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*?国*

兄さん

あぁ、この内容で頼む

mb

毎度ありがとうございました!

兄さん

(ひとまず、これで今回の入荷分は終わりか)

彼は我々国幹部、兄さん。 彼は本部に留まらず、世界中を旅し、良い武器を集め国に入荷している

彼の部隊は、他の部隊と異なり人数が少なくそれぞれ武器の担当が決まっている

レイアピ、大剣、細剣、槍、銃、弓などなど、様々な武器があるため、性能が革新的に判断できる武器のスペシャリストが揃う部隊だ

最近、入隊した新人は主に銃の性能を熟知している その為、銃専門の兄さんと新人で武器屋に入荷を頼んでいる

隊長、入荷手続き終わりました

兄さん

あぁ、ありがとう

彼はユウと言い、父親が武器商人だったそうで、部隊の中で知識が豊富などころか銃に関しては初見な物でも軽々扱う

まさに、この部隊は彼の独壇場だ

ユウ

これで終わりな感じですか?隊長

兄さん

あぁ、そうだな

兄さん

予定通り、帰れそうだ

本部に3週間後に帰れると連絡を入れているので、後は安全に帰るだけだ

mb

お話中すみません!

兄さん

どうした

mb

山賊です!かなり数が多く、処理が追いつきません!

兄さん

相手の武器は

mb

斧です。こちらも対応してますが、武器が扱いきれていません

ユウ

隊長、とりあえず現状確認をしましょう

兄さん

そうだな

兄さん

案内しろ

mb

はい!こちらです!

バタバタと走り出し、現場に着く

獣の皮を剥いで出来た服を着て斧をぶん回し暴れている山賊たち

部下たちもそれなりに応戦しているが、慣れない武器と戦いに苦戦しているみたいだ

兄さん

(斧の使い手相手に、どうすれば!)

兄さん

(打開策は・・・)

ユウ

はぁ〜『職務放棄』ですよ

ユウ

先輩

兄さん

えっ?

小声で呟いたつもりのユウの声を兄さんの耳が拾う

確かに、ユウは新人とあって先輩は多くいるが、誰も職務放棄はしていない

そもそも、この部隊は武器を集めるのが仕事で戦闘を専門とする部隊では無い

すると近くの木から1本のレイアピが飛び出し、山賊の1人に突き刺さる

兄さん

!?

別に『対象』の危機じゃないんだから、良いだろ

突然現れた男は山賊から突き刺さったレイアピを勢いよく引き抜く

部下もほかの山賊も呆気にとられている

お前ら、絶対タイミング違うだろ

まぁ想定内だ

対象とその部下を連れて下がれ

“俺が守ってやるよ”

男はニヤリと笑った

放たれている殺気は恐怖を感じず、何処かの安心する気配だった

兄さん

お前は、一体

ユウ

隊長、従ってください

ユウ

他の皆さんもこちらに!

何か知っていそうなユウの指示に従い後ろに下がる

山賊は標的を変えて、レイアピを持っている男に襲いかかる

遅い(ダッ

地面を蹴る音と共に山賊達は地に伏せていた。

男はレイアピをくるくる回し、刃についた血は払っている

兄さん

(動きが見えなかった)

兄さん

(あのスピード、ゾムと同等)

兄さん

(いや、それ以上か?)

おつかれ

ユウ

お疲れ様です

対象に怪我なし。搬入予定の武器にも傷一つ付いてないからな

ユウ

ありがとうございます

山賊を一掃した男は、一瞬のうちに姿を消した

兄さん

・・・

兄さん

説明しろ、ユウ

ユウ

僕が通ってた軍学校の先輩ですよ

ユウ

今はフリーの武器屋をしているらしくて、僕が銃の発注をしたのでまだ近くにいたんでしょう

ユウ

あれでも、戦闘経験はありますし

mb

本当に知り合いか?

mb

隊長の事を『対象』と言ったんだ

mb

何処かの差し金かも知れないだろ

ユウ

それは先輩の言い方が悪いですよw

ユウ

それに何処かの差し金なら、山賊の騒動と合わせて隊長を狙うでしょう

ユウ

敵国にとって絶好のチャンスなんですから

ユウ

「俺が守ってやるよ」なんて、敵に向かって言いますか?

mb

そ、それは

兄さん

もう良いだろ

兄さん

ユウ、本部に着いたら話す事がある

ユウ

わかりました

ユウ

武器の搬入が終わり次第、隊長のお部屋に行かせて頂きます

ユウはニッコリ笑った

その顔は何処か胡散臭い顔だった

兄さん

とりあえず、怪我人の手当をして、優先的に馬車に乗せろ

兄さん

ユウは絶対に1人になるなよ

「「了解しました!」」

それでは、また後ほど(ボソッ

森が拾う声 誰が呟いたのか誰も分かりはしない

ふたつの主役第1章~混じり合う存在~

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