先生との恋

みんな、進む道は同じ 進む授業、勉強、部活

でも、私は違う

……暗い

暗い、道が分からない、怖い

誰も信じれない、誰も頼れない

息が苦しい、行き場所が分からない

誰か助けて

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟとアラームが鳴る

アラームを止めて、いつも通りの1日が始まる

いつも通り下に降りる

私は父が居ない ……というか、1歳の時に離婚した

いつも通りの学校

いつも通りの廊下

心配されないように、 今日も平気なフリをする

道徳の時間

いつも通り皆と合わせる

そうしたほうが楽だから

辛くないから

放課後の部活

コンクールで最優秀賞を取りたいのか 取りたくないのかの話し合いだ

私は順位なんてどうでもいいと思ってる

でもそんなこと言ったら空気が悪くなって、より雰囲気悪くなるのは知ってる

だから合わせる みんなと

普通じゃないって、思われちゃうから

それぞれパート練をする

あぁ……また合わせちゃった

周りとかどうでもいいじゃん、 言わせとけばいいじゃん

楽しく吹きたいのに、 なんでそんなピリピリするの、

努力なんで人それぞれじゃん、

帰る時

……毎日こんな人生

1人の時が1番楽

風呂上がり、 服を着て部屋に着く

携帯を見る

インスタで推しの投稿を見る

推しを見てる時は私自身でいられる

推しは元気をくれるから

辛くない

そう思う毎日

推しがいれば怖くない

推しは私を見てくれる 認めてくれる 好きでいれる

いつしか推しに依存するようになった

推しに認めて貰いたい 褒めてもらいたい 頼って貰いたい