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流星side
大ちゃんとJr.時代の話で盛り上がっていると... 隣から声をかけられる。
新婦
流星
僕と大ちゃんの話に割り込むかのように、新婦さんから 声をかけられる。
ちょっと...タイミング...って思ったけれど
二人のパーティーだから、ここは新婦さんを立てないと。
流星
新婦
新婦
弟...ね。
近くでよく見るとやっぱり素敵な人。 本当にモデルさんが女優さんみたい。
そして、どこかで見たことがある...?
いや、そんなことない。 こんな素敵な人、忘れるはずないから。
彼女は純白のドレスを身に纏い、 幸せな笑顔を浮かべる。
真っ白な砂糖に溶けていくようなドレス。
僕はオフホワイトのチョコレート。
どこか似ていて、全く違う二人。
大吾
新婦
彼女の性格はちょっとイケイケな感じ。 思ってた感じとちょっと違う。 初対面なのに、距離も結構近くてグイグイ話に入ってくる。 正直...あんまり大ちゃんが好きそうなタイプではない。
大ちゃん、知らないうちに 女の人のタイプ変わったのかな...
それか、この人に別な魅力を感じたとか。
でも、僕よりこの人を選んだっていうことは 紛れもない事実。
この人に魅力で負けたってこと。
ただそれだけ。
大吾
大吾
大吾
大ちゃんが僕にそっと声をかけると...
多分僕の勘違いだと思うけど
隣の新婦さんの視線を 強く感じた気がした。
僕と大ちゃんが仲良くしすぎたのがいけない。
多分それ...だけのこと。
さっきまでは隣で眠っていたのに。 僕だけの大ちゃんだったのに。
僕はみんなと席に戻り、一つ下の世界から 微笑ましい二人を見ることしかできなかった。