俺たちが扉を開けた その先に広がっていたのは…。
奏
んだよここ…
弥生
…
奏
…人…形?
弥生
…ここは僕の趣味の部屋…
奏
は、?
弥生
…僕はずっとみんなに隠していたんだ。
…僕は本当は可愛いものが大好きで…人形とか作ったり…洋服を作ったりするのが好きなんだ…
でもそれを話すと…みんな気持ち悪がって…僕に近寄らなくなった…やがて虐められるようになったんだ…。男のくせに…って…だから…僕は兄さんや皆も…このことを知ったら離れると思って…だから…だから…。
…僕は本当は可愛いものが大好きで…人形とか作ったり…洋服を作ったりするのが好きなんだ…
でもそれを話すと…みんな気持ち悪がって…僕に近寄らなくなった…やがて虐められるようになったんだ…。男のくせに…って…だから…僕は兄さんや皆も…このことを知ったら離れると思って…だから…だから…。
奏
…んだよ!それっ!!
ビクッ…
弥生
ご、ごめんなさ…
奏
んな事で離れるわけねーだろ!!
弥生
え、、?
奏
馬鹿かお前は!!!
奏
俺がそんなことで離れるとか
本気で思ってんのかよ?!
本気で思ってんのかよ?!
弥生
…だ、だって…
奏
周りのヤツらはどうか知らねーけど!
俺はお前のことをホントの弟だと思ってるし
何より俺が守りてぇって思ってんだよ!!
それを何だよ!!
勝手に決めつけやがって!!
俺がいつお前から離れるっった?!
んな事しねーよ!!
俺はお前のことをホントの弟だと思ってるし
何より俺が守りてぇって思ってんだよ!!
それを何だよ!!
勝手に決めつけやがって!!
俺がいつお前から離れるっった?!
んな事しねーよ!!
弥生
に、、兄さん…
弥生
…っ…
わああああ…。
弥生
僕、僕っ…ずっと…
ずっと怖かった…。
ずっと怖かった…。
奏
ん
弥生
僕、、僕っ…。
弥生
兄さん達から…ひくっ…きら、嫌われるんじゃ…ないか…って…
奏
ん、分かったから泣きやめ。
話はちゃんと聞くから
話はちゃんと聞くから
奏
…大丈夫
もう大丈夫だから
もう大丈夫だから
ぎゅ…。
奏
大丈夫
大丈夫…
俺には全部話していいし
何ならそんな隠して作ることなんかねーから…
だから、な??もう泣き止んでいいんだぞ?
俺はお前がどんな趣味だろーと離れねーし
何だったらお前をバカにするヤツらがいたら
ぶん殴ってやるからさ!
大丈夫…
俺には全部話していいし
何ならそんな隠して作ることなんかねーから…
だから、な??もう泣き止んでいいんだぞ?
俺はお前がどんな趣味だろーと離れねーし
何だったらお前をバカにするヤツらがいたら
ぶん殴ってやるからさ!
弥生
ありがとう…ありがとう…っ。
奏
…っし!!
奏
今から皆で
気晴らしに買い物でも行くか!!
気晴らしに買い物でも行くか!!
朝陽
そうだな!
弥生
いいの、、?
奏
ったりめーだろ!!
奏
っし!!今日は俺がどこにでも連れてってやるよ!
朝陽
俺もだ
弥生
ありがとう…2人とも…
こんな事ならば もっと早くに2人には話しておけばよかったと思った それに兄さんや朝陽さんの優しさに触れて もう一度人を信じてみてもいいなと思った… ありがとう…兄さん…
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