悠音
どうも、筋トレしすぎて
悠音
筋肉痛がヤバい悠音です
悠音
ってことでまた、書いていきます
悠音
ってことでスタート!
ある日の授業後
猫宮
はぁ…疲れた!ないこ!お昼一緒に食べん?
乾
え、いや(即答
猫宮
そんな、即答せんでもええやん…っていうか今日静かだったよ⁉
乾
あ…
忘れてた…もうこれは、言い逃れできないよな この人めっちゃ目キラキラさせてるし…
乾
うん…いいよ
猫宮
ほんとっ⁉じゃあ屋上行こっ!
乾
うん…
猫宮
ふー…疲れた
乾
猫宮のせいじゃん
猫宮
あ、確かに…ごめん
分かって謝っているのか…だが、彼の眉尻が少し下がっている …全く、俺は全然体力ないのに なんで、いちいち屋上に来るんだか…
乾
…いいや、ご飯食べよ?
猫宮
…そうだね!
乾
…?
なぜだろうか、少しの間、彼の笑顔が消えたような… 悲しそうな顔をしていたような…気のせい、なのか
猫宮
っていうか、ないこっていつも俺のこと”猫宮”って呼ぶよね
乾
だって、それが一番普通だから…
猫宮
俺の事まろって呼んでよ、そっちの方が俺はいいんだけど
乾
なんで?皆も猫宮って呼んでるじゃん…?
猫宮
なんか、堅苦しいからほんまは嫌なんよ
乾
じゃあ、なんで俺に?
猫宮
…ないこは、俺のこと嫌い?
乾
…え?
猫宮Side
乾
…え?
ないこの戸惑う顔、俺も正直こんなこと言いたくなかった
本当はずっと気になってた 毎日、話しかけてもあまり反応してくれない ずっと、曖昧に相槌を打って俺に、無理に あわせてくれてるんじゃないかって
乾
なんで…そう思ったの?
猫宮
だって、いつも俺ないこにさ、付きまとってばっかりやから
こんなやつ…嫌いかな、って…
こんなやつ…嫌いかな、って…
自分で言いながらも、本当に辛かった 笑顔にしたくてしていたことが、逆に彼を 笑顔にできないんじゃないか、むしろ 笑顔にならないんじゃないかって、本当は怖かった
猫宮
嫌いやったら…はっきり嫌いって言ってくれて、いいよ?
乾
……
ないこはうつむいたまま やっぱり、こんな俺みたいなやつは嫌いだろうか
猫宮
…ごめんな!いきなり、こんなこと言って…気にせんといて?
乾
べ、別に…俺は…
猫宮
…俺は?
乾
俺は…ま、まろみたいな人、嫌いじゃないよ…?
猫宮
…へ?
今はちょっと脳内が混雑中、なにも考えられない
猫宮
ごめん、今なんて?
乾
だから!俺は、まろみたいな人嫌いじゃないよ?って、言った…
猫宮
……
乾
まろ…?大丈夫?
猫宮
…ははっw
乾
え?
なぜか知らないが、笑っていた 安心したのか、ホッとしたのか、はたまたないこが 可愛かったからなのか、自然と笑みがこぼれてきた
乾
まろ…?ほんとに大丈夫?
猫宮
はぁ…いや大丈夫、めっちゃ大丈夫w
乾
俺、なんか変だった?
猫宮
ん?いや?まぁいいや、これからもよろしくな!
乾
え、うん?
猫宮
ご飯食べよ!
乾
そうだね
よかった、彼が俺の事を嫌いにならなくて これからも、いつも通り話しかけていこうと思う
絶対に、君を笑顔にする!