深澤辰哉
みんな聞いて‼️
深澤辰哉
俺ね。わら
宮舘涼太
どうした?
岩本照
ん?
向井康二
なんや?ふっかさん
目黒蓮
どうしました?
深澤辰哉
俺屋上に行ったの
深澤辰哉
そこに三つ編みの子がいたの
深澤辰哉
俺は、三つ編みの先客に声をかけてしまった。
渡辺翔太
それがどうした?
深澤辰哉
「ねぇ辞めなよ」
佐久間大介
その子がどうしたでやんすか!!
阿部亮平
確かに
宮舘涼太
まさか飛び降りようとしてたとか?
阿部亮平
なるほどね
ラウール
え?!なんでそんなことするの?
岩本照
まぁ有り得るね
向井康二
せやな
深澤辰哉
口をついて出ただけ
深澤辰哉
ホントはどうでもよかった
深澤辰哉
(先を越されるのが、何となく癪だった)
渡辺翔太
いやだめだろ
深澤辰哉
三つ編みの子は語る
深澤辰哉
どっかで聞いたようなこと
深澤辰哉
「運命の人だった、どうしても愛されたかった」
深澤辰哉
俺ね言ったの‼️わら
目黒蓮
なんて言ったんですか?
深澤辰哉
ふざけんな!
深澤辰哉
そんな事くらいで
深澤辰哉
(俺の先を越そうだなんて!)
宮舘涼太
そんな事って...
深澤辰哉
欲しいものが手に入らないなんて
深澤辰哉
奪われたことすらないくせに
ラウール
ふっかさんあるの?
深澤辰哉
「話したら楽になった」
深澤辰哉
って、三つ編みの子は消えてった
向井康二
よかったやん!
岩本照
よかったね
深澤辰哉
さあ、今日こそは
深澤辰哉
(と靴を脱ぎかけたらそこに)
阿部亮平
今日こそは?
深澤辰哉
背の低い女の人に、また声をかけてしまった
佐久間大介
ふっかも小さいでやんす!
ラウール
佐久間くんはもっと小さいでしょww
佐久間大介
なにっ!?
深澤辰哉
背の低い子は語る
深澤辰哉
学校での孤独を
深澤辰哉
「無視されて、奪われて、いばしょがないんだ」
深澤辰哉
って
深澤辰哉
また俺は言ったの!わら
深澤辰哉
ふざけんな!
深澤辰哉
そんなことくらいで
宮舘涼太
そんなことではないでしょ
深澤辰哉
(俺の先をこそうだなんて)
深澤辰哉
それでも、家では愛されて
深澤辰哉
温かいご飯もあるんでしょ?
深澤辰哉
「お腹がすいた」
深澤辰哉
と泣いて背の低い子は消えてった
目黒蓮
よかったですね
深澤辰哉
そうやって何人かに
深澤辰哉
声をかけて、追い返して
阿部亮平
ふっか大丈夫?
岩本照
大丈夫か?
向井康二
ふっかさん大丈夫?
目黒蓮
ふっかさん大丈夫っすか?
深澤辰哉
(俺自身の痛みは誰にも言えないまま)
深澤辰哉
初めて見つけたんだ
深澤辰哉
(似たような悩みの子)
ラウール
どんな子なの?
深澤辰哉
何人目かに会ったんだ
深澤辰哉
黄色いカーディガンの子
宮舘涼太
ふっかも黄色いカーディガン着てるよね...
岩本照
(誰かに似てる?)
深澤辰哉
家に帰る度に
深澤辰哉
増え続ける痣を
深澤辰哉
消し去ってしまうため
深澤辰哉
ここに来たのと言った
深澤辰哉
口をついて出ただけ
深澤辰哉
ホントはどうしてもよかった
深澤辰哉
思ってもいないこと
深澤辰哉
でも、声をかけてしまった
宮舘涼太
これって.....
ねぇ、やめてよ
いわだて
ふっかに似てる...
だていわふか。以外
えっ!?
深澤辰哉
あぁ、どうしよう
深澤辰哉
この子は止められない。わら
宮舘涼太
ふっかどこにいるの?!
深澤辰哉
俺に止める資格がない
向井康二
ふっかさん!!
深澤辰哉
それでも、ここからは消えてよ
深澤辰哉
(君を見ていると苦しいんだ)
岩本照
ふっか!!
ラウール
ねぇふっかさんどこなの?
阿部亮平
お願い。教えて
深澤辰哉
「じゃあ今日はやめておくよ」
深澤辰哉
って目を伏せたまま消えてった
佐久間大介
ふっか!家族と同じだろ?教えてくれよ!!
目黒蓮
ふっかさん!
渡辺翔太
おいふっか!
深澤辰哉
今日こそは誰もいない!
宮舘涼太
ふっか...お願い
深澤辰哉
俺独りだけ
岩本照
ねぇふっか
深澤辰哉
誰にも邪魔はされない!
深澤辰哉
邪魔してはくれない
深澤辰哉
カーディガンは脱いで
宮舘涼太
ふっか!!
岩本照
辰哉やめろ!
深澤辰哉
背の低い俺は
向井康二
お願いやでやめて!
ラウール
いやだ!いやだ!ふっかさん
深澤辰哉
今から
飛びます(*^^*)







