A.M5:00
北斗
昨日の事を思い出して 全然眠れなかった。 あの横顔を思い出す。
着替えを済ませたら 下に降りた
下に降りると 母さんがいた。 こんな早いんだなんて思った。
北斗
北斗ママ
北斗
北斗ママ
こんな他愛もない挨拶をし
俺の1日が始まった。
ご飯を食べていても、 勉強していても 何をしていても。
思い浮かぶのはやっぱり あの横顔だった。
北斗
そんな事思い出して。 連絡先を追加した。
北斗
そうだ、昨日名前を言わず 話してた。 きっとこれはあの人の名前だろう。 今日会ってもいいだろうか?
北斗
気付いたらそんな事を送っていた。 そう簡単には既読がつかないだろう
昨日と同じように、屋上へと 向かおうと思った。
ピコン
大我
余り友情関係がない俺が こんな時間にメールが入ることが無かった
“樹かな、“ふっか”? それとも“佐久間”?
と数少ない友人を想像して 液晶をタップする
すると、思った人と違う
上には追加ブロックの二択の文字と 1番左には。
大我
頭にはてなマークが浮かんだ
思い出した昨日の人だ ID交換したんだっけな?
大我
北斗
今日?まあいっか
大我
流石に外で話すのは暑すぎだし 家に呼んだ
大我
大我
北斗
初対面なのに気付けば 誘っていた。
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