しづ
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しづ
⚠️この作品には虐待などの不快な表現が含まれます。 苦手な方はどうかお引き取り下さい。
ただ、妹を守れたらそれで良かった。
ほとけ♀
母(屑)
ほとけ♀
母(屑)
ほとけ♀
見ての通りぼくは実の母から奴隷のような扱いを受けている。
ご飯くらい自分で作れば良いのに…
ほとけ♀
どうせまずいとか言って捨てる癖に…
りうら♀
ほとけ♀
母)りうら〜!こっちおいで〜
ほとけ♀
りうら♀
ほとけ♀
りうら♀
この家は母子家庭
母の金遣いの荒さや不倫が重なり離婚に至った。 それが8年前の8歳の時。 りうちゃんはまだお腹の中だった。
お父さんはせめてぼくの親権だけでもと頑張ってくれたが、母親の方が親権を取りやすいため負けてしまった。
母は唯一の男の子である兄と母似の華やかな顔立ちであるりうちゃんを可愛がり、ぼくは見向きもされなくなった。
父は毎月養育費を払ってくれるが、母と兄の金遣いが荒すぎて文房具すら満足に買えない。
母はりうちゃんをかわいがってはいるがお世話は全部ぼくに丸投げだった。
ぼくの使命はただ一つ。
りうちゃんを守ること
母や兄のようにならないよう、まっすぐ育てりうちゃんに不自由ない暮らしをさせるんだ。
母(屑)
母(屑)
母(屑)
兄(屑)
兄(屑)
ほとけ♀
ほとけ♀
兄に渡されたのはこっそり貯めていたぼくの通帳だった。
将来りうちゃんと家を出るための資金。
ぼくのバイト代の3分の1をコツコツ貯めてきたのに、通帳の金額は1円たりとも残っていなかった。
ぼくはバイトを3つ掛け持ちしている。
1つは学校近くの裏路地にある知る人ぞ知るって感じのカフェ
そして今から行くレストランのウェイター。 ここはぼくの事情を話すと高校生だけど夜間の労働に目を瞑ってくれた。
3つ目は早朝のコンビニバイト
りうら♀
ほとけ♀
りうら♀
ほとけ♀
りうら♀
ほとけ♀
りうら♀
ほとけ♀
りうら♀
ほとけ♀
りうら♀
ほとけ♀
りうら♀
ほとけ♀
毎日の睡眠は4時間取れたら良い方だし、勉強の時間すらまともに取れない。
けど、りうちゃんが居るからどんなに辛くても頑張れるんだ。
ほとけ♀
実父
ほとけ♀
ほとけ♀
♡1000で2話出します!
コメント
2件
(っω<。)クゥッ…泣けるッ!次回が楽しみすぎます!!😭💕💕