鳥籠の中、彼女の日々〜職員ジョージアのL社での日常〜 ※キャラ崩壊等注意

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

3

ユーザー

ディアの「だいぶ気に入ってくれた」ってのは白夜の事かな? 第三世代に視点を向けるのは超楽しみすぎる私も三限色氏の手助けをできるぐらいには考察したいなぁ〜 ネツァクとディアの会話が好きだしいつか出てくるであろうビナーとかとの会話も見てみたいなぁ〜 今回は“うっぁ”要素少なめでまぁまぁ癒し回(?)やったね(バグって来てる)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚