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無口な君に限りない花を

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無口な君に限りない花を

4 - #お昼のちょっとした出来事

♥

227

2023年06月19日

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悠音

どうも、筋トレしすぎて

悠音

筋肉痛がヤバい悠音です

悠音

ってことでまた、書いていきます

悠音

ってことでスタート!

ある日の授業後

猫宮

はぁ…疲れた!ないこ!お昼一緒に食べん?

え、いや(即答

猫宮

そんな、即答せんでもええやん…っていうか今日静かだったよ⁉

あ…

忘れてた…もうこれは、言い逃れできないよな この人めっちゃ目キラキラさせてるし…

うん…いいよ

猫宮

ほんとっ⁉じゃあ屋上行こっ!

うん…

猫宮

ふー…疲れた

猫宮のせいじゃん

猫宮

あ、確かに…ごめん

分かって謝っているのか…だが、彼の眉尻が少し下がっている …全く、俺は全然体力ないのに なんで、いちいち屋上に来るんだか…

…いいや、ご飯食べよ?

猫宮

…そうだね!

…?

なぜだろうか、少しの間、彼の笑顔が消えたような… 悲しそうな顔をしていたような…気のせい、なのか

猫宮

っていうか、ないこっていつも俺のこと”猫宮”って呼ぶよね

だって、それが一番普通だから…

猫宮

俺の事まろって呼んでよ、そっちの方が俺はいいんだけど

なんで?皆も猫宮って呼んでるじゃん…?

猫宮

なんか、堅苦しいからほんまは嫌なんよ

じゃあ、なんで俺に?

猫宮

…ないこは、俺のこと嫌い?

…え?

猫宮Side

…え?

ないこの戸惑う顔、俺も正直こんなこと言いたくなかった

本当はずっと気になってた 毎日、話しかけてもあまり反応してくれない ずっと、曖昧に相槌を打って俺に、無理に あわせてくれてるんじゃないかって

なんで…そう思ったの?

猫宮

だって、いつも俺ないこにさ、付きまとってばっかりやから
こんなやつ…嫌いかな、って…

自分で言いながらも、本当に辛かった 笑顔にしたくてしていたことが、逆に彼を 笑顔にできないんじゃないか、むしろ 笑顔にならないんじゃないかって、本当は怖かった

猫宮

嫌いやったら…はっきり嫌いって言ってくれて、いいよ?

……

ないこはうつむいたまま やっぱり、こんな俺みたいなやつは嫌いだろうか

猫宮

…ごめんな!いきなり、こんなこと言って…気にせんといて?

べ、別に…俺は…

猫宮

…俺は?

俺は…ま、まろみたいな人、嫌いじゃないよ…?

猫宮

…へ?

今はちょっと脳内が混雑中、なにも考えられない

猫宮

ごめん、今なんて?

だから!俺は、まろみたいな人嫌いじゃないよ?って、言った…

猫宮

……

まろ…?大丈夫?

猫宮

…ははっw

え?

なぜか知らないが、笑っていた 安心したのか、ホッとしたのか、はたまたないこが 可愛かったからなのか、自然と笑みがこぼれてきた

まろ…?ほんとに大丈夫?

猫宮

はぁ…いや大丈夫、めっちゃ大丈夫w

俺、なんか変だった?

猫宮

ん?いや?まぁいいや、これからもよろしくな!

え、うん?

猫宮

ご飯食べよ!

そうだね

よかった、彼が俺の事を嫌いにならなくて これからも、いつも通り話しかけていこうと思う

絶対に、君を笑顔にする!

無口な君に限りない花を

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