TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

もしも魔法が使えたなら。

一覧ページ

「もしも魔法が使えたなら。」のメインビジュアル

もしも魔法が使えたなら。

1 - もしも魔法が使えたなら。

♥

100

2019年11月22日

シェアするシェアする
報告する

もしも僕に魔法の力が宿ったら、 どうなるのだろう。

そしたらきっと、

まずは君を、迎えるための準備を して、それから…

君と一緒に

きっと、

君と一緒に居るだろう。

君は、 優しくて、

可愛くて、

天使みたいで、 それでいて 小悪魔みたいで。

そして誰よりも、

誰よりも…

ウソつきだ。

…の…で…っ…!

え?

聞こえるはずのない 君の声に胸が小さくときめく。

あなたの…で…っ…!

あなたのせいでっ…!

あ…。

デジャヴだ。

反射的に思った。

あのときの、 涙で顔を濡らした 君の姿と重なる。

君との思い出が 一瞬、 走馬灯のように駆け抜けていく。

君は僕の前から消えたはずなのに、

なのに、どうして 君の声が聞こえるんだろう。

…なんだ。

小さくつぶやく。

決まってるだろ。

君が消えたのは、

君が死んだからだ。

もう、一年経つのに。

なのにどうして、 事実を受け入れられないのだろう。

君がいなくなって、

僕の世界には 色がなくなった。

何度も死のうとした。

でも、

まるで君が止めているかのように 君のもとへいくことが できなかった。

最近、あの夢ばっかだな。

つぶやいた。

あの頃の君がしたように、 坂道を駆け下りる。

そんなことをして、 君が帰ってくるはずがない。

自分でハハッと笑う。

バカだなぁ…。

その声は晴天の空に吸い込まれて いって、誰の耳にも届くことは 無かった。

もしも、 なんてバカなことを考えてしまう。

でも、

でも、もしも。

僕に魔法が使えたなら。

きっと、

もう一度君と笑い合うことを 僕は望む。

この作品はいかがでしたか?

100

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚